Archive for category ショウ雑感

Date: 11月 21st, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その21)

十数年前からなんとなく感じていることがある。
親しくなり打ち解けて話すようになる。
そのときの話しぶり、声の印象は、その人が出している音に、どこかつながっていく。

今回のインターナショナルオーディオショウでも、
何人かのオーディオ評論家と呼ばれている人たちの話をきいた。

今年になって、さらに気づいたことがある。
鳴らしているスピーカーの能率の高低と、使っている人の話しぶり、声の印象も、
また共通しているといえるところがある、と。

ホーン型で、高能率のスピーカーを鳴らしている柳沢功力氏と黛健司氏、
対照的に低能率のスピーカーを鳴らしている傅信幸氏と三浦孝仁氏。

柳沢氏と黛氏を比較すれば、もちろん違う。
けれど大きく眺めてみると、
後者の二人と比較してみると、柳沢氏と黛氏の話しぶりには共通しているところがある。

それは昔よくいわれたブリティッシュサウンド、アメリカンサウンドのようなものだ。
イギリスのスピーカーを一機種ずつ聴いていけば、もちろんそれぞれ違う音がする。
それでも、他国のスピーカーをそこに持ってきて比較試聴してみると、
確かにイギリスの音といえるなにかを感じとることができるのと同じだ。

Date: 11月 19th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その20)

個人的に気になっていることは、クラシックがかけらえてくなりつつあることよりも、
こういったオーディオショウにおけるスタッフ(関係者をふくめて)のしゃべり方である。

なんといったらいいのだろうか、
共通するしゃべり方には、ある種の臭いを感じとってしまう。
テレビやラジオでの通信販売のしゃべり方と同じ臭いがあると感じてしまう。

すべてのブースのスタッフがそうだとは、もちろんいわない。
それでも年々少しずつ増えてきているような気もしている。

ファインオーディオの説明をされていたアクシスのスタッフにも、
それほど強くはなかったけれど、ところどころにそんな臭いを感じていた。

別のオーディオショウでは、もっと強かった例もある。
ただ、それはわかりやすく説明しようという勢いから、そうなってしまうのかもしれない──、
そう思ってはいても、気になるものは気になる。

一度気になると、ひどく耳障りでもある。
私が気にしすぎなのかもしれないが、
他の方たちは、まったく気にならないのだろうか。

Date: 11月 18th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その19)

ファインオーディオの輸入元アクシスのサイトには、
《その主要スタッフは、元Tannoy社エンジニアリング・ディレクターとして辣腕を揮ってきたDr.ポール・ミルズを始め、全員が、長年ハイエンドオーディオ業界に深く携わってきた豊富な創造的スキルと技術実績を誇ります。》
とある。

現状のトップモデルF1の外観は、
タンノイ以外のオーディオメーカーからのスタッフの一人は、おそらくB&Wからも来ているのだろう、
と思わせる。

私か聴けたのは、F500とF1である。
ここで、細かな音の印象を書くつもりはない。
オーディオショウという環境で聴けた音は、
こまかなことをあれこれいうものではない、という考えからだ。

大まかな感触がつかめれば、それでいい、と私は思っている。
その感触でいえば、
自分の手でセッティングして鳴らしてみたい、と思った。

タンノイの音のイメージとは随分違うけれど、
芯を感じさせる音は、どちらにも共通していえることだし、
アンプやCDプレーヤー、それに鳴らし手の違いもあるから、
確信をもっていえるわけではないが、芯の強さはファインオーディオの方が、
よりしっかりしているかもしれない。

ただ残念だったのは、F1でクラシックを聴けなかったことだ。
アクシスだけに限らない。
ここ数年、多くのブースでクラシックが一曲もかからないことがある。
昨年のハイエンドのブースにあったKiiオーディオもそうだった。

クラシックを鳴らす気配すらなかった。
いろいな音楽が鳴らされるのは、たいへんけっこうなことだ。
けれど、クラシック好きにとっては、クラシックが虐げられてつつあるような気すらする。

Date: 11月 17th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その18)

今日もインターナショナルオーディオショウに行ってきた。
今年は聴きたいスピーカーが二機種あった。

一つは昨年からアブサートロンが取り扱いを開始したマンガーである。
昨年はアブサートロンのブースに時間の余裕がなくて寄らなかった。
マンガーが聴けることを知っていれば寄ったのに……、と後悔していた。

今年はマンガーが聴ける、と期待していた。
けれどアブサートロンのブースに近づいていくと、音が聴こえてくる。
その音からすると、マンガーが鳴っているとは思えない。
入ってみると、やはりウェストレイクが鳴っていた。
それどころかブース内にマンガーがない。

