オーディオと青の関係(名曲喫茶・その9)
昔からよく言われていることがある。
オーディオマニアの耳よりも、オーディオに関心のない音楽好きの人の耳の方が信用できる──、
そんなことが言われ続けている。
このことを全面否定はしないけれど、どっちもどっちじゃないかなぁ、ぐらいは言いたくなる。
去年12月に閉店した吉祥寺の名曲喫茶のバロック。
私はハタチぐらいの時だから1983年ごろに初めて行った。
2023年にも行った。
二回しか行っていないヤツに、そんなこと言われたくない、とバロックの常連だった人は思うだろうが、
私はバロックの音はひどい、としか思っていない。
バロックの音についてはいつか書こうと思っていたけれど、正直に書けば営業妨害のように受け止められるかもしれないから、書かずにいた。
けれど閉店したから、書いている。
バロックのヴァイタヴォックスのCN191にしてもタンノイにしても、どちらもうまく鳴っているとは、お世辞にも言えない。
まだタンノイの方がマシなぐらい、CN191の音はひどかった。
三年前に聴いたCN191は、四十年前の音よりもひどくなっていたように感じた。
そのバロックの音を、有り難く聴いている人もいることは知っている。
だからといって、バロックの音が良く聴こえるようになるわけではない。
ここまで書いたからさらに言えば、渋谷の名曲喫茶ライオンの音に感心したこともない。