アンチテーゼとしての「音」(iPhone+218・その19)
十年前の2011年10月14日にiPhone 4Sを手にいれた。
それまでソフトバンクの独占だったのが、auも取り扱うことになった。
iPhoneを使いたいがためにソフトバンクにしようかと何度も考えたけれど、
ソフトバンクという会社を信用していないので、
auかドコモが扱うようになるまで我慢していた。
やっとauも扱うことになった。
一週間前の予約開始日にauショップに並び、発売初日に手に入れることができた。
その日は、夢中になってiPhoneをいじっていて、
このブログを書きそびれそうになった。
それから十年。いま五台目のiPhoneを使っていて、
誰もそうだろうが、iPhoneに触れない日はない。
iPhone登場前から、iPodからデジタル出力を取り出してD/Aコンバーターに接続して、
ということはすでに行われていた。
ワディアから、そのためのD/Dコンバーターが出ていたし、
ゴールドムンドの試作機もあった(けれど発売には到っていない)。
オンキョーの製品もあった。
ワディアを使っての音は、聴く機会があった。
だからiPhoneでも同様に音を聴くことができるのはわかっていた。
それでもここまでiPhoneで音楽を聴く時間が増えるとは、十年前には予想できなかった。