Archive for 12月, 2013

Date: 12月 31st, 2013
Cate: 1年の終りに……, 岩崎千明, 瀬川冬樹

2013年の最後に

今年は12月31日のブログに、
個人的なオーディオの10大ニュースを選んで書こう、と思っていたけれど、
結局、10も選ぶことができなかった。

ならば書くのをやめようかと思ったけれど、ひとつだけはどうしても書いておきたかった。

オーディオに関することで個人的なトップは、
ステレオサウンドから岩崎先生と瀬川先生の著作集が出たことだ。

ステレオサウンドが、なぜ30年以上も経ってから復刻・出版した、その理由はなんなのか。
私は部外者であるからはっきりとしたことはわからない。
私が考えている理由とはまったく違う理由によるのかもしれない。

理由は、でもどうでもいい。
本が出た、ということ。
出たことで生れてきた意味、
これをどう捉えるか、のほうが大事だからだ。

結果として、岩崎先生の「オーディオ彷徨」の復刻、瀬川先生の著作集は、
いまオーディオ評論家と呼ばれている人たちに、つきつけている。

つきつけられている──、
そう感じていない人のほうが、実のところ多いのかもしれない。

感じていない人は、何をつきつけられているのか、も、わからないままだ。

Date: 12月 31st, 2013
Cate: 数字

100という数字(その7)

でかい音を、どう表現するか。

でかい音を聴いたことのある人が、その時について話す時に注意してきいていると、
あの音圧はスゴかった、と音圧で表現する人もいるし、
あの音量にはまいった、と音量で表現する人もいる。

意識して音圧と音量を使い分けているとは思えないからこそ、
ここでの音圧と音量の、いわば無意識の使い分け(というよりも選択というべきか)は、
おもしろいと思うこともある(そうでないこともある)。

音圧はsound [acoustic] pressure、
音量はthe volume、である。

Date: 12月 31st, 2013
Cate: ワーグナー, 組合せ

妄想組合せの楽しみ(カラヤンの「パルジファル」・番外)

今年はワーグナー生誕200年だった。
ルートヴィヒ」が12月下旬から公開されている。

「ルートヴィヒ」といっても、ルキーノ・ヴィスコンティの「ルートヴィヒ」ではなく、
ドイツの新作映画としての「ルートヴィヒ」である。

ヴィスコンティの「ルートヴィヒ」は1990年ごろだったか、
完全版として銀座の映画館で上映された時に観に行っている。

同じタイトルであり、ワーグナーはもちろん、ふたつの「ルートヴィヒ」に登場しているとはいえ、
比較して観るものではないだろう。

ドイツ映画の「ルートヴィヒ」はあまり話題になっていないようである。
私も二、三日前に偶然知ったばかりだ。

おすすめできる映画なのかどうかもいまのところなんともいえないけれど、
ワーグナーを聴いてきた者には無視できないものは確かである。

Date: 12月 30th, 2013
Cate: 程々の音

程々の音(その16)

コーネッタ(SSL1)の価格は、前に書いたように95000円(1本)。
コーネッタのキットが登場した時、
タンノイの10インチの同軸型ユニットの現行品はHPD295Aで、価格は65000円(1本)。

コーネッタの価格は160000円、ということになる。
このときのタンノイのスピーカーシステムで同価格となると、
バークレー(Berkeley)が、165000円。

バークレーは12インチ同軸型、HPD315Aがついている。
エンクロージュアはバスレフ型。

どちらが使いやすいか、といえば、おそらくバークレーのほうだろう。
コーネッタはコーナー型だし、フロントショートホーン付ということもあって、
セッティングの制約がいくつか出てくる。

それにエンクロージュアはキットだから、組み立ての手間もかかる。
それでも私はコーネッタが、いい。

同じ金額を支払うのなら、
どちらをとるかは違ってくるだろう。
扱いやすく、ユニットの口径も大きいバークレーをとる人もいれば、
私のようにためらうことなくコーネッタ、という人もいよう。

