Date: 1月 11th, 2014
Cate: カタチ
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趣味のオーディオとしてのカタチ(その2)

もともと能率の高いドライバーとホーンの組合せ。
その中でも2441は能率の高いドライバーのひとつであり、
さらにダブルで使うことで能率はさらに増す。

いったいそこまでの能率が家庭で、しかもそう広くない空間で鳴らすのに必要なのか。

それだけではないどんなに精密につくられていようと、
シリアルナンバーが連番であろうと、
スピーカーというメカニズムはまったく同じモノを作ることの難しさは、
実際に同じ製品をいくつか集めて比較試聴してみるとよくわかる。

連番だから、という期待はしないほうがいい。

そういうモノだからふたつのドライバーを同時に鳴らすことは、
メリットもあるけれどデメリットもある。

広いコンサート会場で使うのであれば、デメリットよりもメリットの方が大きくても、
家庭で常識的な音量で鳴らすのであれば、メリットよりもデメリットのほうが大きいのかもしれない。

そんなことは指摘されなくてもわかっている。

でも目の前に2441を二発取り付けた2397とのカタチをみていると、
いつからオーディオは、コマゴマとした理屈をいうようになってきたのだろうか、と思う。

(理屈なんて)どうでもいいじゃないか、このカタチ(姿)を見てみろよ、
と2441(二発)と2397と言っているような気がしてくる。

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