Archive for category アンチテーゼ

Date: 2月 6th, 2024
Cate: アンチテーゼ

アンチテーゼとしての「音」(audio wednesday)

audio wednesdayで音を鳴らしていくことは、
私はアンチテーゼとしての「音」と考えている。

Date: 2月 22nd, 2023
Cate: アンチテーゼ, 平面バッフル

アンチテーゼとしての「音」(平面バッフル・その12)

スタインウェイに、Model Dというスピーカーシステムがある。

いくつかあるスピーカーのなかで、Model Dがフラッグシップモデルであり、
Model Dはリンク先をみればわかるように、エンクロージュアをもたない。

平面バッフル(オープンバッフル)のスピーカーシステムである。
しかも、そのバッフルに縦に長く、横幅は狭い。

これで低音の十分な再生が可能なのか、といえば、
アンプ搭載タイプであり、低域の補整を行っているのだろう。

振動板のストロークが大きいユニットであれば、
こういうプロポーションの平面バッフルでも、満足のいく低音は再生可能なのだろう。

実をいうと、シーメンスのコアキシャルを鳴らしていたころ、
こういう平面バッフルを考えたことがある。

低音のためには面積の広さが必要なのだが、
誰もが2m×2m級の平面バッフルを、部屋に置けるわけではない。

そのころシーメンスのコアキシャルを取りつけていたのは、
1.8m×0.9mの平面バッフルだった。

それでも狭い部屋では、かなりの圧迫感だった。
もう少し、幅を狭くできないものか──。
そんなことをよく考えていた。

縦に長い平面バッフル。
考えただけで、実行に移すことはしなかった。
スピーカーをセレッションのSL600にしたからである。

それでも、そのころからユニットの幅ぎりぎりまでに狭め、
縦に長いプロポーションの平面バッフルの音は、聴ける日が来るのか──、と思っていた。

スタインウェイのModel Dを聴く機会はそう簡単には訪れないだろうけれど、
それでもいい、と思うのは、
うまく低域を補整することで、うまくいく可能性がある、という確信が得られたからだ。

Date: 10月 5th, 2022
Cate: アンチテーゼ, 平面バッフル

アンチテーゼとしての「音」(平面バッフル・その11)

いまの私にとっての、平面バッフルは、
アルテックの604-8Gを取りつけて鳴らす、ということである。

604-8G以外にも平面バッフルで鳴らしてみたいと思うユニットは、いくつかある。
でも、それらのユニットを所有していないし、
どれもすでに製造中止になってけっこう経つモノばかりだから、
ある程度のコンディションのモノとなると、みつける手間も、費用もそこそこにかかる。

604-8Gは手元にあるのだから、てっとりばやく、平面バッフルに取りつければ、
その音を聴ける。

その8)で、audio wednesdayが終ったこともあって、
よけいにアルテックの音が聴きたいのかもしれない、
そんなことを書いてしまったが、
喫茶茶会記のアルテックのユニット構成はA7に近いものであって、
604-8Gとは、同じアルテックということでひとくくりにはできない面、
というか領域があるように感じている。

もちろん同じアルテックのスピーカーだけに、共通する特質はある。
それでも604というユニットは近距離で聴かれることを前提としている。

A7のように中ホール、小ホールで大勢に音を届けるスピーカーというわけではない。
一人で聴くスピーカーといってもよい。

そんなことを書きながらも、
以前、audio wednesdayでかけたラドカ・トネフの“FAIRYTALES”の音のことをおもい出してもいた。

しっとりとみずみずしい音で、ラドカ・トネフが鳴ってくれた。
一人のための歌、という感じで鳴ってくれた。

そういうこともあるからこそ、
よけいに604-8Gはさらに、その感じが濃厚になってくれるのではないか。
そう期待してしまう、と同時に、そのためには──、と考えることも出てくる。

Date: 9月 26th, 2022
Cate: アンチテーゼ, 平面バッフル

アンチテーゼとしての「音」(平面バッフル・その10)

パワーアンプの出力にコンデンサーをおくことで、
DC成分をカットするということは、
スピーカーのインピーダンスが8Ω、もしくはもっと低い値なために、
大容量でなければならない。

