Archive for category audio wednesday

Date: 8月 12th, 2025
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) –第二十夜

9月のaudio wednesdayは、3日。
テーマはまだ決めていない。

今月の会があまりにも暑すぎた反省もあって、
気持的にはウェストレックス・ロンドンを、また鳴らしたのだが、
野口晴哉氏のリスニングルームにはエアコンがないので、
多少暑さが落ち着けばいいけれど、そうでなかったら……、と悩んでいる。

今年の6月まではリスニングルームに接している和室(稽古場)だった。こちらはエアコンがある。
こちらでやるとなるとスピーカーを用意することになる。

Date: 8月 10th, 2025
Cate: audio wednesday, 終のスピーカー

エラック 4PI PLUS.2のこと(その18)

エラックの4PI PLUS.2を、どこに置くのか。
そのことによって、音はずいぶんと変化する。

スピーカーユニットを組み合わせて自作スピーカーに取り組んでいる人ならば、
常に実感していることでもある。

4PI PLUS.2でもそうなのだが、それでも、このリボン型トゥイーターは、かなり鷹揚な性格でもある気がしている。

昨年、今年のaudio wednesdayでは、七つのスピーカーシステムと組み合わせている。

2024年4月、アポジーのDuetta Signatureに、
5月、Western Electricの757Aレプリカに、
7月、メリディアンのDSP3200に、
12月、BOSEの901 Series Vに、
2025年1月、JBLの4343に、
3月、4月、5月、フランコ・セルブリンのKtêmaに、である。

スピーカーの天板の上に置いたこともあるし、ちょっと離れたところに置いたこともある。

スピーカーの天板の上の場合には、前後に移動するだけで音が変るわけで、
メインスピーカーから離れたところに置くのであれば、どうなるのか。

昨年4月のアポジーの時と今回は、スピーカー本体から1m以上離れたところに置いている。

しっかりしたスタンドが用意できれば、それも高さ調整できるモノであれば、
4PI PLUS.2の位置を、大胆に、そして細かく調整していけるが、今回もスタンドは用意できなかった。

そうなると4PI PLUS.2を置ける位置は、自ずと決まってくる。
アポジーの時には左右にはかなり調整幅があったが、今回は、ほぼワンポイントだけだった。
なので、今回は、4PI PLUS.2の位置調整はまったくやっていない。

Date: 8月 8th, 2025
Cate: audio wednesday, ディスク/ブック

クラシック音楽における自然描写(さそうあきら氏の選曲)

8月6日のaudio wednesdayで、さそうあきら氏の選曲リスト。

ベートーヴェン:交響曲第六番「田園」 第一楽章
カール・ベーム/ウィーンフィルハーモニー

クープラン:「葦」、「オリーブ搾汁器」
クリストフ・ルセ(チェンバロ)

ラモー:「めんどり」、「野蛮人たち」
オリヴィエ・ボーモン(チェンバロ)

ラヴェル:「水の戯れ」
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

ドビュッシー:「水の反映」、「雪が踊っている」
アルトゥール・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)

ディーリアス:「春初めてのカッコウの声を聴いて」
アンドリュー・デイヴィス/BBC交響楽団

バルトーク:弦楽四重奏曲第四番 第三楽章
アルバン・ベルク弦楽四重奏団

バルトーク:組曲「戸外にて」より「夜の音楽」
ゾルターン・コチシュ(ピアノ)

メシアン:「クロウタドリ」
エマニュエル・パユ(フルート)、エリック・ル・サージュ(ピアノ)

メシアン:「キガシラコウライウグイス」
アナトール・ウゴルスキ(ピアノ)

マーラー:交響曲第九番 第一楽章
サー・サイモン・ラトル/ベルリンフィルハーモニー

当日は、さそうあきら氏の解説付き、そして絵付きだった。

ベームの「田園」は、音楽を聴き始めたころのさそうあきら氏を虜にした音楽(演奏)。

Date: 8月 6th, 2025
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) –第十九夜を終えて

今日のaudio wednesdayは、あまりの暑さなので、
予定されていた方でも、今日はやめておこう、と思われてもおかしくない。
にも関わらず、さそうあきら氏のDJということで、初めての方もおられて、良かった。

