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Date: 11月 26th, 2008
Cate: 川崎和男

川崎和男氏のこと(その8)

動かなきゃ、と思ったものの、何をするのか、すればいいのか。
1998年にやったことは、川崎先生のデザインのメガネをつくったこと。
まず、ここから始めよう、始まると思ってのことだ。
12月末のことだ。

年が明けたからといって、何かが起こるわけではない。
菅野先生と川崎先生の対談のまえがきに書いたが、
おふたりの対談を、ステレオサウンドかMacPowerがやるだろうな、と思っていた。
春が来て、夏がおわり、秋が過ぎ去ろうとしても、
私がいちばん、面白い、読みたいと思っている記事は、どちらにも載らなかった。

ならば、自分でやりたい、実現したい、と思いはじめたものの、実際にどうするか。
まえがきには、「その場」をインターネットにつくればいいと、簡単に書いたが、
どういうサイトをつくるのか、つくれるのか、と考え込む。

考え込んだ大きな理由は、オーディオを休止していたからだ。

Date: 11月 25th, 2008
Cate: 川崎和男

川崎和男氏のこと(その7)

1996年夏、高校球児でもないのに、五厘刈りにしたことがある。
この年のツール・ド・フランスにマルコ・パンターニの姿はなかった。
不運な事故による足の骨折で、1年、棒に振ったパンターニの復帰を願っての、五厘刈り。
できれば、彼の同じスキンヘッドにしたかったのだが、仕事上、やはりまずいので。

マルコ・パンターニの存在を知ったのは、94年のツール・ド・フランス。
自転車に興味をもちはじめたばかりの私にとっても、
パンターニの、山岳ステージでの走りは驚異的だった。熱狂した。

97年のツール・ド・フランスのラルプ・デュエズで、ステージ優勝。
パンターニ復帰する。
ゴールでの、雄叫びをあげるパンターニのガッツポーズ。
そのポスターを手に入れてから、ずっと目に付くところに貼っていたこともある。

そして98年。
ジロ・デ・イタリアで総合優勝。
でもツール・ド・フランスの、おおかたの予想は、前年度の覇者ヤン・ウルリッヒ。
私もそう思っていた。

でも、雨の日の、あの山岳ステージ、
パンターニがアタックをかけて成功してしばらくすると、テレビ画面の下に、
暫定マイヨ・ジョーヌを示すテロップが出た。
深夜、友人宅で、テレビ放送を見ていたことも重なってか、
「なぜ、こんなところにいるんだろう……」と、
いきなり、そんな思いがこみあげてきた。

その数ヶ月後、MacPowerの12月号が出た。この号の「Design Talk」のタイトルは「得手」だった。
川崎先生が菅野先生のことを書かれている。

「得手」を読んで、あの日と同じようなことを思っていた。
そして、とにかく動かなきゃ、と思った。

Date: 11月 24th, 2008
Cate: 川崎和男

川崎和男氏のこと(その6)

どうやったら川崎先生と会うことができるのか。

デザインの勉強をしてきたわけではない。接点はなにひとつないように思えた。
とにかく、できるのはMacPowerに連載されている「Design Talk」を読みつづけることだけ。

読みつづけていたら、ある日、真空管アンプについて書かれている号があった。
えっ、もしかしてオーディオマニアなの? と思った。

またしばらく読みつづけていたら、今度はJBLの4343という単語が出てきた。

このころである、もしかすると会える日がやってくるかもしれない、と感じたのは。
それでも草月ホールでの講演から、3年ほど経っていた。

Date: 11月 23rd, 2008
Cate: 川崎和男

川崎和男氏のこと(その5)

