仮想アース(こういう方法も……・その18)
仮想アース関係のアクセサリーをどこで見たのか、忘れてしまっていた、と以前書いた。
どうしても思い出せなかったから、どうしたかというと、私が作ったモノを撮って画像検索をした。
すんなり、こちらが望む結果が表示された。
以前だったら、どこだったかなぁ……のままだったのが、iPhoneで画像検索すればいい。
どういうモノなのか知りたくて、メーカー名と製品名で画像検索してわかったことを元に自作。
その自作したモノで画像検索して、元ネタにたどり着く。
仮想アース関係のアクセサリーをどこで見たのか、忘れてしまっていた、と以前書いた。
どうしても思い出せなかったから、どうしたかというと、私が作ったモノを撮って画像検索をした。
すんなり、こちらが望む結果が表示された。
以前だったら、どこだったかなぁ……のままだったのが、iPhoneで画像検索すればいい。
どういうモノなのか知りたくて、メーカー名と製品名で画像検索してわかったことを元に自作。
その自作したモノで画像検索して、元ネタにたどり着く。
ここで、どうやって作るのかを説明する予定がないのは、あるメーカーが出しているノイズ除去のアクセサリーに関心があって、
そのメーカー名と製品名で画像検索したら、内部の写真が表示された。
これなら、すぐに作れると誰も思うほど、簡単なつくりだ。実際の製品は、きちんとした外観をもつ製品として仕上げられている。
日本にも輸入元があり、この製品も売られているわけで、種明かしをする気はないし、
同じように作っても、そのメーカーには独自のノウハウがあるようなので、完全に自作品で代用できるわけではないかもしれない。
ヒントは輸入されていること。輸入元はよく知られている会社。あとは、これらの条件に合うメーカー名と製品名で画像検索すれば、さほど時間がかからないと思う。
昨年7月に(その5)を書いた時点で、次号の発売はほとんど期待できないと思っていた。なのでラジオ技術のウェブサイトにアクセスすることもしなくなっていた。
先ほどふと、ラジオ技術、どうなったんだろうか、とアクセスしてみたら、今年1月に990号が出ていることを知った。
まだ続いていく。前号が半年前だから、年に二冊は出してくるのか──は、なんともいえないが、少なくともまだ継続している。
ラジオ技術のウェブサイトには、万世書房で購入できるとあるが、万世書房は昨年で閉店している。
ラジオ技術の人たちが、そのことを知らないわけがないはずなのに……と不安になるところもある。
ラジオ技術は目次を公開しているから、それで購入するかどうかは判断できる。
昭和から平成にかわる少し前にオーディオデバイスというブランドが登場した。
デュポンの人造大理石コーリアンを筐体に採用、それに電解コンデンサーの使用を嫌ってフィルムコンデンサーの全面使用など、
肯定的な意味でアマチュア的であり、日本的なアンプの登場でもあった。
評価も高かった。少し下のクラスのアンプも登場した。順調だと思われたのに、突然消えてしまった。
後で、創立者の方が病気になられたから、と聞いた。
このオーディオデバイスのコントロールアンプのボリュウムには、セイデン製の60接点のロータリースイッチと、CRBOXの抵抗アレイを組み合わせたモノが使われていた。
それが、いま手元にある。アンプから取り出したモノではなく、未使用品。
これでレベルコントロールボックスを作る予定。かなり重量があるから、フロントパネルに取り付けるよりも、天板に取り付けた方がいいかな、とも考えている。
内部配線材には、あれを使ってみようとも考えている。
そしてアースまわりの処理は、これまで書いてきたことをやる。
トーレンスの“Reference”を、熊本のオーディオ店で聴くまで聴いていたアナログプレーヤーは、マイクロの糸ドライヴ以外は全て国産のダイレクトドライヴ型だった。
それに価格的にも、それほど高価なモノはなかった。
だから、EMTの930stや927Dstについて書かれたものを何度もくり返し読んでは、その音、その再生レベルの高さといったことを想像していた。
そこにいきなり聴く機会が訪れた“Reference”。しかも瀬川先生が鳴らされる。
アナログプレーヤーで音が変るのはわかっていても、ここまで変るのか、という衝撃。
“Reference”の前に、930stでも聴いたことがあったならば、その衝撃はいくぶんか弱くなっていたかもしれないが、いきなりの“Reference”の音は、アナログプレーヤーは、もうこれしかない! と思い込むほどの凄さだった。
この時の“Reference”の音(凄さ)も、私にとっては「アナログ再生の一歩目」ともいえる。
ここまで鳴る──、そういう凄さを聴けたのだから。
聴き込む、という。
このレコードは聴き込んだ──、といったりするが、この「聴き込む」には、いつも少しばかり抵抗感を覚える。
