Archive for category よもやま

Date: 4月 24th, 2020
Cate: よもやま

検電ドライバーのこと

一本あれば便利なのが検電ドライバー。
なくても他のモノで代用できたりするので、
以前使っていたのが使えなくなってしまってから、ずっとそのままだった。

他のモノを注文したときに、検電ドライバーも加えた。
その時知ったのだが、いまや検電ドライバーもLED化されている。

私が知っている検電ドライバーはネオン管採用だから、電池は不要。
ネオン管の寿命がそのまま検電ドライバーの寿命だった。

ネオン管式は電池もいらない。
LED式の検電ドライバーは、電池を必要とする。

電池の残量が無くなれば使えなくなる。
電池要らずが検電ドライバーの特徴でもあったはずなのに……、
と思ってしまうのだが、ネオン管の光り方が足りない、ということから生れたようだ。

ネオン管の光り方が足りない、と感じたことはこれまで一度もないが、
そう感じる人がいるのは事実のようだ。

検電ドライバーの仕組みからいっても、使う人によってネオン管の光り方には多少の差が生じよう。
でも点いているかのかどうかわからないほどではない、と思っていた。

LED式はネオン管式よりもかなり明るいようである。
それでもLED式の検電ドライバーは、進歩とは思えない。

それまで不要だった電池が必要とすること、
使えなくなった電池は排気する必要があること、
むしろ退歩しているように感じる。

Date: 4月 21st, 2020
Cate: よもやま

スマートフォンのアプリ

スマートフォンで写真を撮って、
スマートフォンで画像処理してインターネットに公開。

スマートフォンだけで、すべで終ってしまう。
スマートフォン用のアプリは、ほんとうにいろいろあって、
しかも数が多いから、友人・知人のiPhoneに、
初めてみるアイコンのアプリがインストールされていることもめずらしくない。

とにかく画像処理、画像の理解の進歩の速さは、驚くとともに、
期待したいことが一つある。

トランジスターや、コンデンサー、抵抗などが実装されたプリント基板を、
裏表撮影することで,回路図を書き起こしてくれるアプリの登場である。

いまでは多層基板が当り前になってきているので、そこまでは無理としても、
片面基板、両面基板ならば、対応できるのではないだろうか。

何も完全な回路図でなくてもいい。
七割から九割程度の精度でもいいから、プリント基板を撮影することで、
自動的に回路図に変換される。

その回路図を回路シミュレーターに読み込ませることができたら、
不完全なところを手直しして、ということができれば十分である。

需要はある、と思う。
どこか(誰か)開発してくれないだろうか。

Date: 10月 9th, 2019
Cate: よもやま

DISCOVER AMERICA; Summer Of 1965(喫茶茶会記にて)

9月11日から28日まで、
開催されていた写真家・野上眞宏さんの写真展「DISCOVER AMERICA; Summer Of 1965」。
ここで毎土曜日に行われていたスライドショーが、
11月7日、四谷三丁目の喫茶茶会記でも行われる。

「記憶を読む! 1965年の夏」として行われる。

喫茶茶会記では毎月第一水曜日にaudio wednesdayをやっている。
翌日の木曜日(正確には第一木曜日)には、朗読会が行われていたことは、
店主の福地さんから聞いて知ってはいた。

遊読夜会という会である。
この遊読夜会をやられている方と野上さんが友達同士ということで、
今回喫茶茶会記でも行われることになった。

野上さんによるスライドトークで、
19時30分から22時まで。
会費は2000円(1ドリンク+お菓子付き)。

Date: 3月 13th, 2019
Cate: よもやま

清進商会の閉店

秋葉原の清進商会が、今月末に閉店する。

ラジオ会館が2011年に建て替えのため閉店し、2014年に新たに開店したときに、
清進商会が、以前と変らぬ規模で健在だったことは、意外でもあり嬉しくもあった。

私自身は、清進商会でオーディオ機器を購入したことはないが、
友人数人は、ここでいくつか購入している。

いまも秋葉原に行けば、十回に一回くらいは清進商会を覗く。
代り映えしない品揃えのようで、時々、意外なモノがあったりする。

ずっと以前からある中古オーディオ専門店である。
私が上京したころのラジオ会館は、ほぼすべてオーディオ関係の店舗だった。
三栄無線があったし、光陽電気、キムラ無線もあった。
他にも店名を忘れてしまっているが、いくつも店舗があった。