スピーカーは先月と同じウェストレックス・ロンドンで、他の機材も同じ。
違うのは、エラックのリボン型トゥイーターの存在だ。

かなり音は変る。
今日のポジション、調整がベストではないが、うまく鳴ってくれた。

こうも暑いと、いつもならなんでもないことでも面倒に思えてくる。
楽な方に流されたいという気持もわいてくる。
それでも鳴ってきた音を聴くと、やっぱりきちんとやってよかった、と思える。

Date: 8月 5th, 2025
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) –第十九夜(さそうあきら氏のDJ・いよいよ明日)

明日(8月6日)は、さそうあきら氏のDJによるaudio wednesday。

明日は、今日ほどの暑さではないようですが、それでもかなり暑くなりそうです。
なので軽装でお越しください。

Speaker System: Westrex London + ELAC 4PI PLUS.2

Control Amplifier: Marantz Model 7

Power Amplifier: Accuphase A20V, McIntosh MC275

CD Transport: Accuphase DP100

D/A Converter: Meridian ULTRA DAC

開始時間は19時。終了時間は22時。
開場は18時から。

会場の住所は、東京都狛江市元和泉2-14-3。
最寄り駅は小田急線の狛江駅。

参加費として2,500円いただく。ワンドリンク付き。
大学生以下は無料。

Date: 8月 1st, 2025
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) –第十九夜(さそうあきら氏のDJ)

8月6日のaudio wednesdayは、マンガ家のさそうあきら氏のDJ。

スピーカーは告知している通り、ウェストレックス・ロンドンを鳴らす。
それにエラックのリボン型トゥイーターを足すのだが、どういう結果をもたらすのか、
予想できるところもあるし、そうでないところもあって、私自身、わくわくしている。

さそうあきら氏から当日のプレイリストはいただいているが、
来てのお楽しみということで、まだ公開しない。

Speaker System: Westrex London + ELAC 4PI PLUS.2

Control Amplifier: Marantz Model 7

Power Amplifier: Accuphase A20V, McIntosh MC275

CD Transport: Accuphase DP100

D/A Converter: Meridian ULTRA DAC

開始時間は19時。終了時間は22時。
開場は18時から。

会場の住所は、東京都狛江市元和泉2-14-3。
最寄り駅は小田急線の狛江駅。

参加費として2,500円いただく。ワンドリンク付き。
大学生以下は無料。

Date: 7月 26th, 2025
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) –第十九夜(さそうあきら氏のDJ)

8月6日のaudio wednesdayの告知を、DJのさそうあきら氏がX(旧twitter)でされています。

野口晋哉氏の全生新舎のXでも告知されてます。

Date: 7月 24th, 2025
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) –第十九夜(さそうあきら氏のDJ)

つい先ほどまで、8月6日のaudio wednesdayで鳴らすスピーカーを決めるために、
さそうあきら氏にシーメンスのオイロダインとウェストレックス・ロンドンを聴き比べをお願いしていた。

厳密な比較試聴ではなく、おおまかな、二つのスピーカーの音の傾向を知ってもらうための試聴で、アキュフェーズのA 20Vに、
iPhoneとD/Aコンバーター兼ヘッドフォンアンプを接続して行った。

一曲ごとにスピーカーを切り替えて聴いてもらった。
8月6日に鳴らすスピーカーは、ウェストレックス・ロンドンに決まった。

当日は、ウェストレックス・ロンドンにエラックのリボン型トゥイーター、4PI PLUS.2を足して鳴らす。

Date: 7月 14th, 2025
Cate: audio wednesday

Westrex Londonを鳴らしてみて(その6)

一時間強での音の鳴り方の変化からすると、
これから先丁寧に鳴らしていけば、ウェストレックス・ロンドンのスピーカーは、もっとよく鳴るようなるはず。

だが、それはいまどきのオーディオ評論家が言うような「スピーカーの存在が消える」とは、まるで違う鳴り方のでの、その先である。

今回は、さほど長い時間、ウェストレックス・ロンドンを鳴らすことはできなかったが、
一時間強での音の鳴り方の変化は、存在感を増していく、ともいえるものだった。

スピーカーが歌うように鳴る。
そのことが鳴らしていくとともに、よりスムーズに歌うようになり、
さらに楽しく音楽を奏でてくれるようにも感じとれた。

そこには、スピーカーを通して音楽を聴く喜びがある。

Date: 7月 14th, 2025
Cate: audio wednesday

Westrex Londonを鳴らしてみて(その5)

