audio teach-in(その2)
先ほどメールが届いた。
そのメールには、アポジーのスピーカーシステムを低能率と書いているのは間違いではない、という指摘だった。
その人はアポジーのStage Oneのスペックを挙げている。
Stage Oneの出力音圧レベルは、107dB SPL Peak@4mとある。
一般的なスピーカーシステムの出力音圧レベルは、スピーカーとマイクロフォンの距離は1m。アポジーのStage Oneは4m。
四倍の距離があるにも関わらず、107dBという高い値。
むしろ高能率スピーカーではないか──、というものだった。
この人は、さらに生成AIに質問している。1mでの換算値は119dBになる、と。
アポジー発表のスペックは、107dB/W/mではない。
一般的な出力音圧レベルには、/W/mとつくことが多い。
多いからといって、それを省略して表記することはあまりない。
アポジーの出力音圧レベルに/W/mがついていない意味を考えれば、アポジーのスピーカーの能率が高いのが低いのかは、すぐにわかる。
アポジーの出力音圧レベルは、Peakとあることからもわかるように、最大出力音圧レベルである。
この人は、生成AIに訊くことを間違えているともいえる。Peakと表記されていることを訊けば、
おそらく生成AIも、最大出力音圧レベルのことだと答えてくれただろう。
オーディオの理解に生成AIを使うのはいいが、質問の仕方によって、こういうことが起こる。