Archive for category テーマ

Date: 2月 4th, 2014
Cate: ラック

ラックのこと(その6)

ヤマハのGTR1B一台に対してオーディオ機器一台という使い方をしていたわけだが、
GTR1Bのどこにオーディオ機器(アンプ、CDプレーヤー、アナログプレーヤー)を置くのかでも、音は変化する。

天板に置くのか、それともGTR1Bの中に置くのか。
このふたつの置き方による音の違いは、決して小さくはない。

天板に置けば、オーディオ機器の周りは開放空間であるのに対し、
GTR1B内部に置けば、開放管の中に置くわけで、オーディオ機器の前後のみが開放だが、
他はラックによって囲まれている状態であり、このことが音に影響している。

どちらの音を良しとするのかは、人によって、聴く音楽によって異るだろうが、
音がすっと拡がってくれるのは、天板に置いた場合である。

だからステレオサウンド試聴室では常に天板にオーディオ機器を設置していた。

細かいことを書けば、天板のどの位置に置くのかでも、音は変化していく。

試聴室は、試聴のための場であり、そのための準備(設置)が要求されるわけだから、
オーディオ機器はGTR1Bの中央にくるのを基準としていた。

これはあくまでもアンプ、CDプレーヤーなどの筐体を上から見た際に、
前後、左右が均等になるように置く、ということである。

Date: 2月 3rd, 2014
Cate: 程々の音

程々の音(その21・補足)

その21)を書きながら、
コントロールアンプに関しては、他にもいい候補がありそうな気がするけれど……、
思い出せないもどかしさがあった。

なんだろうな、何があったか、としばらく思い出そうとしていた。
やっと先ほど思い出せた。

プレシジョン・フィデリティのコントロールアンプC4である。
C4は1978年に登場している。
ゴールド仕上げのフロントパネルをもつ管球式アンプである。

プレシジョン・フィデリティは、スレッショルド社長のプライヴェートブランドだったらしい。
価格は550,000円だった。

C4の製品寿命は短かった。
ローコストモデルのC7は聴く機会があったけれど、C4はなかった。

ステレオサウンド別冊「コンポーネントステレオの世界 ’79」の巻頭記事、
「’78コンポーネント界の動向をふりかえって」のなかで、瀬川先生が書かれている。
     *
プレシジョン・フィデリティのコントロールアンプは、管球特有の暖かい豊かさに、新しい電子回路の解像力の良さがうまくブレンドされた素晴らしい音質と思った。残念な点は、パネルフェイスが音質ほどには洗練されていない点であろう。そのことが残念に思えるほど逆に音はすばらしい。アキュフェーズC240と並んで、78年度注目のコントロールアンプといえそうだ。
     *
このC4とマイケルソン&オースチンのTVA1の組合せは、どんな音を聴かせてくれただろうか……。

Date: 2月 3rd, 2014
Cate: ラック

ラックのこと(その5)

ヤマハのラックGTR1Bは、その形からもわかるように、一種の開放管であり、
つまりは開放管としての共鳴・定在波の発生があり、
これを抑えることも、GTR1B固有の音を和らげることにつながっていく。

具体的にはステレオサウンド試聴室ではラック内に、天然素材の吸音材を入れていた。
吸音材といえば、すぐにグラスウールを思い浮べる人もいるけれど、
聴感上のS/N比的にはグラスウールは不適であり、天然素材の吸音材でなければならない。

あまり入れ過ぎてうまくいかないところがあり、
適度の量(意外に少ない量である)は自分で見つけて行くしかない。
最初は思い切りラック内を満たすほどに入れてみればいい。
その状態の音と、何も入れていない状態の音、ほんの一枚だけ入れた状態の音、
中間ぐらいに入れた音、それぞれの音を聴いたうえで、増やしたり減らしていく。

GTR1Bは木製の開放管である。
板厚は50mmだし、素材は一種類。
それゆえに固有音があるところに集中しやすいともいえるが、
逆にとらえれば、固有音が分散されにくいわけであり、
固有音の正体(どの帯域にそれがあるのか)をしっかりと見極めれば、
その対策(固有音を和らげること)は、それほど難しくはない、といえる。

複数台のGTR1Bをぴったりとつけずに離して置くのも、問題を複雑化しないためである。
だからステレオサウンド試聴室では棚板を使うことは一度もなかった。
ラック内部に、何かモノをいれるということもやらないようにしていた。