コンデンサーの容量が少なければ、低域のカットオフ周波数は高くなっていく。
十分に低い値のカットオフ周波数にするためには、かなりな大容量となり、
フィルムコンデンサーでは容量的に無理で、電解コンデンサーを使用することになる。

たださえ出力にコンデンサーをおきたくないのに、
しかも電解コンデンサーということに、ある種のアレルギーに近い反応をする人もいる。

しかし考えてみてほしい。
世の中のパワーアンプの大半はなんらかの保護回路を積んでいる。
保護回路のおかげで、ある程度安心して使えているわけなのだが、
保護回路が音質上好ましくないことは知られているし、
保護回路をなんとかしようと試みている技術者もいる。

ネルソン・パスが発表している一連のアンプには保護回路はない。
出力に入るコンデンサーがあるだけだ。

何度も書いてきているように、どんなことにもメリットとデメリットがある。
メリットだけのことは、まずないと思っていい。

電解コンデンサーが出力に入るデメリットは確かにある。
けれど、保護回路を省けるというメリットもある。

Date: 9月 23rd, 2022
Cate: アンチテーゼ, 平面バッフル

アンチテーゼとしての「音」(平面バッフル・その9)

高能率型スピーカーを真空管アンプで鳴らすことには、
いまさらという抵抗感を感じる、という人もいるだろう。

抵抗感はないまでも半導体アンプで鳴らしたい、とうい人もいることだろう。

100dB前後の高能率型スピーカーであれば、
半導体アンプも市販品のそれをもとめるのではなく、自作という手がある。

自作といっても、おおがかりなものではなく、
以前別項で触れたことのあるネルソン・パスが発表しているアンプが、
規模的にも出力的にはぴったりくる。

いまでもキットも出ているし、
中国から買うことに抵抗のない人ならば、AliExpressを検索してみるといい。
プリント基板だけ、とか、部品付きのモノとか、いくつかすぐに見つかる。

自分の自作のレベルに応じて選べばよい。
リニア電源で組むのを大変と感じる人であれば、
ACアダプターを使うという手もある。

ネルソン・パスがやっているAmp Campは、ACアダプターを使ってのアンプ製作だ。

ネルソン・パスのこれらの一連のアンプがいいのは、
プッシュプルもあるけれどシングルのアンプが主で、
回路構成上、出力にコンデンサーが介在する。

いまどきのアンプは、とっくにOCL(出力コンデンサー・レス)だが、
ネルソン・パスのアンプは違う。出力に電解コンデンサーがあり、直流をカットしている。

このコンデンサーの存在が、スピーカーを保護してくれる。

Date: 9月 22nd, 2022
Cate: アンチテーゼ, 平面バッフル

アンチテーゼとしての「音」(平面バッフル・その8)

友人の一人が、先日、アルテックの604Eを手に入れている。
仮のエンクロージュアであっても、いい音で鳴っている、とのこと。

こんなことをきくと、私も604-8Gを鳴らそうという気が起きてくる。
エンクロージュアはどうするか。

ステレオサウンド 51号のマイ・ハンディクラフトに登場した
ジェンセンのバス・ウルトラフレックス型が第一候補なのだが、
いま、このエンクロージュアよりも平面バッフルで鳴らしたい、という気持が強くなっている。

幸いなことに604-8Gは高能率のユニットである。
小出力の真空管アンプでも、そこそこ鳴ってくれる──、
こんなことを暑い夏が終り、急に涼しくなった日が続くと、
そのおもいは強くなってくるし、くり返しおもうわけだ。

audio wednesdayが終り、これまで毎月一回聴いてきたアルテックの音と縁が切れている。
だからよけいに604-8Gをきちんと鳴らそうというおもいが、今回は例年よりも強い。

高能率型スピーカーを真空管アンプで鳴らすことは、懐古趣味なのだけだろうか。
この時代にきちんと確認しておきたいことの一つである。

Date: 12月 14th, 2021
Cate: アンチテーゼ

アンチテーゼとしての「音」(その17)

