Archive for category audio wednesday

Date: 9月 17th, 2017
Cate: audio wednesday

plain sounding, high thinking(その4)

2016年の1月のaudio wednesdayから音を鳴らすようになった。
昨年は九回の音出し。
今年はいまのところ毎月行っている(11月は音出しはなし)から、九回。

十八回の音出し、すべてを聴いているのは私ひとり。
2015年秋に、いまのエンクロージュアが喫茶茶会記に入り、約二年。
ユニットの配置が変り、その他さまざまなところが変った(というか変えてきた)。

そうとうに音は変ってきている。
毎月一回の音出し。
その度にセッティングして、会が終ればセッティングを崩すことになる。

毎回のセッティングにかける時間は一時間ほど。
毎回少しずつセッティングを変えている。
常連の方でも、気づかないほどに少しずつ変えている。

audio wednesdayでの音出しは、私自身の好みを聴いてもらおうとは考えていない。
目の前にあるスピーカーが鳴りたいように鳴らす方向での音出しを考えているだけである。

そのために必要なのは、スピーカーの出してくる音とのコミュニケーションだと思う。
そうやって出していく音が、”plain sounding”となっていくような気がしている。

Date: 9月 9th, 2017
Cate: audio wednesday

第81回audio wednesdayのお知らせ(1982年10月4日)

10月のaudio wednesdayは、4日。
タイトルを見てピンと来た人は、いるはず。

35年前の10月4日に、グレン・グールドは亡くなっている。
つい先日、ソニーミュージックから最初のゴールドベルグ変奏曲のボックスが発売になった。
もちろん買ってしまった。

10月4日。
だからグレン・グールドを聴くことをテーマにしたい。
といっても小難しいことを語りながら聴こう、なんてことは考えていない。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 9月 7th, 2017
Cate: audio wednesday

30年ぶりの「THE DIALOGUE」(その10)

audio wednesdayには、喫茶茶会記に来られたお客さんが、
隣の部屋で何やら音楽が鳴っている、なんだろう……、ということで、
関心をもって覗きに来られることがあるのは、以前も書いている。

昨晩も22時ごろに、30代なかば、20代なかば、ふたりの男の人が関心を持ってくれた。
たまたま喫茶茶会記に来ていた人たちで、
オーディオに特に関心のない人たちでもあった。

彼らにも「THE DIALOGUE」を聴いてもらった。
他にも何枚かのディスクを聴いてもらった。

彼らがオーディオマニアになるか、
オーディオに関心をもってくれるようになるのかはわからないが、
昨晩の「THE DIALOGUE」の音は、少なくとも彼らの心を捉えたという手応えはあった。

Date: 9月 7th, 2017
Cate: audio wednesday

30年ぶりの「THE DIALOGUE」(その9)

6月のaudio wednesdayで、「THE DIALOGUE」をひさしぶりに聴いて以来、
先月はディスクを忘れたけれど、昨晩も含めて毎回鳴らしている。

いま喫茶茶会記のアンプはマッキントッシュのMA7900。
電子ボリュウムということもあってか、フロントパネル中央のディスプレイには、
減衰量がdBではなく%で表示される。

6月のaudio wednesdayでは、MA7900の表示で、54%あたりが、
音が破綻しないぎりぎりのところと感じた。
もう少し上げられるけれど、少しきわどいところも出てくるであろうと感じられた。

毎回「THE DIALOGUE」を鳴らしているのは、
どこまでボリュウムを上げられるようになるか、というひとつの挑戦である。

7月は60%をこえたあたりまで、いけた。
8月はディスクを忘れていたけれど、他のディスクの鳴った感触から、
もう少し上げられた、という手応えは感じていた。

9月の今回は、70%まで上げた。
喫茶茶会記のスピーカーはアルテック。
ウーファーは416-8Cで、このユニットの能率がシステム全体の能率となるわけだが、
同じユニットを搭載していて、構成もほぼ同じのアルテックのModel 19(後期)は、
出力音圧レベルは12dB/W/mと発表されているが、
聴いた感じでは97dBとか98dBくらいに感じられる。

97dBとしても、いまでは高能率といえる。
そういうスピーカーに、けっこうなパワーを入れている。
来月は、もっと上げる(パワーを入れる)予定だ。

音量でごまかす、みたいなことをいう人が、いまも昔もいる。
確かに比較試聴をしているときのボリュウム設定は、重要である。

デリケートな試聴になればなるほど、音量のわずかな差は、
音がよく聴こえたり、そうでなかったりすることにつながる。

けれど、その音量の違いというのは、わずかである。
「THE DIALOGUE」でやっているのは、そういうことではない。

大音量再生を知性の感じられない行為だ、という人もいるが、
ただボリュウムを上げれば、それでよし、という領域ではない。

使い手(鳴らし手)の、さまざまなことが試される領域であるから、
大音量再生はスリリングである。

Date: 9月 1st, 2017
Cate: audio wednesday

第80回audio wednesdayのお知らせ(結線というテーマ)