それらが一つ欠け、二つ欠け……、と消えていった。
清進商会は残ってきた。

それでも今月末で終る。
特に寂しいという気持は、私にはないが、
平成最後の年に、昭和そのままのオーディオ店が、一つなくなるのは事実だ。

Date: 3月 26th, 2018
Cate: よもやま

偶然は続く

昨晩、風呂に入りながら、なんとなくThe Nineだな、と考えていた。
The Nineを探し出して買おう、ということではなく、
いま半導体アンプを自作するなら、The Nineだな、という意味においてだ。

The Nineは、SUMOのThe Goldの弟分にあたるパワーアンプで、
A級動作で、出力はThe Goldの約半分。
奥行きもずっと浅い。

電圧増幅はディスクリート構成ではなくOPアンプを、
片チャンネルあたり二個使い、ひとつは非反転増幅、もうひとつを反転増幅して、
アンバランス信号をバランス信号へと変換してブリッジ出力を得ている。

The Goldをそうとうに簡略化したモデルだ。
自作するのにそれほど困難なわけではないが、
The Nineだな、と思いながらも、電源トランスを特注する必要があるな、とも思っていた。

両チャンネルで、出力段用にフローティング電源が四組必要になる。
ここが自作する上でのネックになる。
市販の電源トランスで、The Nineの仕様に見合うものはない。

今日、横浜方面にいた。
オーディオ店でもないし、ジャズ喫茶とか、そういう場にいたわけではないが、
偶然にもThe Nineに出合えた。

KEFのModel 104aB、Model 105.2もひさしぶりの再会だったが、
The Nineも同じくらい、ひさしぶりの再会だった。

偶然は、まだ続くのか。

Date: 11月 20th, 2017
Cate: よもやま

ネジの店(三和鋲螺)

facebookでネジのことが少し話題になっていた。

30年ほど前、インチネジが必要になった。
古いアメリカのオーディオ機器にはインチネジが使われていた。
交換の必要があるネジが数本あって、探していた。

いまならインターネットで検索すれば、わりと簡単に探せるが、
当時はけっこうな時間をかけて、やっとインチネジを取り扱っているところ、
それも小売りしてくれるところを見つけた。

神谷町駅の近くにある三和鋲螺である。
いまも変らず、同じ場所で営業している。

Date: 8月 16th, 2017
Cate: よもやま

8月16日

audio sharingは2000年8月16日に公開した。
今日で丸17年。

17歳。
私は17歳のときにオーディオの道に進もうと決めた。
オーディオを仕事にする、と決めた。

それから37年経つ。

Date: 5月 23rd, 2017
Cate: よもやま

Stylus & Groove

オーディオに興味を持ちはじめたころ、
ステレオサウンドをはじめとするオーディオ雑誌を見ては、ため息をついていた。
東京はいいなぁ……、というため息だった。

1970年代後半、東京にはいくつものオーディオ関係のショールームがあった。
よく知られていたのはサンスイ、それからラックス、オンキョーなどがあった。
頻繁に、定期的なものをふくめて催し物が行われていた。

熊本のオーディオ店が瀬川先生を定期的に招いてくれていたといっても、
数ヵ月ごとであった。
それが東京は毎月、いや毎週、行ってみたいと思わせることが開かれていた。

でも、それらのショールームも少しずつ減っていった。
以前は、晴海の見本市会場で一週間ほど行われていたオーディオフェアも、
いまではOTOTENになり、二日だけの開催(それでもやってくれているから批判的ではありたくない)。

1980年ごろからオーディオ業界は斜陽産業であった。
こう書くと、そうじゃないだろう、と思われるだろうが、実情はそうである。

東京にいても、ため息をつくのか、というと、そうとばかりとはいえない。
新しい動きがあるからだ。
5月24日、つまり明日、渋谷にStylus & Grooveがオープンする。

