Date: 2月 23rd, 2026
Cate: 戻っていく感覚

My Favorite Things(チューナー篇・その12)

ステレオサウンド 43号の特集は、ベストバイだった。
「五味オーディオ教室」で出逢って一年未満の私にとって、43号は本当に面白かったし、何度読み返したことか。

ベストバイはステレオサウンドの恒例の特集となっていまも続いているし、今後もずっと続いていくだろうが、
ベストバイという特集は、43号がいまも一番といえる。

価格帯で分けたり、星をつけたりしても43号を超えることはない。

43号を持っている人は、いまのステレオサウンドのベストバイと比べてみるといい。43号では熱っぽさが誌面から伝わってきた。いまは、それがない。

編集部、オーディオ評論家の熱が感じられない。
もし43号が、いまのようなベストバイの号だったら、私はくり返し読まなかっただろう。

こんなことを書くと、当時のオーディオ機器の価格と、いまのオーディオ機器の価格があまりにも違いすぎて──、そんなことをいう人がいるだろうが、そんなことではない。

そのことがわかっていないから、こんなベストバイしか作れなくなったのだろう、と思うしかない。

話が逸れてしまったついでに書いておくと、書き手の怠慢ともいえる。それが、どういうことかは、別項で書く予定。

とにかく43号は熱心に読んだ。当時、中学三年生だった私は、女性ヴォーカルが最優先だった。
グラシェラ・スサーナの歌を、うまく鳴らしたい。そればかりを考えて43号を読んでいたので、
ベストバイに選ばれたモデルの、各オーディオ評論家の文章から、そのことを読みとろうともしていた。

Date: 2月 22nd, 2026
Cate: ディスク/ブック

Die Meistersinger von Nürnberg(その2)

(その1)で書いているように、私が初めて聴いた「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は、カラヤン/ドレスデン・シュターツカペレによるEMI盤だった。

カラヤンが数多く残した録音、そのすべてを聴いているわけではないが、この「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は、
カラヤン名盤の中に含まれるはずだ。

私は「五味オーディオ教室」からオーディオをスタートしていることもあって、カラヤンに対して否定的なところもけっこう持っている。

五味先生ほどのアンチ・カラヤンではないものの、五味先生が言われることに納得することも多い。

そんな私でもカラヤンのワーグナーは無視できないと思っている。
五味先生は、カラヤンのワーグナーはまったく認めておられないことを書かれていた。

そのことを知った上で、先入観をかなり持って聴いたにも関わらず、私はカラヤン/ドレスデン・シュターツカペレの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は素晴らしいと、その時感じたし、いまもそう思っている。

この「ニュルンベルクのマイスタージンガー」が、ベルリン・フィルハーモニーとだったら、そしてドイツ・グラモフォン録音だったら、どうだっただろうか。

このカラヤンの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」は、なぜだかTIDALでもQobuzでも配信されていなかった。
三日前の2月19日に配信がされるようになった。

やっと来た、ここまで待たしたのだから、ハイレゾリューションでの配信を期待してしまうけれど、そうではなかった。

それでも配信されたのは、嬉しい。

そういえば早瀬文雄(舘 一男)さんは、熱心なカラヤンのファンだった。でも面白いことにカラヤンのワーグナーは聴かれなかったことを思い出す。

Date: 2月 21st, 2026
Cate: 単純(simple)

シンプルであるために(iPhoneとミニマルなシステム・その8)

(その7)の時点ではiPhone 12 ProからiPhone 14 Proに機種変更したばかりだった。
12 Proよりも14 Proで聴く方が好ましかった。
それから二年後(2024年)にiPhone 16 Proにしている。

LotooのPAW S1と組み合わせて、夜中にヘッドフォンで聴くためのミニマムなシステムであり、ラジカセ感覚で使っている。

D/Aコンバーター兼ヘッドフォンアンプはPAW S1で変らないし、ヘッドフォンも変っていない。変っているのはiPhoneだけなのだが、音は違う。

以前書いているようにiPhone 12 Proの音は気になるところがあった。14 Proで、その点が解消され、まあ満足していた。

二年ごとにiPhoneを機種変更するたびに、音は変る。前のiPhone(前の音)が良かったと思っても、元には戻せないわけで、二年ごとの、ちょっとしたどきどきである。