これが昨日のことだった。
今日も念のため行ってみた。
昨日なかったマンガーが、今日になって搬入されている可能性はとても低いことはわかっいても、
もしかする……、というわずかな期待をもっていたけれど、やはりなかった。

もう一つは、ファインオーディオである。

私にとってタンノイは特別なブランドといえる。
けれど、ここ数年のタンノイは、方向を見失っている、
もしくは間違えてしまっているようにも、私は感じていた。

デザインとはいえない、デコレーションの外観、
クラシカルなものに淫する方向に進むだけなのか、とおもえてならない。

Kingdom(現在のRoyalではなく、18インチ口径ウーファー搭載のモデル)が、
私にとってはタンノイのピークに感じられる。
そこからゆるやかな下り坂(もっといえば自死に向っている)としか感じられない。

期待したい憧れのブランドだったのに、いつのまにか行く末が心配なブランドになりつつある。
年々そのおもいはつよくなっている。
そこにファインオーディオが登場した。

Date: 11月 16th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その17)

十日ほど前に話していた人がいった。
「インターナショナルオーディオショウは、今年は菅野先生追悼という感じになるんですかね?」と。
そんなふうにはならないよ、たぶん、と答えた。

二時間半だけしかいなかったけれど、そういう雰囲気は微塵もなかった。
そうだろう、と思う。
菅野先生はここ十年ほどインターナショナルオーディオショウに来られていない。

菅野先生はいつも、その日の最後はタイムロードのブースで講演されていた。
いつごろからそうだったのかは知らないが、
少なくとも私がインターナショナルオーディオショウに行きはじめたころはすでにそうだった。

今日の最後はタイムロードのブースにいた。
入ったとき、ベルリオーズの幻想交響曲が鳴っていた。

私には、どこか寂しげに鳴っているように感じられた。

Date: 11月 16th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その16)

ノアのブースでは、ちょうどソナス・ファベールのAida IIが鳴っていた。
私が入ったときは、ちょうど曲の終りだった。

スタッフが次にかけようとしたディスクは、なぜだがCDプレーヤーが読み込まない。
それでその次の予定のディスクになった。

デ・ワールトのペール・ギュントだった。
フィリップスから出ていた。
ずいぶん前に聴いている。

ペール・ギュントを聴くのも、ほんとうに久しぶりだ。
はっきりではないが、このデ・ワールトのペール・ギュントを聴いて以来かもしれない。

かけられたのはソルヴェイグの歌。アメリンクが歌っている。
やや控えめな音量だった。

歌詞の意味もおぼろけだった。
どんなことを歌っていたのか、ほとんど思い出せなく聴いていた。

こういう録音だっけ?
アメリンクって、こんなにいい歌手だっけ?
そんなことを感じていた。

聴いていて、なぜだか、菅野先生は、もうおられないんだな、とおもっていた。
すくなくとも、私にはそういう音に鳴ってくれていた。

Date: 11月 16th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その15)

今日(11月16日)からインターナショナルオーディオショウ。
会場に着いたのは16時半過ぎ。
ショウは19時までだから、すべてのブースをまわることはもちろんできないし、
実際にまわった(入って音を聴いた)ブースは五つだけだった。

毎年来ていると、それぞれのブース(出展社)の音といえそうなものを感じる。
新製品が毎年登場して、一年前と同じシステムで鳴らしているブースはない、といっていい。
器材もセッティングも違ってくる。

それでもブース(出展社)の音といえそうなものはある。
けれど、毎年ほとんど変らないブースもあれば、
いい方向へと変っていくブースもある。

TADのブースには、今日は入るつもりはなかった。
インターナショナルオーディオショウに行ったことのある人ならおわかりのように、
TADのブースはいちばん奥まったところにある。
その隣がトイレである。

トイレに用があった。
けれどTADのブースのドアが開いて漏れきこえてくる音が、いい感じである。
つい入ってしまう。

昨年あたりから感じていたのだが、
TADのブースの音は変ってきている。
もちろんスピーカーも違うわけだから、音も違って当然なのだが、
そういう音の変化(違い)ではなく、
鳴らし方そのものが変化してきているような音の変化に感じる。

いい感じで鳴っている、そういいたくなる音(雰囲気)があった。
来年のTADの音がいまから楽しみである。

Date: 10月 30th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その14)