業務内容にはオーディオ機器、アナログディスクの販売も含まれているが、
オーディオショールームがメインといっていい感じである。
しかもアナログディスクを主体とした運営が行われるようだ。

詳しいことはリンク先のStylus & Grooveのウェブサイトをごらんいただきたい。

Date: 1月 7th, 2017
Cate: よもやま

the re:View (in the past)とJAZZ AD!!、更新休止のお知らせ

the re:View (in the past)JAZZ AD!!
しばらく、このふたつのブログの更新を休止します。

先日(1月5日)、五年以上使ってきたiMacが故障したためが理由です。
the re:View (in the past)は、ここしばらく画像中心で更新してきましたが、
しばらくしたらテキスト中心の更新に戻る予定です。

新しいiMacを導入後、どちらも更新していく予定です。

Date: 10月 13th, 2016
Cate: よもやま

没後20年 武満徹オーケストラ・コンサート

「没後20年 武満徹オーケストラ・コンサート」に行ってきた。
東京オペラシティ コンサートホールで行われた。

ここの正式名称は東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルである。
東京オペラシティ コンサートホールは1996年に建てられた。
武満徹は1996年に亡くなっている。

そういえば同じ年のことだったのか、とぼんやりした記憶を辿っていた。

20代のころは、熱心にコンサートホールに行っていた。
いまはそうではない。
ひさしぶりのコンサートホールだな、と思うとともに、
武満徹の作品をコンサートホールで聴くのは初めてでもある。

今日のプログラムは、
 地平線のドーリア
 環礁──ソプラノとオーケストラのための
 テクスチュアズ──ピアノとオーケストラのための
 グリーン
 夢の引用─Say sea, take me!─ ──2台ピアノとオーケストラのための
だった。

指揮はオリヴァー・ナッセン、オーケストラは東京フィルハーモニー交響楽団、
ソプラノはクレア・ブース、ピアノは高橋悠治とジュリアン・スー。

ベートーヴェン、モーツァルト、マーラーなどのプログラムと何が違うかといえば、
曲目ごとにオーケストラの編成も楽器配置も変っていくことだった。
指揮台の位置も移動していた。

だから曲が終るごとにスタッフ数人が椅子を出したり片づけたり、または並べ替えたりする。
コントラバスの移動もやる。
ピアノの移動もあったし、ハープの位置も一曲目とそれ以降とでは違っていた。

さらに今日の内容は収録されていた。
テレビカメラはなく、音声のみの収録である。

将来、何らかの形で放送されたり発売されるのかはアナウンスはなかった。
マイクロフォンもメインは天井から吊り下げられていたが、
補助マイクロフォンが曲によって使われて、このセッティングも曲ごとに違っていた。

こんな光景は初めてだった。

今日の録音がCDで発売されたとしたら、
どんなスピーカーで聴きたいだろうか、と駅までの道のり、考えていた。

コンサート終了すぐに混んでいる電車に乗るのがいやで、
新宿駅までぶらぶら歩きながら考えていた。

二週間前のインターナショナルオーディオショウで聴いたスピーカーの中で選ぶとすれば、
YGアクースティックスのHaileyが真っ先に浮んだ。

ショウで聴いていて、精度の高い音に感心しながらも、欲しいと思いはしなかったけれど、
武満徹の音楽を好んで聴くのであれば、互いに引き立て合うかもしれない。

Date: 3月 5th, 2016
Cate: よもやま

妄想フィギュア(その3)

ステレオサウンド 64号にトーレンスのリファレンスを分解、全パーツを並べた写真が載っている。
三つ折りで載っている。

この撮影のことは憶えている。
ステレオサウンドの社屋にある撮影スタジオでは、こういう撮影は無理で、
六本木スタジオで借りて行われた。

約100kgのリファレンスを車に載せて移動。
六本木スタジオ内で分解作業が始まった。
その後パーツを並べていくわけだが、
どういう並べていくか、何度か並べ直し、細かな直しをして決めていく。

