Date: 8月 20th, 2019
Cate: 598のスピーカー
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598というスピーカーの存在(KEF Model 303・その15)

サンスイのプリメインアンプの出力は、
AU607が65W、AU707が85W、
Dがつくようになり、わずかだがパワーアップして、
AU-D607が70W、AU-D707が90W、AU-D907が100W。

出力トランジスターの数は、607は1ペア(片チャンネルあたり)、707は2ペア、
907は4ペアである。

607は俗にいうシングルプッシュプルである。
真空管アンプに馴染んでいる人にとっては変な表現であっても、
いまではこう書いたほうが通じやすいのも事実である。

ようするに607は出力トランジスターを並列接続していない。
していないから、それだけで素晴らしいアンプになるなんてことはないが、
それでも607について試聴記を読んでいると、
独特のプレゼンス感と、この出力段の構成は切り離せないようにも感じる。

ステレオサウンド 56号を読んだときには、手元にはKEFの303はなかった。
三ヵ月前に、ヤフオク!で手に入れた303がある。

56号のころ、私はサンスイのAU-D907 Limitedで、
国産のブックシェルフ型の3ウェイスピーカーを鳴らしていた。

AD907 Limitedはかなり前に、どうしても欲しいという人がいて譲った。
いま手元にあれば、303をAU-D907 Limitedを鳴らすかというと、どうだろうか。

どこかにAU-D607でやっぱり鳴らしてみたい、という気持がある。

303の中心としたシステムだけしかないのであれば、
アンプは、よりよいモノにしたい、という気持が強くなる。
AU-D907 Limitedがあれば、それで鳴らすだろう。

けれど303のシステムだけでは、ない。
そうなるとアンプ選びは変ってくる。

AU-D907ではなく、D707かD607かである。

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