新しいiPhoneの音はどうなのか。こればかりは聴いてみるまでわからない。

いま使っているiPhone 16 Proの音は気に入っている。音の滑らかさが、これまでのiPhoneとは違う。

この滑らかさは、どこからくるものだろうか。もしかするとチタンボディということが、大きいかもしれない、と使い始めたころから思っている。

二年ごとの機種変更だから今年の秋に、また機種変更することになる。
昨年のiPhone 17 Proからボディはアルミニウムになっている。熱のことを考えればチタンよりもアルミニウムなのはわかるが、音はどうなのか。

意外にもチタンボディはいいのかもしれない、というおもいは少しずつ強くなっているので、iPhone 16 Proは、このまま手元におく、ということも考え始めている。

Date: 2月 20th, 2026
Cate: スピーカーの述懐

スピーカーの述懐(その72)

この伊藤先生の言葉を引用するのは、今回で十回。
しつこいぐらいに引用するのは、大事なことだし、にも関わらず、そんなふうには思わずスピーカーを鳴らしている人が、少なからずいると感じているからだ。

《スピーカーを選ぶなどとは思い上りでした。良否は別として実はスピーカーの方が選ぶ人を試していたのです。》

もう引用することもないな、と思える日は来るのか。

Date: 2月 19th, 2026
Cate: 戻っていく感覚

My Favorite Things(チューナー篇・その11)

ステレオサウンド 43号。特集はベストバイ。
瀬川先生は、パイオニアのExclusive F3について、こう書かれていた。
     *
自宅で数ヶ月モニターしたのち、返却して他のチューナーにかえたら、かえってF3の音質の良さを思い知らされて、しばらくFMを聴くのがイヤになったことがある。C3やM4と一脈通じる、繊細で、ややウェットではあるが、汚れのない澄明な品位の高い音質で、やはり高価なだけのことはあると納得させられる。
     *
すでにセクエラのModel 1はあったし、その存在も知っていたけれど、当時中学生だった私は、普及クラスのチューナーからのステップアップは、このExclusive F3だな、と決めていた。

Exclusive F3は250,000円。
セクエラのModel 1は1,480,000円。
どちらも買えるわけではなかったけれど、セクエラへの道は途方すぎていて、
Exclusive F3の方がずっと現実的に思えていたからだ(錯覚ともいう」。

それに《C3やM4と一脈通じる、繊細で、ややウェットではあるが、汚れのない澄明な品位の高い音質》、ここに強く惹かれた。

女性ヴォーカルを聴くのに、これほど適したチューナーは他にはないように思えた、というよりも、そう思い込もうとしていた。

Date: 2月 18th, 2026
Cate: スピーカーの述懐

スピーカーの述懐(その72)

CD登場以前、アナログディスク全盛時代は、システムのトータルゲインが同じであっても、ゲイン配分次第では、S/N比が良くなったら悪くなったりするため、十分な配慮が払われていた。

アナログディスク再生といっても、MM型とMC型カートリッジがあり、発電方式の違いによって、出力電圧が大きく違うだけでなく、
同じMM型、MC型の中でも出力電圧に違いは小さくなかった。それがCDプレーヤーでは統一された。

ゲイン配分について、オーディオ雑誌だけでなく、いろんなところでも話題にならなくなったのは仕方ないとはいえ、
だからといって無視していいわけではないにも関わらず、忘れ去られつつある。

Date: 2月 18th, 2026
Cate: 戻っていく感覚

My Favorite Things(チューナー篇・その10)

QUADのFM3は、私にとっては小型ラジオ的位置にいるチューナーであるし、
これまで別項に書いているように、QUADのコントロールアンプの33と、専用の木製スリーブに入れた状態で、最大の魅力を放ってくれる──、そういう存在だ。

