Date: 9月 4th, 2025
Cate: audio wednesday
Tags:

Siemens Eurodyn + Decca DK30(その1)

昨晩(9月3日)のaudio wednesdayは、シーメンスのオイロダインを鳴らした。

野口晴哉氏のリスニングルームには、ウェスターン・エレクトリックの594Aを中心としたシステムの他に、
今回のオイロダイン、ウェストレックス・ロンドンの2080Fと2090Gのシステム、
ヴァイタヴォックスのCN191、ウェスターン・エレクトリックの757A(モノーラル)、そのレプリカがある。

いまは他のところに移動されているが、QUADのESLの、昔のリスニングルームの写真を見ると、置いてあったのがわかる。

スタックスのコンデンサー型スピーカーとイヤースピーカー(ヘッドフォン)もある。

野口晴哉氏にとって、メインのスピーカーは、どれだったのか。おそらく594Aのシステムなのだろうが、
594Aを手に入れられたのは、亡くなられた年の1月だから、
試行錯誤の途中だったのかもしれない。

野口晴哉氏のリスニングルームの裏側、天井裏は倉庫になっている。
そこには、これまで使ってこられたオーディオ機器が置かれているだけでなく、
スピーカーユニットのスペアが、けっこうな数、保管されている。

箱に収まっているモノ(しかも箱は中身と関係なかったりする)も多数あり、
全てを確認しているわけではないが、驚くのはオイロダインだ。

オイロダイン本体が、裏に六台ある。
壁に取り付けられて鳴っているオイロダインを含めて八台、所有されていたわけだ。
音響レンズも元箱に入ったまま保管されている。

これらを見つけた時、昂奮した。
スケールが違いすぎる。
それだけでなく、野口晴哉氏は、オイロダインが一番好きだったのかもしれないと思っていた。

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