二つの記事にみるオーディオ評論家の変遷(その9)
(その7)へのfacebookへのコメントがあった。
《オーディオ評論家の批評は「読まず」にできるんですね。》というものだった。
facebookで返信しようと思ったけれど、
コメントの人のように勘違いされている方が他にもいるかもしれない。
そう思ったので、こちらに書くことにした。
コメントには、オーディオ評論家とある。
コメントをされた方は、傅 信幸氏をオーディオ評論家と認識されているのだろう。
傅 信幸氏のファンなのかどうかまではわからない。
私は、このブログで、
オーディオ評論家(職能家)、オーディオ評論家(商売屋)と表現している。
わかってもらえていたと思っていたので、あえて書かなかったけれど、
私がオーディオ評論家と思っているのは、
オーディオ評論家(職能家)の人たちだけであり、
オーディオ評論家(商売屋)の人たちのことは、オーディオ評論家とは思っていない。
それでも便宜上、オーディオ評論家と書いたりはするが、
菅野先生が亡くなられて、オーディオ評論家(職能家)はいなくなった、
残っているのはオーディオ評論家(商売屋)だという認識である。
はっきり書けば、オーディオ評論家と呼ばれている人たちはいる。
自分で名乗っている人たちはいる。
けれど、私は、オーディオ評論家はいない、という認識である。
つまり、この項では(その1)、(その2)で書きたかったのは、
管球王国の担当編集者のことだった。
けれど、予定は変った。