「コンポーネントステレオの世界」に登場したコーネッタの置かれた部屋で、
アンプはラックスとダイナコの組合せとQUADのペアだった。

五味先生はステレオサウンドの試聴室では、
コントロールアンプがGASのThaedra、パワーアンプはマランツの510Mという組合せだった。

Date: 12月 30th, 2013
Cate: 書く

毎日書くということ(たがやす・その1)

松下秀雄氏のこと(その2)
オーディオ評論家の「役目」、そして「役割」(「土」について)
オーディオ評論家の「役目」、そして「役割」(あとすこし「土」について)
この三つで、「土」にたとえていることがある。

土にたとえることと、
五日前に書いた、この項で、あどけない夢を忘れたくないから、と書いた。

つまりは、そうやって書くことは、これまで培ってきたもの(土)をたがやしているようにも感じてきた。
たがやすことを忘れてしまえば、その土には何が実るだろうか。

たがやすは、cultivateである。
cultivateには、
〈才能·品性·習慣などを〉養う、磨く、洗練する、
〈印象を〉築く、創り出す、
という意味もある。

Date: 12月 29th, 2013
Cate: 程々の音

程々の音(その15)

五味先生がコーネッタで鳴らされたピアノのレコードは、
ラフマニノフ自演の「前奏曲」。

マランツ・ファーイーストがスーパースコープのシリーズとして出したもので、
ラフマニノフの生きていた時代には録音機はなかったわけで、
ピアノロールによる記録であり、それを鳴らしての録音である。

「よせばよかったのであろう。」と書かれている。
ラフマニノフの「前奏曲」は4343で、コーネッタの前に聴かれている。
     *
 さてト短調の『前奏曲』が鳴り出した。唖然とし、私は耳を疑った。狼狽しました。何たる下らん「前奏曲』か。極言すれば、もうラフマニノフではないのである。
     *
五味先生の文章はこの後も続いている。
そしてオーディオが抱える再生ということの難しさへの重要な問いかけともなることを書かれている。

コーネッタはいいスピーカーではある。
けれども、世の中にひとつとして完璧なスピーカーシステムが存在しないことは、
このコーネッタの音についての五味先生の文章が語っている。

それでもコーネッタは充分に優れたスピーカーだ、と私は五味先生の文章から感じていた。
クラシックを聴いていくのであれば、そうである、と。

「IIILZと〝オートグラフ〟では低音の伸びに格段の差はあるが、鳴り方そのものの質は変らぬ」
とも書かれている。

オートグラフとコーネッタとではエンクロージュアの構造も違い、サイズも大きく違う。
ユニットのサイズも15インチと10インチという差がある。
「低音の伸びに格段の差」があって当然で、
それをコーネッタに求めたところで、それは聴き手の無理な要求ということになる。

Date: 12月 28th, 2013
Cate: 程々の音

程々の音(その14)

