audio wednesday (next decade) –6月までの予定
6月までのaudio wednesdayの予定です。
4月15日、5月13日、6月3日です。
参加希望の方は、私までご連絡ください。
6月までのaudio wednesdayの予定です。
4月15日、5月13日、6月3日です。
参加希望の方は、私までご連絡ください。
四谷三丁目にあった喫茶茶会記でaudio wednesdayをやっていた時、
セッティングを終え、音出しの準備をあれこれやっていた時、
マッキントッシュのプリメインアンプのアース端子にアース線(2m弱)をつけたままだったことがある。
マッキントッシュのアンプの方だけが接続されている状態だから、よく言われるアース線がアンテナになる状態である。
私も基本的にはそう捉えていたのだが、この時の音は違っていた。
アース線を外し忘れていたことに気づき外した音を聴いて、おやっ、と感じた。
片方が浮いているケーブルはアンテナになると考えられる。なのに聴感上のS/N比がよく感じられる。細部の明瞭度がいい。
片方が浮いているアース線はアンテナなのに、どうして──となる。
考えられるのは、アンテナには受信用と送信用とがあること。
アンテナ・イコール・受信用とすぐに考えがちだが、場合によっては送信用アンテナとして働いてくれれば、
音が悪くなるどころか良くなる可能性も出てくる。
アナログディスクのレーベルにヒゲをつけてもなんとも思わない、感じない人は、
どんなに高価なアナログプレーヤーを使っていても、初期盤を持っていたとしても、恥を知らない人なのだろう。
ヒゲに無頓着な人だけではない、最近のオーディオマニアにも恥を知らない人が増えてきているように感じる時がある。
時代が違うと、誌面に登場する真空管も違ってくる。
私が中学生、高校生の時は、ウェスターン・エレクトリックの300BよりもSTCの4300Bが登場していた。
その記事を読んで、ウェスターン・エレクトリックの300Bという真空管があるんだなぁ、ぐらいの知識だったし、
しばらくしてザイカの300Bの存在も知って、少しずつ300Bへの関心が増していったものの、
肝心のウェスターン・エレクトリックの300Bについて、それ以上のことを知る機会は、すぐにはなかった。
STCの4300Bの前に4300Aがあって、300Bの互換球である。この4300Aが製造中止になって、日本の会社が注文して製造させたのが4300Bだったはず。
ザイカの300Bは、日本製。
このころ、そういう状況だったのは本家の300Bの入手が困難だったからだろう。
300Bアンプは、時代が変ったきたこと、ステレオサウンドで働くようになったこともあって、
ごく当たり前に聴く機会はあったのに、
STCの4300Bやザイカの300Bの音は、いまも聴けずだ。
以前、別項でも書いているように、初歩のラジオ、無線と実験、ラジオ技術に発表されている真空管アンプの自作記事。
パッと見て、他のアンプとは佇まいがまるで違うと感じたのは、伊藤先生のシーメンスのEdプッシュプルアンプだった。
それまで見てきた(読んできた)真空管アンプとは違いすぎていた。それだけにEdという、初めて知る直熱三極管にも一目惚れしてしまった。
UV211、UV845はそれ単体で見れば、凄い真空管だと思わせる迫力みたいなものはある。
なのに、これらの大型直熱三極管を使った自作アンプのシャーシーは、薄かった。
薄いベースに、巨大な真空管が刺さっているみたいな感じで、アンバランスでもあった。
ようするにカッコよくはなかった。
当時市販されていたシャーシーを使う限り、このアンバランスな面は拭いきれない。
書いておくが、ここで取り上げている直熱三極管を使ったアンプの音を聴くようになったのは、もう少し後のことだ。
中学生、高校生のころは、雑誌に載っている写真こそが判断材料であった。
音を聴く機会があったならば、関心の持ち方も変っていたかもしれないが、いま思うのは音が聴けなかったことが、私にとっては、プラスに働いているということだ。
中学生のころは初歩のラジオも読んでいた。
真空管アンプの自作記事も載っていたと記憶している。
2A3の次に知った直熱三極管は300Bではなく、UV211とUV845だった。
初歩のラジオの記事で初めて知った。
こんなに大きな真空管があるのか、とまず思ったし、
大きいだけでなく、プレート電圧が2A3のアンプよりもずっと高いこと。
記事には初心者は手を出してはいけない的なことが書かれていた(はず)。
それからしばらくしてウエスギから、UV845のシングルアンプ、UTY1が出ていることを知る。
すごい真空管なんだなぁ、という印象を持ちながらも、これらの真空管にも、それ以上の興味を持つことはなかった。
どうしてだったのか、と今にして思う。
買えるとか買えないとか、作れるとか作れないとか、
