「スピーカー」論(スピーカーユニットのインピーダンス)
スピーカーユニットを組み合わせてスピーカーを自作する場合、基本的には各ユニットのインピーダンスは揃えるようにする。
ウーファーが8Ωならば、スコーカー、トゥイーターも8Ωとするわけだが、コーン型ウーファーとホーン型トゥイーター(スコーカー)の場合、あえてホーン型ユニットの方を高くするのも、一つの手法である。
例えばJBLの4343の2405は、私が見た限りでは16Ωになっている。
以前、別項で書いているように、JBLのコンプレッションドライバーの比較試聴を知人が聴いている。
8Ωと16Ωの比較試聴だったそうだが、16Ωの方が、鳴った瞬間、いいと感じた、とのこと。
この話を知人から聞いてそうだろう、と思ったことも書いている。
野口晴哉氏所有のウェスターン・エレクトリックの757Aを聴いている。この757Aというスピーカーシステムは、ウーファーは4Ω、トゥイーターは16Ωである。
この757Aの音は、本当に素晴らしかった。そして、この757Aの音を聴いて、コーン型ウーファーとホーン型トゥイーターの組合せの場合ならば、変換効率の高いホーン型ユニットのインピーダンスは、ウーファーよりも高くてもかまわないし、むしろその方が好結果が得られる、と私は考えている。