五味先生の書かれたものを、少し長くなるけれど書き写しておく。
     *
 JBLのうしろに、タンノイIIILZをステレオ・サウンド社特製の箱におさめたエンクロージァがあった。設計の行き届いたこのエンクロージァは、IIILZのオリジナルより遙かに音域のゆたかな美音を聴かせることを、以前、拙宅に持ち込まれたのを聴いて私は知っていた。(このことは昨年述べた。)JBLが総じて打楽器──ピアノも一種の打楽器である──の再生に卓抜な性能を発揮するのは以前からわかっていることで、但し〝パラゴン〟にせよ〝オリンパス〟にせよ、弦音となると、馬の尻尾ではなく鋼線で弦をこするような、冷たく即物的な音しか出さない。高域が鳴っているというだけで、松やにの粉が飛ぶあの擦音──何提ものヴァイオリン、ヴィオラが一斉に弓を動かせて響かすあのユニゾンの得も言えぬ多様で微妙な統一美──ハーモニイは、まるで鳴って来ないのである。人声も同様だ、咽チンコに鋼鉄の振動板でも付いているようなソプラノで、寒い時、吐く息が白くなるあの肉声ではない。その点、拙宅の〝オートグラフ〟をはじめタンノイのスピーカーから出る人の声はあたたかく、ユニゾンは何提もの弦楽器の奏でる美しさを聴かせてくれる(チェロがどうかするとコントラバスの胴みたいに響くきらいはあるが)。〝4343〟は、同じJBLでも最近評判のいい製品で、ピアノを聴いた感じも従来の〝パラゴン〟あたりより数等、倍音が抜けきり──妙な言い方だが──いい余韻を響かせていた。それで、一丁、オペラを聴いてやろうか、という気になった。試聴室のレコード棚に倖い『パルジファル』(ショルティ盤)があったので、掛けてもらったわけである。
 大変これがよかったのである。ソプラノも、合唱も咽チンコにハガネの振動板のない、つまり人工的でない自然な声にきこえる。オーケストラも弦音の即物的冷たさは矢っ張りあるが、高域が歪なく抜けきっているから耳に快い。ナマのウィーン・フィルは、もっと艶っぽいユニゾンを聴かせるゾ、といった拘泥さえしなければ、拙宅で聴くクナッパーツブッシュの『パルジファル』(バイロイト盤)より左右のチャンネル・セパレーションも良く、はるかにいい音である。私は感心した。トランジスター・アンプだから、音が飽和するとき空間に無数の鉄片(微粒子のような)が充満し、楽器の余韻は、空気中から伝わってきこえるのではなくて、それら微粒子が鋭敏に楽器に感応して音を出す、といったトランジスター特有の欠点──真に静謐な空間を持たぬ不自然さ──を別にすれば、思い切って私もこの装置にかえようかとさえ思った程である。でも、待て待てと、IIILZのエンクロージァで念のため『パルジファル』を聴き直してみた。前奏曲が鳴り出した途端、恍惚とも称すべき精神状態に私はいたことを告白する。何といういい音であろうか。これこそウィーン・フィルの演奏だ。しかも静謐感をともなった何という音場の拡がり……念のために、第三幕後半、聖杯守護の騎士と衛士と少年たちが神を賛美する感謝の合唱を聴くにいたって、このエンクロージァを褒めた自分が正しかったのを切実に知った。これがクラシック音楽の聴き方である。JBL〝4343〟は二基で百五十万円近くするそうだが、糞くらえ。
     *
これを読めばコーネッタが欲しくなる、というものだ。
絶賛に近いではないか、と五味先生の文章をそう受けとめる人もいよう。
このあとに、五味先生はピアノのレコードを鳴らされている。

Date: 12月 27th, 2013
Cate: ベートーヴェン

ベートーヴェンの「第九」(その9)

五味先生が書かれている。
     *
ベートーヴェンのやさしさは、再生音を優美にしないと断じてわからぬ性質のものだと今は言える。以前にも多少そんな感じは抱いたが、更めて知った。ベートーヴェンに飽きが来るならそれは再生装置が至らぬからだ。ベートーヴェンはシューベルトなんかよりずっと、かなしい位やさしい人である。後期の作品はそうである。ゲーテの言う、粗暴で荒々しいベートーヴェンしか聴こえて来ないなら、断言する、演奏か、装置がわるい。
(「エリートのための音楽」より)
     *
これは、ほんとうにそうである。
20代よりも30代、30代よりも40代、
そして50になってみると、「今は言える」と書かれた五味先生の気持がわかってくる。

優美な再生音を、だからといって勘違いしないでほしい。
軟弱な、なよなよとした音が優美であるわけがない。

優美な再生音で「第九」を聴いてほしい。
ただそれだけだ。

Date: 12月 26th, 2013
Cate: 程々の音

程々の音(その13)