あくまでも天板にオーディオ機器を置く、ただそれだけのために使っていた。

Date: 2月 3rd, 2014
Cate: カタチ

趣味のオーディオとしてのカタチ(その5)

アルテックの同軸型ユニット604シリーズは、
中高域のホーンがウーファーの前面に配置されている。
604-8Gまではマルチセルラホーン、604-8H以降はマンタレーホーンという変更はあるものの、
ホーンがユニットのセンターに、このユニットが同軸型であることを誰の目にも明らかなように、
存在感たっぷりに、そこにある。

これだけの大きさのモノがウーファーの中心、その前面にあるということは、
音響的には不利といえる。

タンノイの同軸型ユニットは、
アルテックのストレートコーンに対しカーヴドコーンを採用し、
ウーファーのコーンをホーンの延長として利用するという設計であるために、
604のようにホーンが前面に張り出してはいない。

タンノイの古いカタログが、インターネットで見ることができる。
それらの中には、アルテックの同軸型との比較で、
ホーンが前面にないため、タンノイの同軸型が音質的に有利であることを示す図が載っている。

アルテックと同じアメリカの、もうひとつの代表的な同軸型ユニット、
ジェンセンのG610もタンノイと同じようにウーファーの前面にホーンを設けていない。

タンノイの指摘に頼らなくとも、
604シリーズのホーンそのものが音質に影響を与えることぐらいは、容易に想像できる。

そんなことはわかったうえで、それでも604シリーズの外貌(カタチ)は、いいと感じてしまう。

Date: 2月 3rd, 2014
Cate: audio wednesday

第37回audio sharing例会のお知らせ(マークレビンソンに何を求めていたのか)

今月のaudio sharing例会は、5日(水曜日)です。

別項で書いているように、久しぶりにマークレビンソンのLNP2を聴く機会があった。
バウエン製モジュールとマークレビンソン製モジュールも比較できた。

LNP2が登場して40年が経つ。
LNP2はいうまでもなくトランジスターアンプである。
進歩の激しいトランジスターアンプの流れにおいて、40年前のアンプを聴いて感じることは、
どういう意味があるのか、それとも意味などないのか。

1970年代の後半、マークレビンソンからの新製品には、特別な感情を抱いていた。

新製品は、マークレビンソン以外の会社から数多く登場していた。
その中にあってマークレビンソンの新製品に何を求めて、何を期待して、何を見ていた(聴いていた)のか。

それに関係することでオーディオにおけるニューウェーヴとは、どういうことなのか。
はたしてマークレビンソンはニューウェーヴだったのかどうか。

時間はこれまでと同じ、夜7時です。

場所もいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 2月 2nd, 2014
Cate: カタチ

趣味のオーディオとしてのカタチ(その4)

アルテックの604の開発にはランシングも携わっていることを知っていれば、
ランシングが自殺しなければ、JBLという会社の経営がうまくいっていれば、
JBLからも同軸型ユニットが登場したかもしれない、と夢想してしまう人は私の他にもきっといるはず。

どんな同軸型ユニットになったであろうか。
ベースとなるウーファーはD130であり、中高域は175DLHであってほしい、とおもう。

いま目の前にHarknessがあって、そのバッフル板にはD130と175DLHがついている。
だからこそ、そんな同軸型ユニットの姿を想像してしまう。

604とD130とどちらも15インチだが、コーンの頂角が大きく違う。
だからD130+175DLHから構成される同軸型ユニットの姿は、604とはずいぶん違うものになる。

D130+175DLHの場合、どれだけホーンレンズを張り出させるかによって、
ユニットの印象は変ってくる。
あまり前に張り出させずに、
D130のセンターのアルミキャップがそのまま175DLHのホーンレンズに置き換えられたのであれば、
なかなかスマートな外観で、同軸型ユニットとはすぐにはわからない人も出てくるかもしれない。

音も見た目も、604とは異る同軸型ユニットに仕上っていたはずだし、
私が思い描いているとおりの同軸型ユニットままで登場していたら、
604よりも、デザインに関しては高く評価することになった、とおもう。

それにくらべるとマルチセルラホーンの604シリーズは、いわば武骨なところがある。
洗練された、とは言い難い。
なのに、604を正面からみると、いいカタチしてるな、とおもうのは、私が男だからなのか……、
そうも思ってしまう。

