2019年ショウ雑感(その12)
ヘッドフォン祭に行ってきた。
毎回、これといった目的はなく行っていた。
でも今回は違う。
15Fの奥のブースにて、Roonのイベントが行われる。
今日(2日)が、「Roonとは何か?」と「Roonを使うメリットって何?」で、
明日(3日)が、「Roon Nucleusってなんだ?」、
「テクニカルプレゼンテーション part 1 ―なぜここまで便利なの?」、
「テクニカルプレゼンテーション part 2 ―Roonのサウンドの秘密」、
「Roonの現地点とこれからを聞く!」というテーマで行われる。
とにかく今日行ってきた。
計四時間Roonの話をきいてきた。
明日も行くことに決めた。
オーディオマニアのなかには、
あくまでもパッケージメディアで音楽を聴くことにこだわる人がいる。
それはそれで、その人のスタイルなのだから、
第三者がとやかくいうことではない。
たとえばステレオサウンドの筆者では、小野寺弘滋氏がそうだと思っている。
試聴ディスク欄を見ても、小野寺弘滋はLP、CD、SACDと、
とにかくディスクで聴くことにこだわりがあるように感じる。
その気持はわからないではない。
パッケージメディアではなく、そうではないメディアで音楽を聴くことを、
どういうのか。
PCオーディオが一般的なようだが、
ネットワークオーディオもよく使われている。
どちらにしても、語感がよくないのでは、私は使いたくないし、
別項でも書いているようにWindowsでは聴きたくない、という気持はある。
それでも音を聴くと、無視できない。
Windowsでは聴きたくないが、それ以外の環境ではなんとかしたい。
それにMQAの音に魅了されているのだから、
どうしても、なんらかの方法でパッケージメディアに頼らない再生環境が必要となる。
そうなると、Ronnが第一候補となる。