audio wednesday (next decade) –第二十二夜(Vitavox CN191 Corner Hornで聴く)
11月5日のaudio wednesdayは、すでに告知している通り、ヴァイタヴォックスのCN191を鳴らす。
CN191がよく鳴っているのを、これまで聴いたことがない。
それでも鳴らしてみたいスピーカーの筆頭でもある。
野口晴哉氏のリスニングルームにあるスピーカーは、
ウェスターン・エレクトリックの594Aを中心としたシステム、
シーメンスのオイロダイン、ウェストレックス・ロンドンは、いずれも部屋に組み込まれているため、
スピーカーの置き方をあれこれできるわけではない。
CN191はコーナーに置かれている。
コーナー型スピーカーだから、野口晴哉氏のリスニングルームでは、
そこしかないという位置にある。
シーメンスやウェストレックス・ロンドンがある面から90度横を向く位置にある。
これまで野口晴哉氏のリスニングルームは横長での鳴らし方だったのが、CN191では縦長での鳴らし方となる。
それに左右のCN191のあいだには、ブリュートナー (Blüthner)のグランドピアノがある。
とにかくこれまでといろいろ条件が違う。
どんな音が聴けるのだろうか、という期待と、どこまで鳴らせるだろうか、というおもいもあったりする。
それでもCN191は、秋にじっくりと聴きたいスピーカー(音)というイメージがある。