清潔な音をめざし、清潔な音を出している──、
そう自負している者は、
清潔であることを損う音は、一切出したくなかった。

つまり聴きたくなかったわけだ。

汚れた音、不清潔な音、雑な音──、
そういった類の音はいっさい出したくない(聴きたくない)。

そのため、そういった類の音を排除するようにつとめる。
けれど、ほんとうに排除できるのか。
本人は、排除できると思っていたであろうし、
排除できていた、と思い込んでいた。

でも、それは清潔な、と本人が思っている音で、覆い隠していただけかもしれない。
いくらは排除できていたとしても、残っていたのが、
澱のようにその奥(底)に、溜っていたようにも感じることがあった。

ほんとうのところは、清潔な音をめざしていた本人も、
その音を幾度となく聴いた私にもわからないのかもしれない。

Date: 12月 8th, 2021
Cate: アンチテーゼ, 平面バッフル

アンチテーゼとしての「音」(平面バッフル・その7)

十年ほど前に、QRDの拡散型を前後逆にして、
平面バッフルにしたら──、ということを書いている。

QRD(当時はRPG)が登場したころから、そんなことを考えているのだから、
もう四十年くらい経つわけだが、試したわけではない。

友人が、平面バッフルに鳴らしている人に、このアイディアを話した、とのこと。
興味を持ってくれたようで、実行するようだ、という連絡が昨晩あった。

2m×2mのバッフルをQRDの拡散型で構成する、らしい。
すごい、と思う。

完成した暁には、ぜひ聴かせてほしい、と友人には伝えた。
それがうまくいったら、私もやっと重い腰をあげることになるのだろうか。

Date: 10月 14th, 2021
Cate: アンチテーゼ

アンチテーゼとしての「音」(iPhone+218・その19)

十年前の2011年10月14日にiPhone 4Sを手にいれた。
それまでソフトバンクの独占だったのが、auも取り扱うことになった。

iPhoneを使いたいがためにソフトバンクにしようかと何度も考えたけれど、
ソフトバンクという会社を信用していないので、
auかドコモが扱うようになるまで我慢していた。

やっとauも扱うことになった。
一週間前の予約開始日にauショップに並び、発売初日に手に入れることができた。

その日は、夢中になってiPhoneをいじっていて、
このブログを書きそびれそうになった。

それから十年。いま五台目のiPhoneを使っていて、
誰もそうだろうが、iPhoneに触れない日はない。

iPhone登場前から、iPodからデジタル出力を取り出してD/Aコンバーターに接続して、
ということはすでに行われていた。

ワディアから、そのためのD/Dコンバーターが出ていたし、
ゴールドムンドの試作機もあった(けれど発売には到っていない)。
オンキョーの製品もあった。

ワディアを使っての音は、聴く機会があった。
だからiPhoneでも同様に音を聴くことができるのはわかっていた。

それでもここまでiPhoneで音楽を聴く時間が増えるとは、十年前には予想できなかった。

Date: 6月 8th, 2021
Cate: アンチテーゼ, 平面バッフル

アンチテーゼとしての「音」(平面バッフル・その6)

アルテックの604-8Gを、サブバッフル+三本の角柱で固定する。
これでしっかりと自立する。

このサブバッフルに、平面バッフルを取り付けるかっこうになるわけだ。
バッフルのサイズ、材質は、予算、スペースに応じて変更できる。

最初はそれこそ強化ダンボールでかまわない。
さほど高価なわけではないから、サイズの検討もやりやすい。

1m×1mぐらいから始めてもいいし、
いきなり部屋におさまる最大サイズをやってみるのもいいだろう。

ダンボールだから、大きすぎた、と感じたら処分も簡単だ。

それにバッフルそのものにユニットを取り付けるわけではないから、
バッフルにユニットの荷重がかからない。

これは平面バッフルのバッフルそのものの響きをよくするうえでは、
いい方向に働く、と思っていい。

604-8Gは15kgほどの重量がある。
これを平面バッフルだけで支えるとなると、
バッフルへのストレスとなると考えられる。

それをサブバッフルと三本の角柱で支えることで、
サブバッフルと平面(メイン)バッフルとは、機械的にしっかりと結合しなくてもすむ。
このメリットは大きい。

強化ダンボールである程度の手応えを感じたら、
好ましいと思う材質に変更してもいい。

Date: 5月 17th, 2021
Cate: アンチテーゼ

アンチテーゼとしての「音」(iPhone+218・その18)

