Date: 10月 22nd, 2025
Cate: 純度
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純度と熟度(ディープエンドオーディオ)

ハイエンドオーディオという言葉が、昔から嫌いだった。
こんなことを書くと、 ハイエンドオーディオ機器を買えないことからの僻みだろう、と言われようが、
ハイエンドオーディオと呼ばれているオーディオ機器が嫌いとか認めないとかではなく、
ハイエンドオーディオという言葉そのものが嫌いなのだ。

ハイエンドオーディオって、高域まで伸びているオーディオのことですね──、そんなふうに言ったりしていたことも二十代のころはあった。

ハイエンドオーディオという言葉を、たぶんこれから先も好意的に使うことはない、すらいえる。

もちろん他人がハイエンドオーディオという言葉を、有り難かったり、
自分自身を大きく見せるために使うのは、ご自由に、と思う。

少し前からディープエンドオーディオと書くようになった。
もうひとつ言葉としての響きがよくないと自分でも感じているが、
深みを目指していくのだから、いまのところ、かわりのいい感じの言葉が思いつかない限りは、
ディープエンドオーディオを使っていくことになるが、
ディープエンドオーディオには高能率のスピーカーが絶対的に欠かせない存在である。

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