そういうことで関心を持つ持たないを分けていたわけではない。
JBLやマークレビンソン、その他のオーディオ機器に対していつかは──、と思っていた十代を送っていたのだから、UV211やUV845にも、これでアンプを作ってやる、という気持が湧いてきてもおかしくなかったのに、そうはならなかった。
あえて理由を求めるならば、そのころのこれらの真空管を使った自作アンプがカッコよくなかったからだろう。
以前、別項で書いているが、私が初めて、このアンプをそのまま作ってみたいと思ったのは、
伊藤先生のシーメンスのEdのプッシュプルアンプだったことと関係しているはずだ。
その意味で、私が初めて惚れた直熱三極管はEdである。
パイオニアのExclusive F3とオーレックスのST720の音を聴きたいがために、FMトランスミッターを導入して、音声信号をFM変調して送信。
それを受信して聴くというわけだが、少し考えると、FMトランスミッターのRF出力とチューナーのアンテナ端子とを、75Ωの同軸ケーブルで接続すれば、音質的には有利となる。
電波として飛ばして受信するのも楽しいと思うけれど、有線接続もまた楽しいはずだ。
ベートーヴェンの交響曲第六番。私にとって頻繁に聴く曲ではなかった。
若い頃はめったに聴かなかった。一度も聴かなかった年があるくらいだった。
その頃と比べると、十年ほど前からわりと聴くようになった。これといったきっかけや理由があったわけではなく、
なんとなく六番のディスクに手が伸びることが増えていった。
なのでディスクもそれほど持っていない。いまではTIDAL、Qobuzで、いろんな指揮者の六番が聴ける。
それでも聴いてこなかった演奏がある。よく知られている、名盤と世評も高い録音であっても聴いていなかった。
きちんと聴いたのは、昨年8月のaudio wednesdayだった。
さそうあきら氏にDJをお願いした。
ベームウィーンフィルハーモニーの「田園」は、音楽を聴き始めたころのさそうあきら氏を虜にした音楽(演奏)と聞いていた。
MQAで出ていたのは知ってはいたが、六番もだがベームの演奏も、あまり聴かない私は買っていなかった。
できればMQA-CDで鳴らしたいと探したけれど、8月の回までには見つけられなかった。
その後も時々検索していたけれど、やっと手に入れることができた。
(その21)へのコメントがfacebookであった。
池田勇氏が、朝倉昭氏とスピーカーはダイヤトーンなんかのロクハンでいい、と話をした──ということを言われていたのをどこかで読んだ記憶がある、というコメントだった。
池田勇氏も朝倉昭氏もカートリッジメーカーの創業者であり、エンジニアである。
この二人がスピーカーはロクハンのフルレンジでいい、と発言されているのであれば、なかなかに興味深い。
カートリッジとスピーカーは、どちらも変換器(トランスデューサー)だ。
動作原理もフレミングの法則に基づき、片方は音の入口、もう片方は音の出口だ。
なのにカートリッジは小さく軽い。
スピーカーは、特に最近は大きく重くなっている。
スピーカーは小さくなければならないとは考えていないものの、
アナログディスクのころからオーディオをやってきている者からすると、カートリッジとスピーカーの規模の違いの大きさには、釈然としないといえば、そうである。
スピーカーは部屋の空気を相手にするものだから、部屋の大きさが違ってくれば、それに応じて──という面もある。
そこが同じ変換器でもカートリッジとスピーカーの明らかな違いではあっても、ロクハンのフルレンジでも音は鳴る。
1977年ごろ、ウイン・ラボラトリーズというカートリッジメーカーがあった。
SDT1という同社のカートリッジは、速度比例型ではなく振幅比例型あったし、出力レベルも相当に高いモノだった。
このカートリッジならば、そこそこ出力音圧レベルの高いスピーカーならば、ダイレクトに接続しても、そこそこ鳴ったと思う。
同じ出力音圧レベルのスピーカーよりもロクハンのフルレンジの方が、スムーズに鳴ってくれるとも思う。
Xという文字を両天秤として捉えていると、
Xを描く線の一本は自己肯定の音(必ずしもポジティヴなわけではない)であり、
交叉するもう一本は自己否定の音(決してネガティヴなだけではない)である。
レコードのレーベルにヒゲをつけるかけ方をしている人がいる、と書いた。
先日、これもソーシャルメディアで流れてきた動画でも、そうだった。
外国人男性で、かなり高価なアナログプレーヤーを使っている。
盤面に針を降ろす時は慎重に丁寧にやっているふうだけど、
その前のターンテーブルプラッターにディスクをのせる時、
無頓着にセンタースピンドルの先端で、レーベル面を擦っている。
その外国人の男性がいくつらいなのかははっきりしないが、三十代から四十代くらいに見えた。
ヒゲに関しては、世代も国の違いも関係ないようだ。ヒゲに無頓着な人は私よりも上の世代にもいるのを知っている。
