2025年をふりかえって(その6)
十数年前に書いた「妄想組合せの楽しみ(その16)」。
そこで、DBシステムズのDB1+DB2とパイオニアのExclusive M4の組合せについて触れている。
この組合せは、
瀬川先生の、熊本のオーディオ店での講演のときにリクエストしたものだ。
「なかなか思いつかない面白い組合せだね」と言ってくださった。
別項で書いているスペンドールのBCIIとラックスのLX38、それにピカリングのXUV/4500Q、
この組合せも、瀬川先生に褒められている。
「玄人の組合せだね」と。
当時、高校生だった私は、そのことがすごく嬉しかった。
このことをまた思い出して書いているのは、先日会ったFさんのサブシステムのアンプが、
DB1+DB2とExclusive M4の組合せだということを、Fさんからのメールで知ったばかりだからだ。
わかるなぁ、とメールを読んでいて思う。Fさんのところに行けば、この組合せの音を再び聴けるのか。
自分で程度のいいモノを手に入れない限り、もう聴けないと思っていた組合せを聴ける。
人と会う。
そのことで生じるコト。
今年もそうだった、といえる。