ACアダプターという電源(GaN採用のアダプター・その5)
窒化ガリウムのACアダプターについて、音が悪いと否定的な人もいる。
その人たちが間違っているとは言わないが、
その人たちは、どんな窒化ガリウム(GaN)のACアダプターを、
どう使って、どのくらい使っての、そういう評価なのか、という疑問は残る。
今回、野口晴哉氏のウェスターン・エレクトリックの594A用として選択したのは、
私がroon rock用に使っているモノの出力電圧違いのモノ。
これよりももっといいモノがあるかも知れないが、
だからといってGaNのACアダプターを手当り次第試すわけはいかない。
少なくとも、今回使ったモノは、悪くはないという感触は得ている。
GaNのACアダプターは、594Aに接いだばかりの音は、
悪い評価をしている人たちが指摘するところがある。
そのことは自分で使っているから、最初からわかっていたことで、
しばらく使っていくことで、かなり収まっていくことも体験していた。
今回、594Aの電源として使って、
ノイズ対策を施し、さらにアンカーのポータブル電源と組み合わせることで、
かなりのポテンシャルがあることを、再確認できた。
この組合せによる電源のクォリティがひどいものだったら、
日曜日(10月20日)、多くの人が594Aの音に聴き入ることはなかったはず。
そのことだけは、はっきりといえる。