スピーカーでいえば、このスピーカーを鳴らし込んだ、となる。
こう言って、自慢げな人もいる。
この「鳴らし込む」も、あまり好きではない。
鳴らし抜く、と私は言いたい。
特定のオーディオブランドの信者的な人になってしまうということは、言葉は悪いが、そのブランドの家畜化とも思っている。
信者的な人みなが、そのブランドの家畜とまでは思っていないが、ソーシャルメディアを介して、信者的な人たちがつながり、インターネット上ではあっても集団となっていくのは、本人たちには、そんな意識はないのだろうが、傍らから見ると、家畜化と私はみる。
それでも本人たちがシアワセと感じているのであれば、それはそれでいいというしかない。
規模は大きくなくても、集団化して家畜を所有しているブランドは、安泰なのだろう。
2020年に「218(version 9)+α=WONDER DAC」というタイトルでいくつか書いている。
現在、ぴあ分室に常備されているメリディアンの218は、大阪のMさんの私物で、今年になって私が手を加えて、218(version 9)に仕上げている。
今回、私が手を加えた218は、218(version 10)といっていいほどに変った。もう少し詰めていく必要も感じたので、まだ218(version 10)と言い切れるほどではないが、あと少し手を加えることで、自信をもって218(version 10)と言い切れる予感がある。
B&Oのオーディオ機器といえば、私の世代、上の世代だとアナログプレーヤーのBeogramシリーズを、まず思いうかべるだろう。
全てのBeogramがリニアトラッキングアームだったわけではないが、Beogramイコール・リニアトラッキングアームのプレーヤーといっていいほど、
あのかっこよさ、洗練さには多くの人が惹かれただろうし、Beogramの似合う空間が欲しいとも思ったことだろう。
Beocordシリーズはテープデッキである。カセットデッキだけでなく、それ以前はオープンリールデッキもあった。
オープンリールデッキのBeocordは写真でしか知らない。
Beocord 5000は、一度実機を見て触れてみたいと思うものの、Beocord 1200、1600、2000あたりはそれほどではなかったりする。
なので私にとってのBeocordはカセットデッキであり、なぜかオープンリールデッキと同じ型番のBeogram 5000に、まず惹かれた。そして、おおっ、と思ったのはBeocord 6000、8000、9000である。
Beogram 8000の前にBeogram 1900や、さらにその前のBeogram 1700、2000には、それほど心ときめなかった。
6月のaudio wednesdayは、3日開催。
さらに手を加えたメリディアンの218を聴いてもらう予定。
4月のaudio wednesdayに持っていく予定だった、もう一段階の手を加えた218は、材料の厚みの問題であまりうまく仕上がらず、5月に持っていくことにした。
つまり昨晩、持っていった。
日曜日に、もっと適した材料があることに気づき、検索してみると、けっこう良質なモノが手に入ることがわかったけれど、
水曜日(13日)には間に合わないので、今回は4月から予定していた材料を使う。
この結果が良かったら、日曜日に見つけた材料を注文し6月のaudio wednesdayに持っていこう、と決めていた。
昨晩といっても、数時間前なのだが、結果は、手を加えた私が驚く一面を見せて(聴かせて)くれた。
なので6月のaudio wednesdayには、もう一段階進めた218を聴いてもらう予定だ。
マランツのModel 9kがやって来て、改めて考えることがある。マランツの管球式パワーアンプ、Model 2、5、8Bとの違いについて、である。
これまでも写真や実機を見てきているし、回路図もそう。いくつかの記事も読んでいる。それでも、なぜなのか、と思う点はある。
Model 9にはフロントパネルがついている。このことは、誰でもすぐにわかる違いだ。
私が、なぜなのか、と主に思っている点は、
入力レベルコントロールが付いたこと、極性切替スイッチが付いたことだ。
Model 2、5、8Bには付いていない。それがModel 9にだけはある。何か必要性があって付けたのだろうか。
これといった答は浮かばない。
となるとフロントパネルを付けたからではないか、と思えてくる。
マランツの、この時代のデザインは基本的に左右対称であり、わずかに、そのバランスをくずしていることは、古くから岩崎先生、瀬川先生が指摘されている。
Model 9も基本的に左右対称のフロントパネルをもつ。だからこそだ、入力レベルコントロールのノブがなかったら、左右対称ではなくなってしまう。
フロントパネル下部左右両端の丸いノブ、これが片方だけだったり、ない姿を想像してみると、案外そうなのかも、と思えてくる。