ステレオサウンドで働くように約半年ほどの私は、
写真撮影の大変さを、この時知った。
ほぼ一日がかりの作業だった。

このことを思い出して書いているのは、
先日行った「マッスルオーディオで聴くモノーラルCD」に必要な部品を買いに秋葉原に行ったからだ。
新しくなったラジオ会館に、やっと入った。
目的の部品はすぐに購入。せっかく来たので上の階から順に見てまわりながら降りていった。

建て替える前から、こんなふうになっていたラジオ会館だったから、
特に驚きはしないものの、目に入ってくる多くのフィギュアを見ていて、
思いついたのが64号のリファレンスの写真に関することだった。

この写真をフィギュアにできないだろうか、と。
64号の写真と同じに並べて額にいれて飾るのもいいし、
その人なりの並べ方で飾るのもいい。

リファレンスの他にJBLのパラゴンもいいと思う。
パラゴンならば図面のコピーを持っているから、より正確なモノになるだろう。

Date: 7月 12th, 2014
Cate: よもやま

JAZZ AD!!(公開のお知らせ)

JAZZ AD!!というブログを7月7日に公開した。
どういうブログなのかは、アクセスしていただければすぐにわかる。

Date: 6月 27th, 2014
Cate: よもやま

「古人の求めたる所」(かもめのジョナサン)

「かもめのジョナサン」の最終章が加えられた完成版が6月30日に発売になる。
日本語訳が出たのは、1974年6月、とある。

小学六年だった。
背伸びしたかったのか、「かもめのジョナサン」は、このころ買って読んでいる。
どこまで理解できていたのかはあやしいところだが、
この時期、新刊が出るのを楽しみにしていたのが手塚治虫の「ブッダ」だった。

「かもめのジョナサン」と「ブッダ」同じ時期に読んでいる。
「ブッダ」は長かった。
これも当時どこまで理解していたのはあやしい。

それでも同時期にこの二冊を読んでいたことは、
いま思うと知らず知らずのうちに影響を受けていたのかも、とおもう。

「かもめのジョナサン」の完成版は、ジョナサンが亡くなったあと、
弟子のかもめたちがジョナサンの神格化を始める、とある。

ブッダが亡くなったあとは……。

Date: 10月 10th, 2013
Cate: よもやま

妄想フィギュア(その2)

このブログを書き始めのころに、「妄想フィギュア」を書いている。

このときは、どこかのフィギュアメーカーが、
オーディオ機器のフィギュアを出してくれないか、と思っていたのだが、
今日、このニュースをみかけて、メーカーに頼っていたことに気付かされた。

3Dプリンターを使いこなせれば、
個人レヴェルでもオーディオ機器のフィギュアの製作が可能になる。

そう簡単にはできないのはわかっているし、
インターネットでは3Dプリンターでの失敗例の写真を掲載しているサイトがあって、
これを見ていると、いきなり成功するのは大変なことなのだ、とわかる。

それでも、3Dのデータを公開していけば、
ほかの人の力を借りて、より精巧な3D出力を可能にすることだって考えられる。

往年の大型スピーカーシステム、
タンノイのオートグラフ、JBLのハーツフィールド、パラゴン、エレクトロボイスのパトリシアン・シリーズ、
これらの精巧なフィギュアを、私は欲しい。

EMTの930stや927Dst、トーレンスのリファレンスといったアナログプレーヤーも欲しい。

これらのフィギュアのための3Dデータをつくることは、
オーディオ機器の資料を残していくことにもなるはずだ。

Date: 8月 15th, 2013
Cate: よもやま

ただ、ぼんやりと……(なぜ、オーディオだったのか)

ぼんやりと、そんなことを思いながら、
ある時、なぜ、オーディオだったのか……、という疑問が湧いてきたことがある。

割と飽きっぽいところがある。
そんな性格の私がずっとやってきている、このオーディオという趣味は、
私にとってなんなのか、より、なぜ、オーディオだったのかが重要な意味をもつ。

これについては、あっさりと答が出た。

くわしいことはあえて書かないが、オーディオをやらなければならなかった、ということだし、
オーディオでやらなければならないことがあったし、これからもやらなければならないことがあるからだ。

ひとつだけ書けば、
オーディオのおかげでつよくなれた、という実感はある。