ヒゲに無頓着な人が、アナログディスクの音を語る──。
少し前にソーシャルメディアを眺めていたら、オーディオ評論家A氏は、オーディオ評論家B氏の後継者的位置にいる、という投稿が表示された。
A氏とB氏とでは、B氏の方がオーディオ評論家歴はかなり長い。だから後継者的位置という表現が、そこでは使われていたのだが、
これを読んで、そんなふうに考える人がいるのか──、としか私は思えなかった。
どこをどう捉えれば、A氏がB氏の後継者というふうになるのか。
A氏とB氏のあいだに共通したものを感じたことは、ほぼない。
この投稿をした人は、そう感じる理由を述べてなかった。
オーディオ関係者でもなかったと感じた。
ということは、一読者として、A氏とB氏の書かれたものを読んで、A氏はB氏の後継者的位置と感じたのだろう。
私は度々人それぞれと書いてきてるが、ここでもそう言うしかないのか、と思っている。
人の感じ方は皆違って当然だから、そう感じたとしてもそれはその人の感じ方だから、あれこれ言うことではない。
それはわかった上で、この人以外にも、そう感じている人がいるのかが気になる。
釣りの世界では、「フナに始まりフナに終わる」と言われている。
釣りを趣味としない私でも知っているくらい、昔から言われているし、今もそのようである。
釣りをやったことはこれまで二回だけの私だから、「フナに始まりフナに終わる」、このことについて書こうとは思っていない。
ただ、これをオーディオの世界にもってくるとしたら、フナは何になるのか。
蓄音器(それもアコースティック蓄音器)なのか、
真空管なのか、それとも「アナログ」となるのか。
何になるのか。私は、ここでのテーマであるフルレンジユニットが、まず浮ぶ。
「フルレンジに始まりフルレンジに終わる」がまず頭に浮かぶけれど、
ここでのフルレンジとは、どういうフルレンジユニットなのか。
このこともすんなり浮かぶ。ロクハン(6.5インチ口径)のフルレンジユニットであり、
トゥイーターとの同軸型はここには含まれない。
ダブルコーンでもシングルコーン、どちらでもいいし、センターキャップに金属ドームを採用していてもいい。
シングルボイスコイルであれば、いい。
では振動板の材質は? となると紙にこだわる気はないが、紙が、やはり一番にくる。
口径は4インチでも8インチ、10インチでもいいでは、と言われらば、あえて反論はしないけれど、私は、ここでは6.5インチ口径のシングルボイスコイルのフルレンジユニットが、釣りのフナに当たると感じている。
私が中学生の頃に買ったラジカセは、6.5インチ口径のフルレンジユニットが入っていた。
2ウェイのラジカセが出始めていたように記憶しているが、購入した(できた)のは、フルレンジユニット一発ラジカセだった。
こうやってチューナーのことを書いていて、もしここに挙げた機種を全て手に入れられるようなことが起ったとして、どう楽しむのか。
先ほどAliExpressを眺めていたら、FMトランスミッターを見つけた。
車載用のモノが多いが、小型ながら据置型もある。入力はアナログの他にUSBも備えているので、デジタル入力にも対応している。
そういえば昔、テクニクスからSL-FM1というアナログプレーヤーが出ていた。
32,800円の普及クラスなのだが、型番が示すようにFMトランスミッターを搭載していた。
しかも乾電池(単一乾電池六本使用)でも動作可能だった。
どんな人が買うのだろうか、どんな使い方をするのか──、
なぜテクニクスはこんな製品を出したのだろうかと、やや冷めた目で見ていた。
でも今になって、FMトランスミッターを使って手持ちのチューナー、
パイオニアのExclusive F3とオーレックスのST720から音を出せる状態にしておくのもいいなぁ、と思っている。
たぶんこれから先も2A3を使ったアンプの音を聴くことはないと思っている。
そんな2A3なのだが、一時期、二本だけ持っていたことがある。貰った2A3だった。
未使用の程度の良い2A3だったのに、手にとって眺めても、こんなアンプを作ってみようかな、というイメージが全く湧いてこなかった。
しばらく所有していたけれど、欲しいという人がいたので譲った。
それきり2A3を見ることはなく四十年近く経った。
これを書きながら2A3をもし手に入れたら──と想像しようとしても、これといって浮かんでこない。
2A3という真空管がいいとか悪いとか、そんなこととは全く無関係なところで、2A3には縁がないのも……と思う。
2A3はRCAが開発した直熱三極管。
300Bはウェスターン・エレクトリックが開発した直熱三極管。
RCAかウェスターン・エレクトリックか。
2A3に興味をもてないのは、このことが深く関係していると思っているのだが、
ここにきてRCAの直熱三極管が気になってきている。
少し前に別項で触れた45がそうだし、今回手に入れた3A5もそうだ。