ギャラリー間の床は、真っ白なタイルで敷きつめられていた。靴は入口でぬぐ。
スリッパなんて無粋なものは用意されていない。

壁も白い。
部屋の中央に12本の、白い、細長い柱が建っていて、その上にオルゴールが置かれている。

「プラトンのオルゴール」は川崎先生のサイトで見ることができる。
左端WorksにあるMusic boxをクリックしてほしい。

12年後の2006年、金沢の21世紀美術館で開催された川崎先生の個展「いのち・きもち・かたち」にも
「プラトンのオルゴール」は展示してあった。

そして気がつくのだが、「プラトンのオルゴール」は、
柱の上に乗っているオルゴールひとつひとつのことではなく、
ギャラリー間に構築された空間そのものである。

21世紀美術館の展示では、タイルのまわりから見るだけで、作品そのものの中には入れない。

ギャラリー間では、川崎先生の作品の中に入っていたことになる。
だから、印象は強烈だったのか。

このとき受けた感じを、いまでもうまく表現できないでいる。

Date: 11月 23rd, 2008
Cate: ESL, QUAD, 長島達夫

QUAD・ESLについて(その5)

ステレオサウンドの弟分にあたるサウンドボーイ誌の編集長だったO氏は、
QUADのESL63が登場するずいぶん前に、スタックスに、
細長いコンデンサースピーカーのパネルを複数枚、特注したことがあって、
それらを放射状に配置し、外周部を前に、中心部を後ろに、
つまり疑似的なコーン型スピーカーのようにして、
長島先生同様、なんとか球面波に近い音を出せないかと考えての試作品だった、と言っていた。

結果は、まったくダメだったそうだ。
だからO氏も、ESL63の巧みな方法には感心していた。

Date: 11月 23rd, 2008
Cate: ESL, QUAD, 長島達夫

QUAD・ESLについて(その4)

QUAD・ESLの2段スタックは、1970年代前半、
香港のオーディオショップが特別につくり売っていたことから始まったと言われている。

ステレオサウンドでは、38号で岡俊雄先生が「ベストサウンド求めて」のなかで実験されている。
さらに77年暮に出た別冊「コンポーネントステレオの世界’78」で山中先生が、
2段スタックを中心にした組合せをつくられている。

38号の記事を読むと、マーク・レヴィンソンは75年には、自宅で2段スタックに、
ハートレーの61cm口径ウーファー224MSを100Hz以下で使い、
高域はデッカのリボン・トゥイーターに受け持たせたHQDシステムを使っていたとある。

山中先生が語っておられるが、ESLを2段スタックにすると、
2倍になるというよりも2乗になる、と。

ESLのスタックの極付けは、スイングジャーナルで長島達夫先生がやられた3段スタックである。

中段のESLは垂直に配置し、上段、下段のESLは聴き手を向くように角度がついている。
上段は前傾、下段は後ろに倒れている格好だ。
真横から見ると、コーン型スピーカーの断面のような感じだ。
上段と下段の角度は同じではないので、写真でみても、威容に圧倒される。

この音は、ほんとうに凄かったと聞いている。
山中先生の言葉を借りれば、3段だから3乗になるわけだ。

長島先生に、この時の話を伺ったことがある。
3段スタックにされたのは、ESLを使って、疑似的に球面波を再現したかったからだそうだ。

繊細で品位の高い音だが、どこかスタティックな印象を拭えないESLが、
圧倒的な描写力で、音楽が聴き手に迫ってくる音を聴かせてくれる、らしい。

その音が想像できなくはない。
ESLを、SUMOのThe Goldで鳴らしていたことがあるからだ。

SUMOの取り扱い説明書には、QUADのESLを接続しないでくれ、と注意書きがある。
ESLを鳴らすのならば、The Goldの半分の出力のThe Nineにしてくれ、とも書いてある。

そんなことは無視して、鳴らしていた。
ESLのウーファーのf0は50Hzよりも少し上だと言われている。
なのに、セレッションのSL6をクレルのKMA200で鳴らした音の同じように、
驚くほど低いところまで伸びていることが感じとれる。
少なくともスタティックな印象はなくなっていた。