つまりはコーネッタの本当の音、と呼べる音を出しているのは、
ステレオサウンドの記事に載っているコーネッタ、それだけということになる。
ダイヤトーンが製作したモノだけ、ということになる。

だからといって、そのダイヤトーン製作のコーネッタだけが素晴らしい音で、
コーネッタ(SSL1)を購入し組み立てた人による音が、それよりも劣る、とは限らない。

私は耳にすることはなかったけれど、
ダイヤトーン製作のコーネッタよりもいい音を奏でているコーネッタは、きっとあると信じている。
スピーカーとは、そういうところがあるものだからだ。

コーネッタにはSSL1の他にも、いくつか出ている。
コーネッタの評判が良かったためであろう。

あるエンクロージュア・メーカーからは、15インチ同軸型ユニットように、
サイズを大型化したモノが出ていたし、
コーネッタと同じ寸法ながら、外観をオートグラフに似せたモノもあった。

それではコーネッタの音とは、いったいどんな音なのか。
ダイヤトーン製作のコーネッタの試聴記はステレオサウンドの記事に載っている。
これ以外に私がくり返し読んだコーネッタの音に関する文章は、
五味先生の「ピアニスト」である(新潮社「人間の死にざま」所収)。

Date: 12月 26th, 2013
Cate: 程々の音

程々の音(その12)

エンクロージュアの組み立てには、接着剤を使用することが多い。
この接着剤に何を使うのか、
そしてどの程度の量を使うのか、
さらには接着面、たとえば底板と側板、側板とフロントバッフル、天板と側板など、
いくつもの接着面があるわけで、それぞれの接着面に応じて接着剤の量を同じにするのか、
それとも変えていくのか。
そして、その塗り方……。

接着剤ひとつをとってみても、そこには多くの違いが作り手の違いによって生じる。

さらには接着剤が乾燥するまでの時間、
それぞれの板に対して、どの程度の圧をかけるのか、もしくはほとんどかけないのか。

ひとつひとつ書いていけばキリがないほど、多くのパラメータがあって、
ひとつひとつは小さな影響であっても、エンクロージュアはそれらの集合体でもあるから、
作り手の組み立て技術は、同じく裁断された板を使用しても、当然音の差となってあらわれる。

しかもこれらの完全なる管理は、非常に困難であり、
だからこそメーカーの熟練した職人であっても、
まったく同じ音のするエンクロージュアを作るのは、ほぼ無理だということになる。

四角い箱ですらそうであるのだから、
コーナー型でホーン付のエンクロージュアともなると、
作り手の技術の差はさらに大きく音となって出てくることになる。

Date: 12月 25th, 2013
Cate: audio wednesday

第36回audio sharing例会のお知らせ

1月のaudio sharing例会は、1日(水曜日)です。
元日にやることもないだろうとは思い、ほかの日に変えようかと考えましたが、
喫茶茶会記が年中無休ということですので、
毎月第一水曜日ということを変えることなく、
もしかすると誰も来られないかもしれないけれど、正月早々1日に行います。

テーマは、だからというわけでもありませんが、考えていません。

時間はこれまでと同じ、夜7時の予定です。
場所もいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 12月 25th, 2013
Cate: 書く

毎日書くということ(理由のひとつ)

今日もブログを書いた。
明日も書く、次の日も書く。
大晦日も元日も書いているはず。

毎日書く、その理由はいくつかある。
そのひとつは、「五味オーディオ教室」を手にして夢中になって読みながらおもっていたことを、
思い出すため、忘れないためだ。

13歳の、まわりにオーディオをやっている人がひとりもいなかった若造が、
そのころみていたオーディオの夢というのは、稚拙な夢ともいえなくもない。

稚拙な夢ではあっても、そこには、あどけない夢があった。
その、あどけない夢を忘れたくないだけで、もしかすると毎日書いているのかもしれない。

あどけない夢は、誰にもあったはず。
いまも憶えている人もいる、忘れてしまった人もいる。

憶えている人は、大人に成り切れなかった、というわけではあるまい。
忘れてしまった人は……、あえて書くまい。

私は、あどけない夢をくたばるまで忘れたくない。

Date: 12月 25th, 2013
Cate: 程々の音

程々の音(その11)