20時30分ごろにステレオで鳴り始めたウェストレックス・ロンドン。
カルロス・クライバーのベートーヴェンの第二楽章の終り近くで、一時間強経っていた。

やっと目覚めたばかりのスピーカーにとって、この一時間は長くはないけれど、
それでも徐々に本領を発揮してくれつつある時間ではあった。

もっと時間があれば、さらによく鳴ってくれたはず。
そう言い切れるほど、クライバーのベートーヴェンの第三楽章と終楽章は、
ベートーヴェンの音楽の巨きさを感じられるほどに、鳴ってくれた。

これでウェストレックス・ロンドンが鳴り切ったわけではない。
もっともっと良くなるはずだし、オーディオ的な聴き方をすれば、
細かな指摘をされるだろうし、キズのない音ではない。

でも、その前に、ベートーヴェンの音楽をベートーヴェンの音楽として聴かせてくれた。
このことが私にとっては、とても大事なことだ。

Date: 7月 13th, 2025
Cate: audio wednesday

Westrex Londonを鳴らしてみて(その4)

audio wednesdayを喫茶茶会記でやっていたころは、スピーカーはアルテックをベースにしたモノだった。

ウーファーの416-8Cの出力音圧レベルは、97dB/W/m。
実際に鳴らした感じも、そのくらいである。

100dBを超えるほどの高能率スピーカーではないものの、
十分、そう呼べるだけのモノではある。

メリディアン のUltra DACを最初に聴いたのは、このスピーカーだったし、
喫茶茶会記でUltra DACを聴いたのも、全て、このスピーカーを通してだった。

現在の狛江でaudio wednesdayを行うようになってから、
いくつものスピーカーでUltra DACを聴く機会、
言いかえると、Ultra DAC独自のフィルターの切替による音の違いを聴くようになった。

いまのところいえるのは、Ultra DACのフィルターの音の違いは、
明らかに高能率スピーカーの方が、はっきりと出る。
そして、判断に迷うことが少ない。

このことは私にとって非常に興味深い現象で、そういうことではないかな、という理屈はあるものの、
これから、いくつかのスピーカーで試してみてから語っていきたい。

そんなことを感じながら、ウェストレックス・ロンドンのスピーカーを鳴らしていた。
49年ぶりに鳴ったウェストレックス・ロンドンの音は、
最初から凄いと思わせるところと、個人的には、少しあれっ? と感じるところもあった。

それはおそらく長いこと鳴らされていなかったからだろう、と思いながら、
最後に、カルロス・クライバーのベートーヴェンの五番(MQA-CD)をかける。

二楽章の後半から、明らかに音が変った。

Date: 7月 12th, 2025
Cate: audio wednesday

Westrex Londonを鳴らしてみて(その3)

渡辺茂夫のCDをかけて、今日は、これだけで充分じゃないか、
という気持も私の中にはあった。

でも、やはりステレオで聴きたい、という声ばかり。左チャンネルを鳴るようにする。

今回は、細かな不具合がいくつか起こるだろうと、やる前から思っていたから、
CDもあれこれ持参したわけではなかった。

その中の一枚が、クーベリック/バイエルン放送交響楽団によるスメタナの「わが祖国」。
その後に、来られた方のCDもかける。
その中に“LIVE – Hans Zimmer”があった。

タイトルからわかるようにライヴ録音。
これも、かなりよく鳴ってくれた。
トーキー用のスピーカーで映画音楽を鳴らしているわけだから、
よく鳴って当たり前とは思わない。

ウェストレックス・ロンドンの時代とハンス・ジマーの時代は、ずいぶんと違う。
そんなこと関係ないと思わせるほどに、いい。

以前から感じていることなのだが、
高能率のスピーカーはライヴ録音をうまく鳴らしてくれる。

たまたまなのだが、クーベリックの「わが祖国」もライヴ録音。

このことに関係して、もう一つ思っていたことは、
メリディアンのUltra DACのフィルターの切り替えによる音の違いは、
高能率のスピーカーの方が、はっきりと違いが出る、ということ。

