QUAD 3
QUADの新製品、3。
モノーラル時代のQUADのアンプには、一桁の型番はアンプはあったが、
ステレオ時代になって、コントロールアンプは22、33、44といったように二桁になり、
パワーアンプは303、405、306、606と三桁になっている。
3はプリメインアンプで、リンク先のQUADのサイトを見ればわかるように、
管球式コントロールアンプの22のパネルデザイン(レイアウト)をとっている。
3の外形寸法はW300xH101xD332mm、
22の外形寸法はW265xH90xD150mmなので、
奥行きこそ倍以上になっているものの、
プリメインアンプとしては小さくまとめられている。
このサイズだとスイッチング電源採用と思いがちだが、
内部写真を見るとトロイダルトランスがある。
3は今どきのプリメインアンプらしくD/Aコンバーター搭載、
フォノイコライザも持つ。
オール・イン・ワンで、22的なフロントパネル。大きくないサイズ。
いいデザインとは、すんなり思えないけど、悪くない、と思うのは、
MQAフルデコードに対応していることも、私の場合、大きく関係している。
QUADのこれまでの製品で、MQAに対応していたモデルはなかった、と記憶している。
そこに、3の登場。
大きな期待は持っていないけれど、じっくり聴いてみたいモデルではある。
価格は、£1,249とのこと。日本に輸入されるとなると30万円を超えるだろう。