2020年2月のaudio wednesdayで、
Raspberry Pi+メリディアン 218の音を聴いている。

Raspberry Piによる再生は、それ以前にも聴いているし、
きちんと取り組もうと思っていたものの、ついつい後回しにしてしまっていた。

けれど今週、やっと手に入れる。
Raspberry Pi 4(4GB)にAllo社のDigiOne Signatureが装着された構成。

DigiOne Signatureは、一年以上前から使ってみたい、と目をつけていたドーターボード。
高精度のSPDIF出力を実現、と謳っている。
ちなみに、Allo、インドの会社である。

こういうところもおもしろいと感じている。

まずは自力でやってみる。
すんなりいかないかも……、と思うけれど、
いきなりメインのシステムにするわけでもないから、
やれるところまでは自力でやる。

Date: 3月 24th, 2021
Cate: アンチテーゼ

アンチテーゼとしての「音」(iPhone+218・その17)

インターネットで検索、
検索結果のURLをクリック。
そのウェブサイトで、またリンク先をクリックすることはままある。

つまりはネットサーフィンである。
インターネットが普及しだしたころは、ネットサーフィンがあたりまえに使われていたけれど、
いつのころからはすっかり死語になっているようだ。

私がインターネットを始めたのは1997年だった。
そのころはまだGoogleがなかった。

ヤフー(そのころはディレクトリによる検索だった)、それからgooを使っていた

それでもネットサーフィンしてしまった、といえるぐらいにあれこれ、
いろんなウェブサイトを見てまわっていた。

いまはそんなことは、ほぼない。
なのにこんなことを書いているのは,TIDALで、あれこれ検索しては、
いろんな音楽を聴いていて、これはネットサーフィンそのものだ、と思ったからだ。

roonがあれば、それはGoogleが登場したのと同じくらいに、
より深く広くネットサーフィンができるようになるのだろうが、
いま私がやっているTIDALでのネットサーフィンは、Google以前のそれに近い。

おもしろいもので、スピーカーで聴いていると、
TIDALでのネットサーフィンは、ほぼやらない。

TIDALでのネットサーフィンをついやってしまうのは、
きまってiPhoneとヘッドフォンで聴いているときである。

なぜなのか、いまのところよくわからない。

Date: 2月 16th, 2021
Cate: アンチテーゼ

アンチテーゼとしての「音」(iPhone+218・その16)

別項で書いているように、
メリディアンの218にiPhone 12 Proを接いで聴くことはやっていない。

218にはMac mini(Late 2014)を接いでいるからだ。
だからといって、iPhone 12 Proで音楽をまったく聴いていないかというと、
そうでもない。

これも別項で書いているが、先日HiByのFC3を購入した。
スティック型のUSB入力のD/Aコンバーター兼ヘッドフォンアンプである。

1月16日に注文して、2月9日に到着した。
なので、ここ数日、iPhone 12 Pro+FC3の組合せで聴く時間が増えている。
ヘッドフォンで聴いている。

ヘッドフォンといっても、スタックスではなく、
ダイナミック型の普及クラスのモノ(三万数千円)だ。
(その4)で触れている。

MQAを開発したボブ・スチュアートによれば、
MQAをもっともよく再生するD/Aコンバーターは、
いうまでもなくメリディアンのULTRA DACである。

二番目はMSBテクノロジーの非常に高価な製品。
三番目は、というと、意外にもLG電子のLV30(スマートフォン)を挙げていた。

LV30の音は聴いていない。
けれどiPhone 12 Pro+FC3の組合せも、これに近いのかも……、と思うところがある。

あるから変換ケーブルを作って、
アンプに接続してコーネッタを鳴らしてみようかな、と思い始めているところだ。

Date: 12月 9th, 2020
Cate: アンチテーゼ, 平面バッフル

アンチテーゼとしての「音」(平面バッフル・その5)

