JBL フラッグシップモデルの不在(その2)
昨晩、(その1)を書いたあとにステレオサウンド 233号のベストバイを読み返した。
DD67000もS9900も、選ばれていない。
そういう時代なのか……、と思いながら、
この結果からして、すでにJBLのフラッグシップモデルは不在ともいえるのかもしれない、とも感じていた。
現時点でのフラッグシップモデルが製造中止になれば、
その下のモデルがフラッグシップモデルとして繰り上がるわけで、
フラッグシップモデルがJBLからなくなるわけではない。
そんなことは承知の上で、DD67000とS9900がなくなることは、
個人的にJBLのフラッグシップモデルの不在となる。
1976年に4343が登場したのと同じ頃に、「五味オーディオ教室」に出逢い、
オーディオの世界に入っていた私には、
常にJBLにはフラッグシップモデルと素直に呼べるスピーカーシステムがあった。
そんな時代も、終るのだろうか。