ヘッドフォン祭の来場者の平均年齢は、
OTOTEN、インターナショナルオーディオショウよりも若い。

今回、学生服の二人連れが目に留った。
見た感じ中学生か高校一年くらいだった。
二人とも学生カバンを下げていたから、学校が終ってから来場したのだろう。

会場は中野サンプラザで、いちばん上は15階、
そこから下に降りていきながら会場を見ていたわけだが、
面白いことに、この若い二人組とは、三回ほど遭遇した。

友人同士なのだろう、何か話しているのは見ればわかるけれど、
静かな話し声だった。
(その13)で書いた数人のグループとは、正反対だった。

楽しそうに聴いているのかな、と、そんなことを思いながら、
彼らを見ていた。

彼らが、これから先、どんなオーディオマニアになっていくのかは、まったくわからない。
ヘッドフォンだけで音楽を聴いていくのか、
それともスピーカーで聴くことにもすでに興味をもっているのか、
なにひとつわからないわけだが、
(その13)で書いた人たちのようにはなってほしくない、と勝手におもっている。

Date: 10月 29th, 2018
Cate: ショウ雑感, 複雑な幼稚性

2018年ショウ雑感(「複雑な幼稚性」)

「複雑な幼稚性性」というタイトルとカテゴリーで(その1)を書いたのは、十年前。
120本以上書いている。

「2018年ショウ雑感」の(その13)へのコメントが、facebookにあった。

そこには、こう書かれていた。
《ある意味、オタク性群れヒエラルキーの幼児性ですね》と。
まさしく、(その13)で書いている人たちは、そうだといえよう。

最近、よく目にする表現で、マウントの取り合い、というのもある。

どちらも、「複雑な幼稚性」だと私は思っている。
だから、この「複雑な幼稚性」のカテゴリーをつくって書きつづけている。

Date: 10月 28th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その13)

昨日、ヘッドフォン祭に行っていた。

ヘッドフォン祭だけのことではない、
他のオーディオショウにおいても、見かけたことがある。

数人で来ている人たちの会話のことだ。
昨日も、四、五人のグループが、見てまわったあとの感想を話しているのが耳に入ってきた。

かなり大きな声で話しているものだから、離れたところにいても、
彼らの会話はすべてはっきりと聞こえてくる。

そのことが迷惑と感じたのではなく、その内容だった。
とある出展社のことを、かなり否定する内容だった。

そういう感想をもつのは自由だ。
そのことについて話すのも、いい。
けれど、時と場所を考慮すべきだ。

ヘッドフォン祭の会場内で、
あれだけ大きな声で(なぜあれだけ大きな声で話す必要があるのか)話していたら、
周りの人は、聞きたくないことを聞かされることになる。
その中には、出展社の関係者が含まれることだってあろう。

彼らの話しぶりからすると、あえて大きな声で話すことで、
自分たちをアピールしたいかのようにも思えた。
オーディオショウでも、こういう人たちは、いる。

感想を話したければ、場所をかえて、飲みながらでも話せばいいことだ。

毎回そう思うわけだが、でも今回の人たちは配慮が欠けすぎていた。

Date: 10月 25th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その12)

(その11)に、コメントがあった。
オーディオセッションinOSAKAが、大阪ハイエンドオーディオショウと同時期に開催されていて、
こちらのほうにテクニクスをはじめ国内オーディオメーカーが出展している、とのこと。

リンク先のウェブページをみると、たしかにテクニクスが出展している。
その他の国内メーカーもヤマハ、エソテリック、デノン、マランツ、TADなどの名がある。

大阪のオーディオショウ事情に疎いとはいえ、恥ずかしい限りだ。
大阪ハイエンドオーディオショウにはテクニクスが出展してないのは確かにそうだが、
大阪ハイエンドオーディオショウの会場とオーディオセッションinOSAKAの会場は、
徒歩でいけるほどの近さであるわけだから、私の間違いといえばそうなる。

会期は大阪ハイエンドオーディオショウが11月23〜25日、
オーディオセッションinOSAKAが24日、25日である。

大阪のオーディオショウ事情に疎い私は、ここが疑問なのだが、
なぜふたつのショウに分れているのだろうか。

Date: 10月 25th, 2018
Cate: ショウ雑感
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2018年ショウ雑感(その11)

今回はじめて大阪ハイエンドオーディオショウに行く。
これまでは、行かないこともあって、どんな出展社なのか、それほど注意してみてなかった。
今回は、きちんと見た。

見て気づいた。
テクニクスが出展していない。

東京でのオーディオショウはOTOTENとインターナショナルオーディオショウ、
どちらにも出展していたから、
しかも大阪なのだから、当然テクニクスは出展しているものとばかり思い込んでいたから、
意外だった。

