名器、その解釈(JBL 4343の場合・その2)
(その1)で、JBL 4343は名器かと問われると、少し違うと書いた。
JBLの、例えばハーツフィールドやパラゴンは、私だって名器だと思う。パラゴンは現行製品であったころから、名器として認められていた。
4343を名器と呼ぶ人はいるだろう。
私も名器と呼びたい気持を持っていないわけではないが、考えれば考えるほど、はたして4343は名器なのか、と自問してしまう。
世間一般の評価は、ここではあまり関係ない。あくまでも私個人が、4343を名器と感じるかどうかだ。
4343の前身である4341はどうか。4343の上のモデルの4350はどうか。
4343の後継機としての4344は、どうか。それから18インチ口径ウーファーを搭載した4345は、名器なのか。
4350は凄みを感じさせるスピーカーシステムなのだが、ここでも4350は名器とは、少し違うと思ってしまう。
4350の後継機の4355よりも4350の方が、私の中では名器に近いポジションにいるけれど、そして4344と4343に関しても同じことがいえるけれど、
それでも少し違うの、「少し」とは、いったい何なのか。そのことをあれこれ考える。