audio wednesday(今後の予定)
このタイトルで、もう何本か書いているけれど、実現しているのはわずか。
結局、モノの運搬がネックになって実現できていない。
なので、今回書くことも、そんな理由でたぶんできない、と思う。
それでも、ヤフオク!でKEFのModel 303を偶然見かけたのをきっかけに、
いくつかのオーディオ機器を落札した。
すべて1970年代の終りごろのオーディオ機器ばかりで、
つまりステレオサウンド 56号での瀬川先生の組合せがベースになっている。
当時、30万円ほどの組合せが、
八分の一から十分の一ぐらいで落札できた。
すべてを落札したわけではないが、
56号の組合せに必要なオーディオ機器が準備できるようになった。
303があり、AU-D607も手配ができている。
アナログプレーヤーは別項で書いているように、PL30LではなくテクニクスのSL01になった。
カートリッジのDL103Dも手配できる予定である(鳴るのかどうかのチェックは必要だが)。
ヤフオク!をあせらずに利用すれば、程度のよい、当時のオーディオ機器が、
こんな予算で……、と少々驚くほど安く揃えられる。
40年前の、組合せ価格が30万円ほどのシステムは、
いま聴くと、どんな感じなのか、どういう印象を抱くのか。
今回ヤフオク!で落札した予算内で、現在購入できる新品のオーディオ機器と比較すると、
どうなるのだろうか。
やっぱり40年前のオーディオでしかないよねぇ……、とはならないような気はしている。
できれば、今回揃えた(揃えられる)システムをaudio wednesdayで一度鳴らしたい。
そのうえで数ヵ月後に、それぞれに少し手を加えた音を聴いてもらいたい、と考えている。
とはいえ運搬の問題は残ったままだから、期待しないでほしい。