33とペアということだから、チューナー付きコントロールアンプ的存在でもある。

FM3単体ではそれほど欲しいとはならないが、33と専用スリーブとセットとなると、欲しいという気持は途端に大きくなる。

このへんはウーヘルのEG740と近い。EG740もウーヘルのテープデッキと組み合わせることを想像すると、欲しい気持は強くなるからだ。

ここが、マランツのModel 10B、セクエラのModel 1と違う。

そういう視点からみれば、マッキントッシュのチューナーは、QUADのチューナーと同じといえる。
一時期、マッキントッシュの管球式チューナーを使っていたが、毎日、そのパネルを見ていると、
やっぱり、このチューナーはマッキントッシュのコントロールアンプと一緒に使うモノであり、
単体のチューナーとして見た時の魅力は、私の場合、下がってしまう。

いま私のところには、パイオニアのExclusive F3とオーレックスのST720がある。
どちらもステレオサウンド 43号を読んだ時から欲しいと思っていた。

Date: 2月 17th, 2026
Cate: 戻っていく感覚

My Favorite Things(チューナー篇・その9)

セクエラ氏が創立したセクエラ社は解散してしまっているが、David Day氏によってセクエラの権利が買い取られて、
1990年ごろだったと記憶しているが、
DaySequerraとして復活しているし、Model 1も復刻されている。

RFエンタープライゼスが輸入していた。それから三十年以上が経っているけれど、DaySequerraは健在だ。

さすがにModel 1は製造されていないが、アップグレードプログラムが、3,800ドルで用意されている。

マランツのModel 10B、セクエラのModel 1は、CRTを搭載していて受信状況がモニターできた。

このCRTは、どんなに大事に使ってきていても、寿命を迎える。
DaySequerraでは、液晶モニターに置き換えるサービスを提供している。

Model 10Bは管球式チューナーだから高い電圧が標準となるが、Model 1はソリッドスタートだから、チューナー本体は低電圧で、CRT部のみ高電圧となる。

それが液晶モニターに置き換わることで、高電圧回路を省ける。このことによるメリットは小さくない。

いま日本には輸入元がないから、アップグレードプログラムを望む人は、直接問い合わせることになるし、応じてくれるのかは定かではないが、
もし私がセクエラのModel 1を手に入れることがあったら、このアップグレードはやりたい。

Date: 2月 16th, 2026
Cate: 「ルードウィヒ・B」

春くらり(その2)

ステレオサウンド 49号で黒田先生は《「サンチェスの子供たち」を愛す》で、こう書かれていた。
     *
 なにかというとそのレコードをきく。今日はたのしいことがあったからといってはきき、なんとなくむしゃくしゃするからといってはきき、久しぶりに友人がたずねてきてくれたからといってはきき、つまりしじゅう、のべつまくなしにきくレコードがある。そういうレコードは棚にしまったりしないで、いつでもすぐかけられるように、そばにたてかけておく。そうなるともう、そのレコードにおさめられている音楽を、音楽としてきいているのかどうか、さだかでない。
 もしかすると、ききてとして、多少気持のわるいいい方になるが、そのレコードできける音楽に恋をしてしまっているのかもしれない。さしずめコイワズライ、熱病のような状態だ。若い恋人たちが、さしたる用事があるわけでもないのに、愛する人に会おうとするのに、似ている。きいていれば、それだけで仕合せになれる。
     *
黒田先生にとって1978年後半の、
そういうレコードがチャック・マンジョーネの「サンチェスの子供たち」だった。

私にとって2026年の、そういうマンガが「春くらり」になる。
のべつまくなしに読んでいる、といえるほど読んでいる。

その「春くらり」が、3月2日公開の23話で最終回となる。
登場人物が少しずつ増えてきていたから、まだまだ続くものと思っていたけれど、そんな予感もあった。

一巻と二巻は発売日に買っている。iPhoneで読めるのだから買うこともないと考える人もいるだろうが、
長く連載が続いてほしいと思っているので、買っている。

「春くらり」を読んでいる人がどのくらいいるのかはわからない。そう多くはないのだろう。今回の最終回の発表は、打切りに近いのかも……と思う。

読み始めた時から、意外と連載は短いかも、という予感があった。根拠があったわけではないが、長いこと読んでいれば、なんとなくそう感じることがあるし、予感が当ることもある。

