趣味のオーディオとしてのカタチ(その13)
スマートフォンからなのだろうか、
その分野の先端のモノに、スマート(smart)がつくようになったのは。
スマートフォンの次には、スマートスピーカーが登場した。
その次は、何が来るのだろうか。
スマートアンプ、スマートプレーヤーが登場してくるのかもしれない。
そしてスマートオーディオということになっていくのだろうか。
スマートオーディオとは、どういうものになっていくのかよりも、
スマートのかわりにつけるとしたら、何があるのか、だ。
スマートの反対語をつけたいわけではない。
オーディオというもの、スピーカーというもの、アンプというもの、
それらについて考えていくうえで、まずつけたいのは純粋である。
純粋オーディオ、純粋スピーカー、純粋アンプ、純粋プレーヤー。
純粋は英語ではpureだから、
オーディオ・ヴィジュアルが登場したころ、
区別するためにピュアオーディオといわれるようになった。
私は、あまりピュアオーディオといういいかたは好きではない。
オーディオですむことだから。
それでも、純粋オーディオとしてみるのは、
ピュアオーディオと同じことじゃないか、という指摘があるのはわかっていても、
ピュアオーディオといったときと、純粋オーディオといったとき、
さらに純粋スピーカー、純粋アンプといったときに、
あらためて純粋スピーカーとは、いったいどういうモノなのか、と考えるからだ。
言葉遊びではない。少なくとも私にとっては、そうではない。
純粋スピーカー、純粋アンプからイメージするスピーカー、アンプは、
どういうカタチをしているのか。