サンスイ EC10がやって来る(その4)
ステレオサウンドがこれまでに出してきた別冊が何冊になるのか数えていないが、けっこうな数になる。
全ての別冊がステレオサウンド本誌よりもワクワクしながら読んだわけではないが、いくつかの別冊は当時のステレオサウンド本誌と同じくらいか、それよりも面白かったものもある。
どれが面白かったかそうでなかったかは読み手次第のところもある。それでもHIGH TECHNIC SERIESは、多くの人が面白いと感じていたと思っている。
このHIGH TECHNIC SERIESとサンスイのECシリーズは連動しているように、当時から感じていた。
三冊目のトゥイーターの号では、JBLのLE8TをEC20におさめてのトゥイーターの試聴が行われている。
HIGH TECHNIC SERIESは四冊目のフルレンジの号で終ってしまったが、おそらく五冊目ではウーファー、六冊目ではミッドハイ用のホーンとドライバーの試聴だったと思っている。
そうなるとウーファーのエンクロージュアにはECシリーズが使われていた可能性は大きい。
ホーンとドライバーの試聴でもウーファーを決めての試聴になるだろうから、ここでもエンクロージュアはEC10の可能性大といえる。
ECシリーズはEC10、EC20などの第一弾が製造中止になった後、1982年に第二弾として、EC246、EC146、EC138を出してきた。
型番の下二桁の数字が搭載できるウーファーの口径となっている。EC246、EC146は18インチ(46cm)口径ウーファーが搭載でき、サブバッフルを使うことで38cm口径も使えるようになっていた。
HIGH TECHNIC SERIESも続きが出なくなり、瀬川先生がなくなり、ECシリーズも製造中止になり、JBLがサンスイから離れ、サンスイは名前だけになってしまった。
落札したEC10は金曜日に福岡から発送されているが、大型のためと佐川急便が不正アクセスを受けた影響もあってだろうが、まだ到着していない。
いつ頃到着なのか、配達状況をウェブサイトでチェックしようとしても、不正アクセスの影響でできなくなっている。
憧れのオーディオ機器ではないものの、こうやって書いているといろんなことをおもう。