facebookで、ある人がMQAについて、
ほぼ全否定といえることを書かれているというのを知った。
最初に書いてあった名前で検索しても、誰なのかわからなかった。
コメント欄に、現在使われている名前(ペンネーム)があった。
それで検索すれば、その人のブログが見つかった。
フルネームもわかった、ブログの名前もわかっているが、
その人がどんな人なのかまったく知らないし、初めて読むブログであり、
MQAに関する二本だけを読んだだけなので、あれこれ言うのは控えておく。
ただ、この人はオーディオ評論家なのだろうか。
アマチュアの方なのだろうか。
その人はハイレゾFLACとMQAを、自身のシステムで比較試聴された結果、
ハイレゾFLACの方が、MQAよりも音がいい、と判断されている。
そのことに異を唱える気はない。
その人のシステムで、その人が聴くかぎりでは、そう聴こえたのであろうから。
ただ、その人のMQAの音の印象を読んでいると、
まったく私と感じ方が真逆だな、と感じた。
どうして、そう聴こえる(感じる)のかと思った。
その人がどういう人なのかまったく知らないから、
その人の耳がどうなのか、そんなことをいいたいのではない。
その人はあくまでも自身のシステムで聴いてのことである。
そして、その人は MQAに対して、好印象をもっていない。
いいたいのはここで、ある。
ならば、現在聴ける最高のMQA再生のシステム、
つまり具体的にはメリディアンのULTRA DACで聴いて欲しかった、と思う。
新しい方式が登場する。
技術的な謳い文句が、そこにはついてくる。
それを読んで、納得することもあれば、そうでないこともある。
MQAについて懐疑的であってもいい。
正直、私も知りたいことがけっこうある。
そういう方式を聴くときこそ、最上のシステムで聴くようにしたい。
その人のシステムにケチをつけたいわけではない。
ただMQAの再生システムとして、その人の機器がどのレベルにあったのか。
その人は、ハイレゾFLACとMQAの比較試聴の記事のタイトルに、
決戦とつけているし、
本文中には、白黒つけよう、とか、白黒ついた、とある。
それはあくまでも、その人のシステムと音においてである、ということだ。
私は、その人と反対で、MQAの音を高く評価している。
ただ、いまのところメリディアンのULTRA DACでしか聴いていない。
ULTRA DAC以外のMQAの音は、いまのところ聴いていない。
私は、このことは幸運だった、と感じている。
もしかすると、その人のシステムでMQAを聴いたら、
その人と同じように感じたかもしれない。
そんなことはまったくない、とは言い切れない。
だから最高(最上)と思えるモノで、初めての接触は体験したい。