Date: 11月 3rd, 2019
Cate: ショウ雑感
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2019年ショウ雑感(その15)

今日(3日)もヘッドフォン祭に行ってきた。
朝10時30分の会場から、17時30分までいた。
ずっとRoonのイベントをきくためである。

こんなに長い時間、ヘッドフォン祭の会場にいたことはなかった。
たいてい二時間ほどで帰っていた。

といっても会場に長くはいたけれど、ほとんど15階のRoonのイベントが行われる部屋にいたので、
会場をじっくり見ていたとはいえない。

それでも感じたのは、
ヘッドフォン/イヤフォンのブームも一段落したのか、ということだ。
あきらかに来場者は少なくなっている。

初めてヘッドフォン祭に行った時に感じた猥雑な活気は、
まったくないとはいわないまでも、ずいぶん希薄になったと感じた。

来場者に関しては波もあるとも思う。
今回は少なかったはずだが、次回はどうなるかはなんともいえない。
盛り返すかもしれない。

私として、今回のRoonのイベントのようなことを、次回以降も企画してほしい、と思っている。
昨日が二時間が二回、今日は一時間が四回、
計八時間、Roonについて知ることができた。

こういう企画は、インターナショナルオーディオショウにはない。
残念ながらない、と書いておく。

今回のRoonの企画の主催は、iFi Audioの輸入元のトップウイングと音元出版である。
10月末に音元出版から出たNet Audio最新号では、
Roonの記事が載っている。
そのへんの関係もあるのだろうが、音元出版には、
ステレオサウンドには感じられない積極性がある。

その積極性には、ここでははっきりと書かないことも含まれているが、
それでも、今回の企画をやってくれたことは高く評価したい。

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