Date: 7月 11th, 2025
Cate: audio wednesday

Westrex Londonを鳴らしてみて(その2)

渡辺茂夫と聞いても、どんな人か、ほとんどの人は知らないと思う。
私は、なんとなく名前だけは聞いた(見た)記憶があるけれど、
だからといって、どんな人なのかについては、ヴァイオリニストだった──、それだけだ。

前回のaudio wednesdayが終ってから検索して、
インターネットで知り得ることは調べたけれど、
そのことによってCDを買って聴いてみよう、とはならなかった。

それに三十年ほど前に発売されたCDは廃盤のようで、入手は難しい。それもあって、それ以上の興味は持たなかった。

おそらく先日のaudio wednesdayに来ていた人で、渡辺茂夫のCDを聴いたことのある人は、一人だけ。
CDを持って来られた人だけのはず。

誰のCDなのか、どういう人なのか、全くの説明なしに渡辺茂夫のCDをかけた。
それで考え良かった。
何の先入観もなしに、ウェストレックス・ロンドンの音とともに、
渡辺茂夫の演奏に、皆驚いたのだから。

このCDは東芝から出ていた。
ライナーノーツによると、88.2kHz、20ビットでデジタル変換されている。
ならば、QobuzかTIDALで、このスペックのまま配信をしてほしい。

とにかく49年ぶりに鳴った野口晴哉氏のウェストレックス・ロンドンは、聴く人みなの心を捉えてしまった。

Date: 7月 10th, 2025
Cate: audio wednesday

Westrex Londonを鳴らしてみて(その1)

昨晩のaudio wednesdayでは、ウェストレックス・ロンドンのスピーカーを鳴らした。
おそらくだが、野口晴哉氏が亡くなられてから鳴らされていなかったスピーカーだろう。
となると49年間、鳴らされていなかったことになる。

できれば事前にチェックして準備しておきたかったのだが、
そういう時に限って時間の都合がつかなくて、
ぶっつけ本番になり、なんとなくだが細かな不具合が起きそうな気はしていた。

しかも、こういう予感は当たるもので、
パワーアンプのマッキントッシュのMC275のトラブルも重なって、
ウェストレックス・ロンドンからステレオで音が鳴ってきたのは、20時30分を過ぎていた。

一度、アンプを取りに家に戻ったりして、しかも暑いし、
大変な一日になったけれど、それでもウェストレックス・ロンドンから鳴ってきた音を聴くと、
やって良かったな──、だけである。

本領発揮までは、まだまだ時間が必要だけど、
堂々とした、リアリティのある音が聴けた。

最初、右チャンネルだけを鳴るようにしてかけたのは、渡辺茂夫のCDだった。
モノーラルの状態だったから、モノーラルのCDをかけたわけだが、
このCDは、最近、よく来られる方が持ってこられた。

前回、渡辺茂夫のCD、持ってきます、と言われていた。それをかけたわけだ。

持ってこられた方も、かけた私も、他の人皆、鳴ってきた音に驚いた。

Date: 7月 9th, 2025
Cate: audio wednesday

audio wednesday (next decade) –第十九夜(さそうあきら氏のDJ)

8月6日のaudio wednesdayは、さそうあきら氏にDJをお願いしている。

「神童」、「マエストロ」、「ミュジコフィリア」と言った作品からもうかがえるように、
たいへんな音楽好きの方である。

6月には「絵師ムネチカ」も発売されている。上の三作品とは違い、
直接音楽を描いた作品ではないけれど、
私は「絵師ムネチカ」を読んでいて、以前書いたように、
ワグナーの「パルジファル」をおもっていた。

このへんは個々人の音楽の聴き方と関係してくることだから、
全然、そんなことは感じなかったという人がいてもいい。

今年1月に、DJの件を依頼。さそうあきら氏のスケジュールの関係で、
8月に行うことに決まっていた。

来月、やっとその日がやってくる。