ジャーマン・フィジックスのHRS130は、
輸入元タクトシュトック取扱いの製品で鳴らされた。
アナログプレーヤーはヴァルテレのスラッグシップモデル。
アンプはスロヴァキアのカノア・オーディオ。
ヴァルテレは、ロクサンのプレーヤーは聴いたことはあるけれど、
それからずいぶん時間は経っているし、モデルのランクも違っているから、
初めてのモデルといえるし、
カノア・オーディオに関しては、
タクトシュトックが取り扱いを始めてたのは知っている程度でしかなかった。
どういう音が鳴ってくるのか。
音は鳴ってみるまで(聴いてみるまで)わからない。
開始時間は13時30分からなのだが、
セッティングができた13時15分くらいから、HRS130の音が鳴り始めた。
国際フォーラムでひさしぶりに聴くジャーマン・フィジックスの音。
タイムロードが取り扱っていた時代は、インターナショナルオーディオショウで聴いていた。
輸入元がゼファンになってからは、
取扱いブランドの多さからなのだろうが、ジャーマン・フィジックスが鳴らされる時間は短かった。
ゼファン時代のジャーマン・フィジックスの音は、
インターナショナルオーディオショウでは聴く機会がなかった。
タイムロード時代のジャーマン・フィジックスと、
タクトシュトック時代のジャーマン・フィジックスは、けっこう違っている点もある。
鳴らすアンプも違う。
タイムロード時代はCDだったのが、
今回のタクトシュトックはLPのみだった。
そういう違いがあっても、鳴ってきた音を聴いた瞬間、
なんの異和感もなく、いい音だ、と思える。