Date: 11月 22nd, 2008
Cate: 使いこなし

視点を変えるだけの話

個人サイトやブログに「このアンプの不満点は電源コードを交換できないこと」とあるのを見かける。
「電源コードで音色をチューニングできない」とつづく。
先日も、あるサイトで、マランツ#七の不満点として、このことが書かれていた。

電源コードが着脱し気になっていないモノでも、まったくアンプ本体に手を加えることなく、
電源コードを、あれこれ試すことができるモノもある。
リアパネルにACアウトレットを備えているアンプがそうだ。
マランツ#7はアンスイッチドを1つ、スイッチドを5つ持つ。

必要なのは、試したい電源コードの両端をACプラグにすることである。
これをACアウトレットに挿せば、電源コードとして使える。

アンスイッチドを使えば、アンプ本体の電源スイッチがそのまま使えるし、
スイッチドならば電源スイッチをパスできる。
視点を、ほんのすこし変えるだけで電源コードを交換できる。

注意点はもともとついていたACプラグに安易に触ると、とうぜんビリッとくるので、絶縁すること。

自慢のように聞こえるだろうが、高校生の時にすでにやっていた。
当時使っていたプリメインアンプは、サンスイのAU-D907Limited。
このアンプの音を少しでも良くしたいと思っていて考えついた。
電源スイッチをパスしたかったのである。

そのとき試したのはオヤイデから出ていたスターカッドタイプのもので、
たしかLi50とかいう型番だった。
芯線の絶縁体はピンクと白で、軟銅線を使ったしなやかなコードだった。
これをスイッチドに接続して聴いていた。

ほんのちょっと視点を変えるだけの話である。

Date: 11月 22nd, 2008
Cate: ESL, QUAD

QUAD・ESLについて(その3)

ウェスターン・エレクトリックの555ドライバーの設計者のE.C.ウェンテは、1914年に入社し、
3年後の1917年にコンデンサー型マイクロフォンの論文を発表している。
555の発表は1926年だから、コンデンサー型マイク、スピーカーの歴史はかなり長いものである。

コンデンサー型スピーカーの原理は、1870年よりも前と聞いている。
イギリスのクロムウェル・フリートウッド・ヴァーリィという人が、
コンデンサーから音を出すことができるということで特許を取っているらしい。
このヴァーリィのアイデアを、エジソンは電話の受話器に使えないかと、先頭に立って改良を試みたが、
当時はアンプが存在しなかったため、実用化にはいたらなかったとのこと。

ウェンテのマイクロフォンは、0.025mmのジュラルミン薄膜を使い、
その背面0.0022mmのところに固定電極を置いている。
11年後、改良型の394が出て、これが現在のコンデンサー型マイクロフォンの基礎・基本となっている。

このことを知った時にふと思ったのは、可動電極がジュラルミン、つまり金属ということは、
コンデンサー型スピーカーの振動板(可動電極)にも金属が使えるのではないか、と。

いまのコンデンサー型スピーカーは、フィルムに導電性の物質を塗布しているか、
マーティン・ローガンのCLSのように、導電性のフィルムを使っている。
金属では、振幅が確保できないためだろう。
しなやかな金属の薄膜が実現できれば、コンデンサー型スピーカーに使えるし、
かなりおもしろいモノに仕上がるはず、と思っていた。

だから数年前にジャーマン・フィジックスのDDDユニットを見た時は、やっと現われた、と思っていた。
DDDユニットに採用されているのはチタンの薄膜。触ってみるとプヨプヨした感触。
これならば、そのままコンデンサー型スピーカーに流用できるはず、という予感がある。

いま手元に要修理のQUADのESL63Proが1ペア、押入れで眠っている。
初期型のものだ。

純正のパネルで修理するのが賢明だろうが、いずれ、かならず、また修理を必要とする日が来る。
ならばいっそチタンの薄膜に置き換えてみるのも、誰もやってないだろうし、楽しいはず。
ただ、あれだけの面積のチタン薄膜がなかなか見つからない。

