毎日書くということ(理由のひとつ)
今日もブログを書いた。
明日も書く、次の日も書く。
大晦日も元日も書いているはず。
毎日書く、その理由はいくつかある。
そのひとつは、「五味オーディオ教室」を手にして夢中になって読みながらおもっていたことを、
思い出すため、忘れないためだ。
13歳の、まわりにオーディオをやっている人がひとりもいなかった若造が、
そのころみていたオーディオの夢というのは、稚拙な夢ともいえなくもない。
稚拙な夢ではあっても、そこには、あどけない夢があった。
その、あどけない夢を忘れたくないだけで、もしかすると毎日書いているのかもしれない。
あどけない夢は、誰にもあったはず。
いまも憶えている人もいる、忘れてしまった人もいる。
憶えている人は、大人に成り切れなかった、というわけではあるまい。
忘れてしまった人は……、あえて書くまい。
私は、あどけない夢をくたばるまで忘れたくない。