当ってほしくないときに当る。

黒田先生にとって「サンチェスの子供たち」は、あの頃頻繁に聴くレコードではあっても愛聴盤ではなかったはずだ。

「春くらり」の早い連終了は残念だし悲しいけれど、「春くらり」は愛読書といえるだろか。

《若い恋人たちが、さしたる用事があるわけでもないのに、愛する人に会おうとするのに、似ている。きいていれば、それだけで仕合せになれる。》
と黒田先先生は書かれている。
「春くらり」は、そういう位置にいる。

私も「サンチェスの子供たち」は手に入れてからしばらくは頻繁に聴いていた。なのにパタッと聴かなくなった。
「春くらり」も、そうなるのかもしれない。たぶんなると思う。

でも二十年以上経って、「サンチェスの子供たち」をまた聴くようになった。以前のような聴き方(頻繁さ)ではないが、ふと聴きたくなる時がある。

「春くらり」もそうなるのかもしれない。十年後か二十年後くらいにふと思い出して、また読む。
その時、どうおもいながら読むのだろうか。

Date: 2月 15th, 2026
Cate: オーディオマニア

つきあいの長い音(その49)

JBLの4343は、1976年に登場している。
JBL創立80周年の今年は、4343誕生50周年でもある。

4343 50th Anniversaryが出てこないかな、と少しだけ思ってもいるけれど、出る可能性はゼロと言い切ってもいい。

JBLは音響レンズを完全にやめてしまった。
ホーンの理論からすれば、スラントプレートにしてもパンチングメタルにしても、ホーンの開口部に音響レンズを置くことは、間違っていることになる。

どんな材質、形状の音響レンズであっても、何らかの付帯音はついてまわる。それは聴感上のS/N比を悪くしてしまう。

JBLが音響レンズを使わなくなってかなり経つ。それはそれでいいんだけれど、やっぱり4343は、あの音響レンズ付きであってほしいし、
JBLとしては音響レンズ付きのモデルを出すつもりは、ない(はず)。

だから4343 50th Anniversaryが出てきたとしても、音響レンズなしのスタイルとなるはず。

音響レンズを嫌う人がいるのは知っているし、その人たちが言うことも理解できる。けれど4343は、くり返すが、あの音響レンズあってこそ、なのだ。

LE175DLH、375+537-500、いま見てもかっこいいと思うし、どちらも手元にあるから、毎日眺めている。

理屈、理論。それらが大事なのはわかった上で、こういうホーンもあってもいいではないか、と言いたくなる。

手元には2397+2441もある。
ホーンとしては2397の方が、まだ理にかなっているが、それでも最新のホーンの理論からすれば、2397もまた古いホーンとなる。

Date: 2月 14th, 2026
Cate: 再生音, 背景論

「背景」との曖昧な境界線(その1から八年後)

その1)は、2018年8月に書いている。

サントリーの燃焼系アミノ式というスポーツドリンクのCMについて触れている。
ここ数日X(twitter)で、このCMの動画が投稿されていて、いまの若い人たちは、生成AIで作った動画と思うのだろう──、そんなコメントと一緒にだった。

そうかもしれないと思いつつも、このCMがテレビで流れていた時も、CGだよ、と強く信じていた人が周りにいた。
若い人ではなかった。

今は生成AIだといい、昔はCGだと言っていた。
自分にできないことをやっている人の存在を信じられないから、そんなふうに思い込むのか。

Date: 2月 13th, 2026
Cate: スピーカーの述懐

スピーカーの述懐(その71)

昔は、アンプのゲイン(利得、増幅率)がカタログには記載されていたし、ステレオサウンドの特集で測定が行れている時代は、
個々のアンプのゲインだけでなく、コントロールアンプならば、フォノイコライザー、ラインアンプのゲインも測定されていた。