Date: 11月 22nd, 2008
Cate: ESL, QUAD

QUAD・ESLについて(その2)

QUADの旧型のESLを、ESL63とはっきりと区別するために、ESL57と表記するのを見かける。

ESL63の末尾の「63」は、発売年ではなく、開発・研究が始まった1963年を表している。
なのに、ESL57の「57」は発売年を表しているとのこと。
ESLが発表されたのは1955年である。

なぜ、こう中途半端な数字をつけるのだろうか。

ところで、ESLだが、おそらくこれが仮想同軸配置の最初のスピーカーだと思う。
中央にトゥイーター・パネル、その左右にスコーカー・パネル、両端にウーファー・パネル。
ESLを90度向きを変えると、仮想同軸の配置そのものである。

ESLを使っていたとき、90度向きを変えて、鳴らしたことがある。
スタンドをあれこれ工夫してみたが、安定して立てることができず、
そういう状態での音出しだったので満足できる音ではなかったが、
きちんとフレームを作り直せば、おもしろい結果が得られたかもしれない。

Date: 11月 21st, 2008
Cate: 真空管アンプ

真空管アンプの存在(余談)

真空管パワーアンプの出力端子は、通常、4Ω、8Ω、16Ωとなっている。

ほとんどやる人はいないと思うが、真空管パワーアンプで、
たとえば公称インピーダンス2Ωのアポジーのカリパーを鳴らしたいとき、どこの端子につなげばいいのか。

4Ωの端子でもならないことはない。じつは一度試したことがある。
マッキントッシュのMC275でカリパーを鳴らしたのだ。

4Ω端子でもいけるといえばいけるが、精神衛生上はあまりよくない。
そのときは試さなかったが、8Ω端子と16Ω端子をつかうという手がある。
8Ω端子にマイナス、16Ω端子にプラスを接続するわけだ。

一般的な出力トランスの場合、8Ω端子と16Ω端子間のインピーダンスは、1.32Ωである。
ちなみに4Ωと8Ω端子間は0.68Ωである。

まぁ大丈夫なはずだが、試したことはないので保証はできない。

Date: 11月 21st, 2008
Cate: ESL, QUAD

QUAD・ESLについて(その1)

QUADのESL(旧型)を使っていたときに、山中先生にそのことを話したら、
「ESLをぐんと上まで持ちあげてみるとおもしろいぞ。
録音スタジオのモニタースピーカーと同じようなセッティングにする。
前傾させて耳の斜め上から音が来るようにすると、がらっと印象が変るぞ!」
とアドバイスをいただいたことがある。

やってみたいと思ったが、このセッティングをやるための、
壁(もしくは天井)からワイヤーで吊り、脚部を壁からワイヤーで引っ張る方法は、
賃貸の住宅では壁に釘かネジを打ち込むことになるので、試したことはない。

山中先生は、いちどその音を聴かれているとのこと。
そのときの山中先生の口ぶりからすると、ほんとうにいい音が聴けそうな感じだった。

Date: 11月 20th, 2008
Cate: 素朴

素朴な音、素朴な組合せ(その2)

素朴な音、素朴な組合せは、プリミティブな音、プリミティブなオーディオ機器の組合せではない。

オーディオにおける「素朴」を考えることは、
オーディオにおけるシンプル(単純)、潔さについて考えることにつながろう。

わずかでも音がよくなるなら、どんな煩雑なことでも積極的にこなす──、
PCオーディオに取り組まれている、ある一部分の人たちの取り組み方を見ていると、
そんな印象を受けてしまう。