コーネッタは、コーナー型、フロントローディングホーン付という構造のため、
記事を読んだ人が作ろうと思い立っても、そう簡単に作れる代物ではない。
だからステレオサウンドでは、キットとして販売していた。

1978年ごろのステレオサウンド別冊 HI-FI STEREO GUIDEのキットのページに、
このコーネッタも載っている。

ブランドはSSLで、型番はSSL-1。
SSLはStereo Sound Laboratoryの略である。

コーネッタ(SSL1)はスペックは次の通り。
板厚18mmの樺桜合板。
適合ユニットはHPD295A、Monitor295HPD、IIILZ。
外形寸法はW85.0×H105.0×D55.0cm、重量は50kg。
価格は95000円(一本)。

キットだから購入者が組み立てることになる。
板の裁断はされているから、組み立ては簡単、──なわけではない。

これは井上先生からきいたことでもあるし、
ステレオサウンドにも書かれている事でもあるから記憶されている方もおられるだろう。

エンクロージュアというものは、
メーカーの熟練の職人でも、まったく同じ音のするモノを作る事は非常に難しい。

Date: 12月 25th, 2013
Cate: 程々の音

程々の音(その10)

松波濤氏がどういう人なのかについても、実は書きたいのだが、
まだ書くわけにはいかない事情がある(いずれ書く事になろう)。

ステレオサウンドがつくり上げたコーネッタは、
コーナー型でフロントローディングホーン付という、
タンノイ・アメリカのコーネッタとはエンクロージュアの形も型式も違うものとなっている。

それでもいい、と私はおもう。
アメリカ・タンノイのコーネッタを再現することが、ステレオサウンドの企画の意図ではなく、
あくまでもタンノイの10インチ同軸型ユニットを良く鳴らしたい、
ということがベースにあっての記事なのだから。

タンノイ・アメリカのコーネッタにしろ、
ステレオサウンドのコーネッタにしろ、
実際にその音を聴いている人はそう多くはない、と思う。

私も一度だけあるところで聴いているだけで、
それをもってコーネッタの音、とはいえない理由もある。

コーネッタの記事は井上先生によるものだ。
井上先生にコーネッタについて、もちろんきいている。

「いい音だった」とうれしそうに語られた。

Date: 12月 25th, 2013
Cate: 程々の音

程々の音(その9)

タンノイ・コーネッタについて、少し触れておきたい。

この項でのタンノイ・コーネッタとは、以前簡単にふれているように、
ステレオサウンドが企画したエンクロージュアと、
タンノイの10インチ同軸型ユニットの組合せのことである。

コーネッタ(Cornetta)は、
タンノイ・アメリカの実際のスピーカーシステムで、
10インチ同軸型ユニットをバックローディングホーン型エンクロージュアにおさめたもの。

コーネッタという名前からコーナー型を想像しまいそうになるが、
レクタンギュラー型である。

ステレオサウンドのコーネッタに関する記事は、
37号から39号にわたって載っている。
1975年冬から1976年夏にかけてのことである。

いまでこそ、「TANNOY Cornetta」で検索すれば、
コーネッタがどういうスピーカーシステムであったのかはすぐにわかる。
けれど、1976年ごろはそうはいかなかった。

タンノイにコーネッタと呼ばれるシステムがある。
いったいどんなスピーカーシステムなのだろうか、
どんな音がするスピーカーなのか……。

そんなおもいをいだいた松波濤氏という人の手紙から、
コーネッタの企画は始まっている。