MQAのこと、潔癖症のこと
“See the world not as it is, but as it should be.”
「あるがままではなく、あるべき世界を見ろ」
アメリカの人気ドラマだった「glee」の最後に、このことばが登場する。
MQAの非可逆圧縮を絶対的に否定・批判する人たちがいる。
非可逆圧縮といっても、mp3に使われている技術と、
MQAに使われいてるそれとでは、同じではないはずだ。
なのに、意図的なのか、あたかも同じに捉えてMQAについて批判的なことを書く。
とにかく、絶対的に非可逆圧縮を認めない人をみていると、
どこか病的な潔癖症に通ずる何かを感じてしまう。
以前書いているように、
私はオーディオは、あるがままではなく、あるべき世界(音)を聴くものだと考えている。
MQAを認めない人の耳には、あるがまましか聴けないのかもしれない。
あるべき世界(音)には耳を塞いでいるのか。