My Favorite Things(番外・ステレオサウンドの表紙)
9月発売の号で、ステレオサウンドは創刊60周年となり、240号。
その数だけの表紙がある。
どれがベストなのかは人それぞれだろうから、あえて書かないが、私が好きな表紙は42号と43号だ。
42号の表紙は、ヤマハのプリメインアンプCA2000とラックスのターンテーブルPD121、43号の表紙は、セレッションのスピーカーシステムUL6とAGIのコントロールアンプ511である。
43号の表紙を見て、いい組合せかも、と思ったことを、いまも憶えている。
組合せといってもコントロールアンプとスピーカーシステムだけだが、43号の半年前に出たコンポーネントステレオの世界’77で、AGIの511とQUADのパワーアンプ405の組合せが、いい結果を生んでいることを知っている。
だから自然と、表紙に写ってこそないが、パワーアンプはQUADの405と想像する。
511、405、UL6。いい組合せだ。UL6に対してアンプを奢りすぎている感はあるが、一度は聴いてみたい組合せだ。
アナログプレーヤーは、511、405、UL6、どれも大きくないから、デュアルのプレーヤーが似合う。
42号の表紙は、アナログプレーヤーとプリメインアンプだから、スピーカーシステムを想像した。日本製でまとめるならば、あれかな、これもいいな、と。国産ということにこだわらなければ──、そんなことを想いながら見ていた。