今月のaudio wednesdayテーマは「結線というテーマ」で、
前回書いたように、
サイズ考」でネットワークについて書いていることをやる。

なのでどういうことうやるのかおおよそ想像がつく人もいよう。
この方式をやるには、スピーカーケーブルがさらに必要になるが、
喫茶茶会記で使っているケーブルはカナレのスターカッド構造のモノである。
1mあたり千円もしないケーブルのはずだ。

今回のテーマに、スターカッドのケーブルは都合がいい。
ケーブル関係は何ひとつ用意せずに試すことができるからだ。
手間は少しかかるが、費用はかからない。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 8月 21st, 2017
Cate: audio wednesday

第80回audio wednesdayのお知らせ(結線というテーマ)

9月のaudio wednesdayは、6日である。
テーマは8月に行う予定だった「結線というテーマ」である。

実というと、実験のために必要なモノを前日に用意していたにも関わらず忘れてきてしまった。
やってやれないこともなかったが、
とりあえずやってみたオカルト的要素のやや強い実験が、
予想以上に効果的だったため、それだけで時間か過ぎてしまった。

なので三回目の正直で「結線というテーマ」で行う。

どういうことかといえば、
サイズ考」でネットワークについて書いている。
そこで書いていることを、喫茶茶会記のスピーカーでも試そうというものだ。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 8月 3rd, 2017
Cate: audio wednesday

第80回audio wednesdayのお知らせ

9月のaudio wednesdayは、6日です。
音出しの予定です。テーマはまだ決めていません。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 7月 31st, 2017
Cate: audio wednesday

第79回audio wednesdayのお知らせ(結線というテーマ)

8月のaudio wednesdayは、2日である。
テーマは前回書いているように「結線というテーマ」である。
これがメインになるが、時間があまったら、
最後のほうでオカルト的ことを試そうと考えている。

ケーブルによる音の変化を認めている人でも、
それはちょっと……、といわれそうなことをやろうと考えている。
といっても、これにかかる費用は数百円程度である。

もし効果が認められれば、すぐに試せる簡単なことでもある。
実は、私もまだ試していない。
昨日、ふとそのことを思い出して、今回のaudio wednesdayでやってみようと思っているところだ。

もしそれで音が明らかに変化したとしても、その理由はうまく説明できない。
そんなことも予定している。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 7月 25th, 2017
Cate: audio wednesday

第79回audio wednesdayのお知らせ(結線というテーマ)

「結線というテーマ」は、4月のaudio wednesdayでやる予定だった。
けれど直前になってマッキントッシュのMA2275が故障になって、
新しくMA7900にかわったのが4月下旬ということもあり、
「結線というテーマ」を伸ばし伸ばしにしていた。

5月、6月、7月とMA7900で音を鳴らしてきて、
同じマッキントッシュのプリメインアンプといっても、
MA2275は管球式で、トランジスター式のMA7900にかわったのだから、
音もかなり変化するのか、と思っていた。

音は変った、といえば、もちろん変っている。
けれどそれまでのMA2275で鳴らしていた音と違和感がまったくなく、
最初から馴染んでいる、と感じている。

なので、このへんで「結線というテーマ」をやろうと思う。
このテーマは一回かぎりではなく、何回か予定している。
今回は、MA7900の出力端子から、ネットワークを含めたスピーカーまでの配線を、
通常のやり方から大きく変えてみる。

とはいってもスピーカーケーブルは、いま使っているカナレのモノをそのまま使う。
新たにケーブルを足すわけでもなく、
あくまでも結線を変えての、ひとつの実験である。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 7月 6th, 2017
Cate: audio wednesday

第79回audio wednesdayのお知らせ

8月のaudio wednesdayは、2日。
音出しの予定です。

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Date: 7月 3rd, 2017
Cate: audio wednesday

第78回audio wednesdayのお知らせ(暑い夏だから)

今日(7月3日)は、暑かった(というよりまだ暑い)。
これだけ暑い(もっと暑い日は来るだろうけど)、さわやかな音を聴きたい。
涼しげな音を聴きたい。

間違っても熱苦しい、聴いているだけで部屋の温度が増してくるような音は、
できれば避けたい。

井上先生がよくいわれていた。
日本には四季があるから、季節によって聴きたい音も変化していくものだ、と。

今月のaudio wednesdayは、5日。
午前中は台風通過の影響で雨のようだが、午後からは暑い、と思う。
ならば涼しげな、さわやかな音で、そんな音楽を聴くのもいいなぁ、と思うものの、
実際には、そんなところから離れた音を出すことになるだろう。