八年ほど前からAliExpressのことを、何度か取り上げている。
AliExpressのアプリで、あれこれ検索すると、おすすめの商品を表示してくれる。
私はほとんどオーディオ関係を検索しているから、おすすめの商品も、当然オーディオがほとんど。
この一年、AliExpressが取り扱っているオーディオは、はっきりと変化していると感じている。
いい方向というよりも、面白い方向に変化しつつある。
こんなモノ(いい意味で)まで売っているのか、と思う商品が増えてきている。
アクセサリーや補修パーツなどが充実している。今年、数点購入しているし、購入予定のモノも、まだある。
日本だと探すだけでも時間がかかりそうなモノが、すぐに見つかったりする。
最近ではテープデッキのヘッドも、けっこうな数(種類)見かけるようになった。
秋葉原が、オーディオマニアにとっては寂しくなりつつある。オーディオに関係する部品を取り扱っている個人店が閉店している。
これからも閉店していく部品店は出てくる。
そのかわりとなりつつあるのがAliExpressだと、私は感じている。
AliExpressで取り扱っているモノ全てが、よく出来た商品ではないだろうが、少なくとも私が購入したモノは、満足している。
中国だから、とか、中国製だから、とか、そんなことを言っている人は、ずっと言い続けていればいい。
この十年くらいか、日本製は凄い、素晴らしいと賞賛する本を書店で見かけるようになった。
これらの本に携わっているライター、編集者は、本当にそう思っているのか。
日本製にも素晴らしいモノはある。オーディオに関係する部品でもあるけれど、五十年ほどオーディオをやっている私の目には、
日本製部品、工具のお粗末さも、また知っている。
いいモノもある、ひどいモノもある。それは日本製でも中国製でも、そうである。
明日(5月13日)は、audio wednesday。
昨年12月から渋谷で行うようになって、初めて参加される方が、いらっしゃる。
明日も、初めての方が来られる予定。
2011年2月から始めて十五年もやっていると、新しい人は、なかなか来られないのか──、そんなふうに思うこともあっただけに、
「参加したい」というメールが届くと素直に嬉しくなる。
しかも明日来られる方は、瀬川先生の文章がきっかけで、オーディオに目覚めた、とのこと。
十数年やってきても、それぞれの回ごとに楽しみがある。
マランツのModel 9kがやって来たのをきっかけに、検索してみると、ここまで神格化されているのかと驚く。
Model 7をはじめマランツの管球式アンプは名器として扱われている。それは私がオーディオに興味をもった頃もそうだった。
それでも神格化されてはいなかった、とふり返って思う。
私のところにやって来たのは、キット版のModel 9kだから、オリジナルであるとか、初期のモデルだとか、部品がオリジナルとは違っているとか、
そういうところからは、ある程度離れたところにいる、といっていいだろう。
Model 9kは、オリジナルと比較すると、いかほどの価値もない、とオリジナルを所有している人の何割かは、そんなふうに思っているかもしれない。
Model 9は1960年に登場している。六十年以上が経っている。
きちんと鳴っていると思われている個体でも、いろんなところにガタがきていると考えた方がいい。
きちんとしたメンテナンスが必要であっても、オリジナルのModel 9を所有している人は、部品の調達だけでも大変なはず。
オリジナルであることに価値を見出している人は、本当に大変だと思う。
その点、私はかなり気楽なものだ。日本マランツの企画によって生まれたキットだけに、オリジナル通りにしなければならないというプレッシャーのようなものはない。
マランツの管球式アンプは、確かによく出来ている。でも神格化までするのはどうだろうか。
趣味のことだから、神格化するしないも個人自由といえなくもない。
それでも神格化してしまうということは、その人自身が信者となってしまうことでもある。
神格化した方が、オーディオを商売としている人にとっては楽につながる面もある。
マランツの管球式アンプは、筐体構造に欠点がないわけではない。こんなことを書くと、信者からは、おまえはマランツの凄さがわかっていない。
わかっていないから、Model 9kがやって来た──、そんなことを言われるかもしれないが、
神格化している人は、筐体構造に、何も疑問を持たないのか。
世の中に欠点のないモノが存在するだろうか。
私は、私のところにやって来たModel 9kでいくつかのことを試してみる。
幸いなことにModel 9はモノーラルアンプだから、まず片チャンネルだけに試して比較するということができる。
オリジナルという呪縛からは遠いところで、私はModel 9kに手を入れる。