DBシステムズ DB1+DB2がやって来る(その12)
(その3)で、 DB1+DB2を、まさにプアマンズ・レビンソンだった、と書いた。
ここでのレビンソンとは、マドリガルになってからのNo.シリーズのことではもちろんないし、マーク・レヴィンソンがいた時代であっても、ML3、ML7、ML6Aのことではなく、
ジョン・カールが設計に関わっていた時代のことであり、LNP2、JC2の指す。
この時代、DB1+DB2と同価格帯には、いくつものコントロールアンプがあったことはすでに書いているが、それらの中で、どれがプアマンズ・レビンソンなのかは、人によって違うことを最近実感している。
あの時代、私はプアマンズ・レビンソンといえるのは、誰にとってもDB1+DB2だ、と思っていた。けっこう長いこと、そう思っていたし、今もそうなのだが、
同じ時代を経験してきた人でも、プアマンズ・レビンソンは、DB1+DB2ではなく、他のアンプだったりすることを、ここ数年、知ることになった。
どのモデルなのかは書かないが、あのコントロールアンプをプアマンズ・レビンソンというのか──、となるけれど、このことはどのコントロールアンプがいいとか悪いとか、聴いている人の耳がいいとか悪いとかではなく、
マークレビンソンのアンプの音を聴いても、同じように感じているわけではないし、聴いているポイントも人によって同じ面もあれば、そうでない面もあり、
このことは他のアンプの聴き方についてもいえる。
と頭では理解していても、あの時代、プアマンズ・レビンソンといえるコントロールアンプは、DB1+DB2だけである。