ならばいっそのこと、聴いているだけで体温が上昇していくような音楽を、
暑い夏の日に、けっこうな音量で聴く、というのもいいのではないか。
ぬるい音楽厳禁でいきたいと、考えている。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 6月 28th, 2017
Cate: audio wednesday

第78回audio wednesdayのお知らせ

7月のaudio wednesdayは、5日。
音出しの予定ですが、いまのところテーマは決めていません。
ぎりぎりになって決める予定です。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 6月 18th, 2017
Cate: audio wednesday

audio wednesday(今後の予定)

確定しているわけではないが、近いうちにホーンの比較試聴をやりたいと考えている。
ドライバーはJBLの2441、
ホーンは、これまで何度か鳴らしている2397、
それに蜂の巣の愛称で知られる537-500(HL88)の比較である。

実は私も、このふたつのホーンを直接比較試聴したことはない。

1981年のステレオサウンドには、ユニット研究という連載記事があった。
JBLのホーンの比較試聴も行われていたし、
それぞれのホーンは、いくつかのところで別個に聴いてはいるから、
おおよその想像はつくというものの、それでも比較試聴できることは、いまから楽しみである。

トゥイーターも075を借りられそうである。

ウーファーはアルテックの416-8Cのままであるが、
ユニットであれこれ楽しめそうである。

Date: 6月 13th, 2017
Cate: audio wednesday

30年ぶりの「THE DIALOGUE」(その8)

30年ぶりに聴く「THE DIALOGUE」は、いろんなことを思わせてくれた。
オーディオに関することだけでない。

聴いていて、ふとKK適塾のことを思っていた瞬間がある。
KK適塾では、まず講師の方が話される。
その次に川崎先生で、最後に講師の方と川崎先生の対談(場合によっては鼎談)という構成だ。

「THE DIALOGUE」はベース(猪俣猛)と、
ベース、パーカッション、ヴィブラフォン、フルート、ギター、テナーサックス、トロンボーン、
それぞれの奏者との対話である。

おそらく録音に前に打合せはあったとしても、
「THE DIALOGUE」に収録されている対話は、
その場での、その瞬間でのインプロヴィゼーションのはずだ。
だからこそ「THE DIALOGUE」(対話)なのであり、
ここでの対話は緊張感があり、いきいとしていて、聴いていてスリリングである。

だから最後の対談が始まる前に「THE DIALOGUE」があったら……、と思った。

Date: 6月 9th, 2017
Cate: audio wednesday

30年ぶりの「THE DIALOGUE」(その7)

今回のaudio wednesdayでは、いろいろなことを思っていた。
「THE DIALOGUE」を聴くのは30数年ぶり。

つまり最後に聴いたのは20代のはじめのころ。
いまは50を過ぎている。

その頃からすれば老いているとそういえよう。
「THE DIALOGUE」までが老いた音で鳴ってきたから……、
どんなにセッティングを詰めていっても、あの頃聴いた感じがなくなってしまったような音だったら……、
そんな不安のようなものが少しはあった。

でも、それは最初の一音で吹き飛んでしまった。
セッティングを詰めていく前の状態でも、これならば、と思える勢いがあった。

聴いていて体温が上ってきたように感じたのも、そのためだったのかもしれない。

百点満点の音が出せた、とはいわないが、
少なくとも出したい音であった。
でも、聴きながらダブルウーファーだったら……、とも実は思っていた。

それから「THE DIALOGUE」はCDとSACDのハイブリッド盤である。
D38uはCD専用機だから、CD層での音出しだったわけだが、
ここまで鳴ってくれると、SACDでの「THE DIALOGUE」をぜひ聴いてみたい。

どこからかSACDプレーヤーを調達してこなくてはならないが、欲が出てきた。

それから忘れてはならないが、アンプのMA7900のことだ。
以前書いたようにMA2275が何度目かの故障で、MA7900へと交代になった。
真空管アンプからトランジスターアンプへとなったわけだ。

同じマッキントッシュのプリメインアンプとはいえ、
趣味性ということではMA2275の方が魅力的といえる。

でも、音は、というより、アンプとしての実力はMA7900の方が高い。
MA2275と比較試聴したわけではないが、
スピーカーのセッティングを変えたときの音の変化の仕方から判断するに、
MA7900は、想像していた以上の実力をもっているようだ。

今回「THE DIALOGUE」を聴きたいと思うようになったのも、
もしかするとアンプがMA7900になったことも関係しているのかもしれない。