Date: 2月 2nd, 2014
Cate: 新製品

新製品(その3)

JBLのHarknessに、トーレンスのTD224、
それからJBLの2441+2397、
他にもずいぶん以前のオーディオ機器が手元にあり、それで音楽を聴いている。

このブログでは、JBLの4343、マークレビンソンのLNP2について、何度も書いている。
これからも書いていくであろう。

だからといって、ヴィンテージ機器、ヴィンテージ・オーディオとか、
最近でそう呼ばれるようになった、そういう時代のオーディオ機器だけが好きなわけではない。

新しいオーディオ機器が好きだし、むしろ、古いオーディオ機器よりも好きなところがある。
それにHarknessにしろ、TD224にしろ、
これらのモノが登場したときには、新製品であった。

いまでは古くなってしまったオーディオ機器であっても、
新製品だった時が、かならずあった。

この項のタイトルは「新製品」にした。
新製品を紹介するためのタイトルではなく、
「新製品」とは、について書いていくためのタイトルである。

Date: 2月 1st, 2014
Cate: 新製品

新製品(その2)

ステレオサウンド 56号の「Best Products 話題の新製品を徹底解剖する」の扉をめくると、
そこにはトーレンスのリファレンスがあらわれる。

トーレンス
リファレンス
¥3,580,000

これらの文字が続いて目に入り、

超マニア用「トーレンス・リファレンス」はたいへんな製品だ。すごい可能性、すごい音質、そしてその偉容

という見出しがあり、そこには瀬川冬樹の文字もあった。

このリファレンスの記事は8ページあった。

このリファレンスの記事だけでも、それまでの新製品紹介のページと、
56号からの「Best Products 話題の新製品を徹底解剖する」が大きく違っていて、
「Best Products 話題の新製品を徹底解剖する」が「あたらしいページ」であることを実感できた。

リファレンスについての瀬川先生の文章もいい。

リファレンスという、
当時のアナログプレーヤーの多くとは決定的に異る偉容をもつプレーヤーにふさわしい。

55号までのスタイルでの新製品紹介であっても、
リファレンスのすごさは伝わってきたであろうが、
ここは瀬川先生以外誰がいたであろうか。

そして56号から新製品紹介のページを大きく変えたのは、
リファレンスが登場してきたからではないのか──、そんなことさえ思ってしまう。

Date: 1月 31st, 2014
Cate: 新製品

新製品(その1)

ステレオサウンドの新製品の紹介記事は時代によって変化してきている。
私が読みはじめたのは41号からで、
この時代の新製品の紹介は井上先生と山中先生のふたりが担当されていて、
スピーカーシステム、アンプ関係、プレーヤー関係と大きく三つにわけられていて、
まずその号での新製品の動向について語られ、
つづくページで個々の製品について書き原稿であったり、対談であったりしていた。

このやり方が大きく変ったのは、56号からである。
56号から新製品の紹介記事にカラーページが使われるようになった。

そしてカラーページには「Best Products 話題の新製品を徹底解剖する」、
モノクロページには「Pick Up 注目の新製品ピックアップ」とそれぞれタイトルがつけられている。

「Best Products 話題の新製品を徹底解剖する」の扉には、こう書いてあった。
      *
あたらしい、すぐれた製品との出会いは、私たちにとって、いつもドラマティックな体験です。心おどろせ、胸はずませて、あたらしい出会いを待ち受け、そして迎えるさまは、とうていマニアでない人びとには理解してもらえないでしょう。
そのマニアの中のマニアともいうべき、本誌筆者の方々に、毎号いちばんあたらしい、いちばん感動的な出会いについて書いていただこうというのが、このあたらしいページです。
やがて月日が経つとともに、それぞれの方々の出会いの歓びの鮮度は色あせていくかもしれません。あるいは、使いこんでいくうちに、日ましにその製品がもたらす歓びは色濃くなっていくかもしれません。
でも、それぞれ筆者自身にとっての、いまの真実は、ここに記されているとおりです。
     *
文末に(編集部)とある。
新製品の紹介ページの扉の文章だから、読んでいないという人がいても不思議ではない。
読んでいても、さらっと読んだくらいで、どんなことが書かれていたのかなんて、
まったく憶えていない人も少なくないだろう。

あまり日の目をみないところに書かれた文章ではあるけれど、
当時読んでいてもいい文章だと思ったし、いまあらためて読み返してみて、
こうやってキーボードで入力してみても、さりげないけれど、いい文章だと思っている。