手元に、アルテックの604-8Gがある。
鳴らそう鳴らそうと思いながら、もう五年以上が経った。

「HIGH-TECHNIC SERIES-4」を夢中になって読んだのが高校生のとき。
それ以来、アルテックの同軸型スピーカーを鳴らすのであれば、
平面バッフルという、ひとつの夢があった。

スペースを考えればエンクロージュアに入れた方がいい。
低音再生に関してもそうだ。
それでも平面バッフルで──、と思い続けてきている。

604-8Gを平面バッフルに取り付けた音は聴いたことがない。
どこかで聴く機会もないだろう。
となると自分でやるしかないわけで、
2m×2mの、良質の木材を使った平面バッフルを目標としていたら、
いつまでたっても鳴らすことはできない。

だから強化ダンボールの平面バッフルということを考えている。
ここで問題となるのは、ユニットの固定である。

強化ダンボールとはいえ、604-8Gの重量を支えるだけの強度は期待できない。
それにできるだけバッフル全体の響きを損ねないようにしたい。

だから604-8Gは、50cm×50cm程度のバッフル板に取り付ける。
ここは強度が必要なところなので、厚みのある木材を使う。

このサブバッフルの両サイドに角材をしっかりと取り付ける。
角材の大きさは10cm角ぐらいを考えている。
角材の長さは、床までの距離である。

そして604-8Gの後部を、ここもまた角材で支える。
トゥイーターの磁気回路の外径よりも十分に余裕がある大きさの角材を用意する。

この角材に磁気回路が通るだけの穴をあける。
ゆるゆるの穴ではなく、
角材をプラスチックハンマーで叩きながらはめ込むぐらいにする。
この角材の長さも床に届くだけのものだ。

角材は三本使うことになる。
つまりこの三本の角材で604-8Gを三点支持にするわけだ。
角材の上部はユニットとサブバッフルによって結合されているかっこうになる。

角材の下部はなんらかの方法で結合しないと、少し不安定になるだろう。

Date: 11月 5th, 2020
Cate: アンチテーゼ

アンチテーゼとしての「音」(iPhone+218・その15)

昨晩(11月4日)のaudio wednesdayは、
2月に続いて、iPhoneを使って音出しだった。
CDプレーヤーは、まったく使わなかった。

今回からiPhoneは、これまでの8から12 Proである。
iPhone 8は三年前のモデル。

外観、大きさが違う。
持ってみると、iPhone 12 Proは、意外にも重く感じる。

ボディの素材もアルミニウムからステンレスに変っている。
それにMagSafe用のリング状のマグネットが内蔵されてもいる。

それにCPUも、もちろん違う。

期待できそうな点、そうでない点を感じる。
それらが、どのように音に影響を与えるのかは、聴いたところで判断できることではない。

どちらがいいのか悪いのか。
仮にiPhone 8の音が良かった、としても、
iPhone 12 Pro購入時に下取りに出すようにしているから、
近日中に手元からなくなる。

なのでiPhone 12 Proの音がよくあってほしいわけだ。

iPhone 12 Proが到着して、三日ほどそのままにしていた。
やっと使えるようにしてからも、iPhone 12 Proで音楽を聴くことはあえてしなかった。

audio wednesdayで、初の音出しをするつもりでいた。
いつものようにスピーカー、アンプをセッティングして、iPhone 12 Proを接続しての音。

悪くはないけれど、うーん……と感じる。
開始時間の19時までに、テーマとは関係ない曲をかける。
悪くはないけれど……、というおもいは拭えない。

いつものiPhone 8だったら、こんなふうに鳴るのに……が頭にあるからだ。
試しにiPhone 8にする。

やっぱりiPhone 8なのかな、と思う。
けれど、iPhone 12 Proでの音出しは、今日が最初だ。
もう少し鳴らしてみよう、と思い直した。

結果を書くと、最後までiPhone 12 Proで鳴らした。