Westrex Londonを鳴らしてみて(その6)
一時間強での音の鳴り方の変化からすると、
これから先丁寧に鳴らしていけば、ウェストレックス・ロンドンのスピーカーは、もっとよく鳴るようなるはず。
だが、それはいまどきのオーディオ評論家が言うような「スピーカーの存在が消える」とは、まるで違う鳴り方のでの、その先である。
今回は、さほど長い時間、ウェストレックス・ロンドンを鳴らすことはできなかったが、
一時間強での音の鳴り方の変化は、存在感を増していく、ともいえるものだった。
スピーカーが歌うように鳴る。
そのことが鳴らしていくとともに、よりスムーズに歌うようになり、
さらに楽しく音楽を奏でてくれるようにも感じとれた。
そこには、スピーカーを通して音楽を聴く喜びがある。