出社数をみても、大阪の規模は東京よりも小さい。
けれど、大阪でのオーディオショウである。
人は集まるだろうし、
むしろ大阪は地元といえるテクニクスが、人を集めるぐらいの意気込みを示してほしい、
とすら思っているのに、出展すらしない。

出展するのにはお金もかかるし、人手もいる。
たいへんな労力なのはわかっている。
経済効果を考えれば、東京と大阪だったら、東京だけという判断は理解できる。

東京にしか出展しないところは少なくない。
それでもテクニクス(パナソニック)は、そういう会社とは比較にならないほど規模は大きい。
それにくり返すが、東京のショウには二回とも出展している。

東京は一回にしても大阪に出展すれはいいじゃないか、と思う。

復活したテクニクス・ブランドは、小川理子氏を表にたて、
マスコミの利用は、以前とは比較にならないほどうまい。
けれど、大事なことは、そこではない、と私はおもう。

Date: 10月 20th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その10)

一週間後はヘッドフォン祭

春か秋、どちらかには行くようにしている。
けれど、何かを期待して行っているわけではなかった。

でも、今年はちょっと違う。
メリディアンのULTRA DACとCHORDのMojoを聴いたからだ。

ULTRA DACを聴けば、MQAに期待したくなる。
ULTRA DACの良さは、それだけではなく、通常のCDが魅力的な音で聴けることにもある。

MQAの音を聴いた人ならば、Mojoも対応してくれないのか、と思うはず。
私もその一人だ。

MQA対応のモデルは増えてきている。
安価なモデルでもMQA対応を謳っている。
(MQA対応にはデコーダーとレンダラーの二種類があるので、少しの注意は必要)

そろそろMojoの新型が登場してもよさそうなものだし、MQAにぜひとも対応してほしい。
Mojoの新型は登場しないのだろうか、と思って「chord mojo mqa」で検索してみたら、
コードの快進撃は止まらない! 「Poly」「Hugo2」エンジニアインタビュー&1stインプレッション
という2017年3月の記事があった。
ステレオサウンドのウェブサイトにある記事で、山本浩司氏が書かれている。

そこにこうある。
《Polyはファームウェアのアップデートによって様々に進化させることが可能。フランクス氏によると、近々MQA のソフトウェア・デコード機能の追加を予定しているとのこと》

この記事のとおりなら、Mojoではなく、Polyのファームウェアのアップデートで可能になる。
この記事から一年以上が経っている。もう出てきてもいいころだ。

Date: 10月 13th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その9)

今月末にはヘッドフォン祭があり、11月にはインターナショナルオーディオショウがある。
秋のオーディオ関連のイベントが活発になる。

私が行くのは、いつも東京でのオーディオショウだけだった。
今年は、大阪のハイエンドオーディオショウにも行く予定でいる。

先日、別項で書いた大阪行きの日程を、
こちらのわがままで大阪ハイエンドオーディオショウの日程にあわせてもらった。

東京でのオーディオショウは、
OTOTEN、ヘッドフォン祭、インターナショナルオーディオショウなどがあり、
来場者がつくる雰囲気は決して同じではない。

OTOTENも国際フォーラムで開催されるようになって、
インターナショナルオーディオショウとの雰囲気の違いは、
これまで会場が違っていただけではないことが、はっきりした。

東京と大阪では、違うのだろうか。
そんなことを含めて、楽しみにしている。

Date: 6月 24th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その8)

ドルビー非搭載のカセットデッキの登場に、
これまで過してきた月日を強く感じる一方で、
OTOTENには、SAECのWE407/23の復刻モデルWE4700が展示されていた。

WE4700が5月に開催されたミュンヘンでのHIGH END 2018 MUNICHで発表されていたので、
情報としては多くの人が知っていたはず。

私も知っていたけれど、実物が展示されているのを見ると、
当時のWE407/23の未使用品が展示されているのとは違う印象がある。

細部の精度はWE407/23よりも高くなっている、という。
そこまではケースに入った状態では確認できないが、
目の前にあるのは確かにWE407/23の精巧な復刻モデルであり、
新品のトーンアームWE4700である。

内野精工が手がけている。
内野精工は、ウチから徒歩30分ほどのところにある会社だ。

国立市にある会社が製造する、ということ、
中途半端な復刻モデルではない、ということ、
30年ぶりの対面、
WE4700の登場は、W1200とは違う、時間の経過の不思議さを感じさせてくれる。

WE407/23は当時67,000円だった。
WE4700の価格はまだだが、かなり高くなるはずだ。

ならば、と思うこともある。
世の中のトーンアームの大半はパイプを使っている。
このパイプの肉厚は、どうなっているのか、だ。

バデッドチューブ採用のトーンアームはあったのだろうか。