Date: 1月 30th, 2014
Cate: オリジナル

オリジナルとは(続々トーレンスTD224のヘッドシェル)

ステレオサウンド 39号に登場しているトーレンスのTD224は、
私のところにあるTD224そのものであり、つまりは岩崎先生のモノだったTD224である。

そのTD224にオリジナルの、オルトフォンのGシェルに似たヘッドシェルではなく、
SMEのヘッドシェルと同じように肉抜きの穴が開けられたタイプのヘッドシェルがつけられているということは、
岩崎先生は、この穴あきのヘッドシェルを使われた、とみるべきだろう。

「クラマツマンシップの粋」の記事中には、オリジナルのヘッドシェルは別のものだと記述されている。

なぜオリジナルのヘッドシェルではなく、穴あきタイプのヘッドシェルだったのか、
その理由については、いまではもうわからない。

でも,岩崎先生は穴あきのヘッドシェルを(も、かもしれない)使われていたことは、確かである。

それに私がTD224を写真で見たのは、ステレオサウンド 39号の写真であり、
この写真の TD224が、私にとってのオリジナルのTD224といえる。

そして、岩崎先生のTD224が私のところにあるのだから、
穴あきタイプのヘッドシェルを、私は選ぶ。

私にとっての「オリジナル」とはそういうことであり、
そういう意味では「オリジナル」であることにこだわりたいところも持っている。

そういうわけで、今回、穴あきタイプのヘッドシェルであることが、私にはうれしいことなのだ。

Date: 1月 30th, 2014
Cate: オリジナル

オリジナルとは(続トーレンスTD224のヘッドシェル)

TD224に附属していたヘッドシェルは、オルトフォンのGシェルに似た形状のものであり、
Googleで画像検索すれば、すぐに見つかる。

今回(週末には届く予定)のヘッドシェルは、これではない。
ステレオサウンド 39号の「クラマツマンシップの粋」で紹介されているTD224につけられているモノと、
同タイプの、SMEのヘッドシェルのように肉抜きの穴がいくつか開けられているタイプである。

その意味では、オリジナルではない、と思う人がいる。
とにかく新品の時と少しでも違うものがついていたり、つけられていたりすると、
「オリジナルではない!」と否定する人が、けっこういる。

そういうタイプの人からすれば、
岩崎先生のTD224にオリジナル以外のヘッドシェルをつけるなんてまかりならん、ということになる。

私は、そういうオリジナル至上主義ではない。
オリジナル至上主義の人の中には、少なからず、オリジナルと少しでも違うところがあれば、
そのモノの価値が目減りする、という。

オーディオを資産価値とみて判断するならば、そうであるけれど、
私には、そういうところはまったくない。

それにオリジナルと違うところがあれば、音が変る、というオリジナル至上主義もある。
これはわからなくもないではないが、オリジナルであることに頼りすぎている、ともいえる。

オリジナル至上主義の人であれば、今回私がするようなことはせずに、
eBayで、いわゆるオリジナル・ヘッドシェルを落札して手に入れることだろう。

でも、私にとって、今回のヘッドシェルの方が、別の意味での「オリジナル」である。

Date: 1月 30th, 2014
Cate: オリジナル

オリジナルとは(トーレンスTD224のヘッドシェル)

岩崎先生が使われていたトーレンスのTD224が私のところにあるのは、以前書いた通りだ。

このTD224にはヘッドシェルが附属していなかった。
日本で一般的なヘッドシェルとほぼ同じように見えるが、
コネクターのピンの規格が、日本のヘッドシェルとは大きく違っている。

だから、この部分をなんとかしなければTD224でレコードを聴くことはできない。

海外のオークションサイト、eBayにはTD224のヘッドシェルが出ている。
ただ、どれも強気の値段がつけられている。
これを買えば問題は解決なのだが、なんとなく癪にさわる。

まあ、これは個人的な感情であって、どうしても手に入らなければ、
eBayでの強気の価格のヘッドシェルを買うしかない。

もしくはTD224についてきているトーンアームの先端部分を、
一般的なトーンアームのものと交換する、という手もないわけではない。

どうするのか、結論を先延ばししていると、eBayでのヘッドシェルも手に入らなくなる可能性もある。
そろそろどうするか決めるか、とおもっていたところに、
「一個あまっていますから、差し上げます」という人があらわれた。

