ハイエンドオーディオ考(その24)
昨春、この項で、DBシステムズのDB1+DB2のことを書いた。
他の人はどうなのかは関係なく、私はDB1+DB2をハイエンドオーディオ機器の一つとして認識しているし、
その理由として、可能性について書いている。
可能性とは、ワクワクする(させてくれる)ものだし、
それは何かを変えてくれる(くれそうな)パワー(活力)であるせん、と。
デザイナーのミルトン・グレイザーの言葉がある。
“There are three responses to a piece of design—yes, no, and WOW! Wow is the one to aim for.”
DeepLによる訳をコピーしておく。
デザインに対する反応は三つある——「はい」「いいえ」、そして「すごい!」だ。目指すべきは「すごい!」である。
Wowを、あの時代、私はDB1+DB2から感じた。
別項で、パイオニアのExclusive M4との組合せについても書いている。
Exclusive M4は、ハイエンドオーディオ機器なのか。
私の答は、Exclusive M4もそうである。
DB1+DB2とExclusive M4が現行製品だった時代は、そう感じた。
Exclusive M4の音には、DB1+DB2とは違った意味でのWowを感じた。