いつのころからか、ゲインが気にされなくなった。
メーカーも発表しなくなってきたし、オーディオ雑誌も読者も気にしなくなっていっている。

スピーカーの出力音圧レベルは、dBで表記されている。つまりスピーカーを含めたシステム全体のゲインを、
スピーカーの出力音圧レベルは大きく左右する。

昔のパワーアンプは、入力感度は1Vだったり、0.5Vだったりしていた。
いまは2Vぐらいが多くなっている。これだけでも、同じ出力のアンプであっても、ゲインは違ってくる。

100dB/W/m前後の出力音圧レベルのスピーカー、0.5Vの入力感度のパワーアンプの組合せに、
1990年ごろのコントロールアンプを接いだことがある。

管球式のコントロールアンプだったのだが、明らかに真空管がスピーカーからの音を拾っているのが確認できた。
世評の高いアンプだったし、私もずっと以前、このコントロールアンプは、別の組合せで聴いていたが、そんな症状は確認できなかった。

パワーアンプの入力感度もスピーカーの出力音圧レベルも違っていたからだろう。

スピーカーの出力音圧レベルは、システムのゲインに直結している。同時にゲイン配分も忘れてはならない。

Date: 2月 12th, 2026
Cate: アクセサリー

仮想アース(こういう方法も……・その14)

(その10)から(その12)で書いているお手製の仮想アースを、2月のaudio wednesdayで来られた方に聴いてもらった。

全員一致で効果あり、だった。これをつけると左右の拡がりが増す。これは誰の耳にも明らかな改善点といえる。

便宜的に仮想アースと言っているけど、実際のところ、どういう作用で音が変化するのかは、正直わからない。

とりあえずアースに取り付けて効果があったから、仮想アースみたいなモノとして聴いてもらっているが、とにかく不思議なモノだ。

たまたま偶然海外のサイトで見かけたモノで、いま、どのサイトだったのか、と検索してみたけど見つけられなかった。

誰の発案によるモノなのか、そのへんの詳細も知らない。知っているのは作り方と、その効果だ。

audio wednesdayに来られた方には作り方を説明している。
オーディオマニアならば、自宅にあるモノを使ってすぐに作れる。コストは高く見積もっても千円を超えることは、まずない。

それでも、効果はある。

よくアース端子に不要と思えるケーブルをとりつけたままだと、アンテナになるから音が悪くなる──、
こんなことを言う人はけっこういる。

間違っているわけではない。
ただしアンテナには受信用と送信用とがあることを忘れてはならない。

Date: 2月 11th, 2026
Cate: JBL

JBL 4380

JBLのスタジオモニター、4380。
いまのところ、4380というモデルは存在しないが、今年創立80周年を迎えるJBLだから、
4300シリーズの80周年記念モデルとして4380は、現実味があると思うのだが。

今年4380が登場しなくても、五年後の85周年に4385、そのまた五年後の90周年に4390、いつか本当に出てきてほしい。

Date: 2月 11th, 2026
Cate: アクセサリー

D/Dコンバーターという存在(その15)

メリディアンの218を導入したばかりのころは、218にはUSB端子がないため、D/Dコンバーターについて、あれこれ検索していた。

その後、210の導入やシステムの変更もあって、D/Dコンバーターへの関心が薄れていた。

今日、別のことを検索していたら、D/DコンバーターにMQAのロゴがついている製品があることに気づいた。

S.M.S.LのはPO100 2024と、その上位モデルのPO100 Proである。

AliExpressだと、PO100 2024が5,000円ほど、PO100 Proが8,000円ほどで購入できる。

iOSもサポートしている、とある。
PO100がやるのは、MQAのコアデコードのはず。それでも充分だと思う。

どちらであっても簡単に持ち運べる。iPhoneと組み合わせることで、audio wednesdayでやれることの幅が少し拡がる。

それにしても中国のオーディオメーカーは、MQAにかなり積極的である。この流れが、MQAにとっていい方向となってくれることを期待している。