別に批判しているわけではない。ただそれだけでいいのだろうか、と思うのだ。
対極にあるものを意識した取り組み方を、つねに忘れてはならないと思う。

素朴、単純、潔さ……と思い浮かべていると、簡素、簡潔といった言葉も出てくる。
「簡」から始まる言葉には、他に、簡雅、簡勁、簡厳、簡朴、簡明などがある。

デジタル技術の進歩により、いままで無理だったことが可能になっているからこそ、
素朴(ネイティヴ)について、いまの感覚で捉えなおすことも大事だと思う。

Date: 11月 19th, 2008
Cate: 素朴

素朴な音、素朴な組合せ(その1)

時折考えるのが、素朴な音を聴かせてくれる素朴な組合せ(システム)とは、
いったいどういうものかということ。

スピーカーはフルレンジ、それにコンデンサーひとつで低域をカットしてトゥイーターをつけるぐらいか。
アンプは真空管か。どんな回路で組むか。市販品に、素朴なにぴったりのモノがあるようには思えない。

手持ちに、フィリップスの20cm口径のフルレンジがある。いちおうアルニコ仕様だ。
アルテックの20cmのもある。

あとダイナコのSCA35(管球式プリメインアンプ)から取り外した出力トランスと電源トランスもある。

プログラムソースはどうするか。アナログかCDか。
ここで行き詰まる。

Date: 11月 19th, 2008
Cate: 4343, JBL

4343と4341(その4)

4341と4345には台輪(ハカマ)がついている。台輪の下に何かを置いて床から持ちあげても、
底板の鳴りは基本的に変化しない。
台輪の内側にブロックをかませたら、もちろん変化するが、台輪を利用するかぎり、
底板の鳴り(天板の鳴り)はメーカーが意図したままである。

4343に限らないが、台輪がないスピーカーを床にベタ置きしたとしよう。
底板は床によって補強されたのと同じになり、底板の鳴りは大きく減る。
するとどうなる。天板の鳴りが、逆に増えてしまう。
これはダイヤトーンが測定で明らかにしている。

天板の上に石や木を乗せて振動を抑えると、
次はエンクロージュアの強度的に弱い箇所の振動が増える。

どこかでエンクロージュアにたまっているエネルギーを消費しないと、
イタチごっこになってしまうわけだ。

4343の底板の四隅に木のブロックを、できるだけ外側にもってきて、
つまり底板が何にも接触していない面積をできるだけ広くした状態の音を聴いて、
ブロックを少しずつ内側に入れていく。
つまり底板の、フリーな面積が減ることになる。低音の表情が変化していく。

トーンコントロールやイコライザーなどの電気的なコントロールとは、
また違う、低域のコントロール方法である。

4343が縦置きだけのスピーカーで、もし台輪がついていたら、
4343の評価はすこし変わっていただろう。

Date: 11月 19th, 2008
Cate: 4343, JBL

4343と4341(その3)

4333Aの横幅と奥行きは619×514mm、4341は600×500mmと割合近い寸法だ。

エンクロージュアのプロポーションがどう音に影響するかを正確に把握するには、
いくつものエンクロージュアを試作して試聴することを行なうことだが、
メーカーの技術者でないかぎり無理である。

だから、私の印象は、あくまでも実際の製品を聴いてきた蓄積からのものである。

バスレフ型の場合、密閉型よりもエンクロージュアの奥行きの影響が大きいように感じている。
なんとなく、こういう理由かなぁ、と思っていることはあるが、まだはっきりとしたことは言えない。

それでも、バスレフ型はある程度の奥行きがあったほうが、好ましい低音が得やすい。そう感じている。

4343だが、低音が出ないわけではない。2π空間でなくても、低音を出すことはできる。
ただ、そうすんなり行かないことがケースが多い。

4343を設置する際、大抵の人が床と4343の底板の間に何かをかませるだろう。
木のブロックだったり、コンクリートのブロックだりをかませて、すこし床から持ちあげる。

ここで注意したのは、ブロックの材質の音が影響することもだが、
それ以上に、どういうふうにかませるか、である。

底板の鳴りは天板の鳴りと関係していて、天板の鳴りは音場感に影響する。
しかも天板が、聴取位置から見えなくても、だ。