Date: 7月 29th, 2026
Cate: 会うこと・話すこと
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店で買うと云うこと(その8)

ラジオ技術2005年1月号の特集は、第34回ベスト・ステレオ・コンポ・グランプリで、その座談会で、菅野先生が語られている。
     *
菅野 実は僕はさる知人から頼まれて、銀座に店を持っている実業家が集まる会合で話をしまして、皆さんは絵や彫刻には関心をお持ちのようだけれども、文化という点では音楽も同じことなんですよ、ということで、デモをやったことがあるんです。デモが終ったあと、なるほどオーディオというものがこんなすばらしい音楽を聴かせてくれるということがわかった。ところで、いま並んでいるこういう製品は銀座で買えますか、というんです。銀座にはないというと、じゃデパートにはあるあというから、デパートにもない。というと、何ともいえない顔をしてましたね。でも、昔は銀座でも井上商会とかヤマハなんかで売ってましたよね。秋葉原にはあるというと、「アキバですか」という顔をしてました。
高橋 オーディオ製品を買いに秋葉原にいくきはしませんね、あの雰囲気じゃ。
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反論したい人もいよう。

私はこの時の話を、菅野先生から直接聞いているから、ラジオ技術には載っていないことも聞いている。

2005年から二十年以上経っている。銀座も変ったといえば変化している。いい方向にばかりではない。
秋葉原も変っている。オーディオを買う場としては、いい方向悪い方向というよりも寂しい方向に変っている。

以前別項で書いている友人Aさんの女友達、それからBさん夫妻。彼女らは、秋葉原のオーディオ店からではなく、ヨドバシで、それぞれSACDプレーヤーとプリメインアンプ、ヤマハのセパレートアンプの5000シリーズを購入している。

どちらも秋葉原のオーディオ店からは買いたくなかったからだ。

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