Date: 1月 28th, 2014
Cate: 広告

広告の変遷(を見ていく・その6)

スイングジャーナルの10年分のスキャン作業を終って、
一段落ついたところに、ステレオサウンドのバックナンバーを譲ってもいい、という話が届いた。

私のところには、ほぼすべて揃っている。
創刊号が欠けているのと、一桁の号数のステレオサウンドも歯抜けになっている。
あと一部欠けている号はあるものの、けっこう揃っている。

ステレオサウンドに掲載された広告とスイングジャーナルに掲載された広告は、
同じ月に発売された両誌を見比べれば、同じものもあれば違うものも意外にあることがわかる。

それにどちらかにしか掲載されていない広告も、またある。

広告のスキャンに関しては、ステレオサウンドもバラしてやっていくしかないけれど、
私でも、ステレオサウンドをバラすのは抵抗感がある。
できればバラしたくない。

となれば、もう一冊ずつバックナンバーを揃えればすむことなのはわかっているけど、
いまからまた集めることも、それもバラすために集めるのは気乗りしない。

そんなところへ、譲ってもいいという話。
こんなにタイミングよくありがたい話が来るんだな、と思っている。

これですべてのバックナンバーが二冊ずつ揃ったわけではないけれど、
歯抜けだったバックナンバーも、創刊号をのぞけば、ほぼ揃った。
そのうえで二冊あるバックナンバーもあるわけだ。

とりあえずはステレオサウンドをバラしてのスキャンは、すぐには行わない。
とにかくこれまでスキャンした画像をレタッチして、公開していっている。

the Review (in the past)に「広告」というカテゴリーをつくった。

右サイドバーの国内ブランドと海外ブランドのあいだに「広告」のカテゴリーは表示されている。
ここをクリックすれば、広告をまとめたページが表示される。

今日現在で100本の広告を公開している。
全体の数がはっきりしていないけれど、公開できるであろう広告の約5%くらいだ。

まだまだではあるけれど、これからも少しずつ公開していく。

Date: 1月 28th, 2014
Cate: ナロウレンジ

ナロウレンジ考(その13)

ナロウレンジのスピーカーには、ふたつあるといってもいい。
いいナロウレンジのスピーカーと、そうではないナロウレンジのスピーカーであって、
いいナロウレンジのスピーカーでは、たとえば広帯域の録音、
つまり,そのナロウレンジのスピーカーがつくられた年代よりもずっとあとに登場した録音を鳴らしても、
そのナロウレンジのスピーカーなりの音(トーン)で、新しい録音を聴かせてくれる。

だから、広帯域の録音がナロウレンジで再生されたとしても、
それが現代の録音であることを聴き手にわからせてくれる。

ところがそうでないナロウレンジのスピーカーだと、そういった録音を鳴らした場合、
帯域の狭さをまず感じてしまう。
しかもナロウレンジのスピーカーの高域はあばれが耳につくものがあり、そういったことが露呈する。

ナロウレンジのスピーカーは低域に関してもそれほど延びていないから、
新しい録音では、特に最低域まで高レベルのものを鳴らしたすると、
現代のワイドレンジのスピーカーを聴きなれた耳には、ものたりなさが妙な感じであらわれたりする。

ようするにいいナロウレンジのスピーカーは、同時代の録音をもっともよく鳴らしてくれるわけだが、
それだけでなく新しい録音であっても、それなりに新しい録音であることを伝えてくれるし、
ナロウレンジという枠の中ではあっても、充分に楽しませてくれる。

そうでないナロウレンジのスピーカーでは、奇妙な音になってしまうことがある。

いいナロウレンジのスピーカーの代表といえば、
アルテックの劇場用のスピーカーシステム、つまりA5、A7がまずある。

Date: 1月 27th, 2014
Cate: 楽しみ方

オーディオの楽しみ方(天真爛漫でありたい……)

オーディオについて書くために思考する。
書くためだけでなく、どうしたらいい音が得られるのか、とも思考するし、
理想のスピーカー、理想のアンプとはどういうモノなのかについても思考する。

いったい、これまでどれだけのオーディオについて思考したきたのか。
飽きずにまだ思考している。

思考しながら、天真爛漫にオーディオを楽しんでいるのだろうか、とまた思考している。

天真爛漫とは思考から完全に切り離されたところの性質のものなのかもしれない、とまた思考している。