同軸型ユニットの選択(その35)
アルテックの604-8Gをおさめるエンクロージュアは、どんなタイプがいいのか。
アルテックが出していてエンクロージュアこそが最高と、すんなり思えれば楽といえばそうなのだが、そうではない、という声も私の中からはわいてくる。
では、どんなエンクロージュアを求めているのか。これがわりとフラフラしている。
以前は、ステレオサウンド 51号で記事となっているジェンセンのエンクロージュアが、いいように思っていた。
いまもいいように思っているが、同時に平面バッフルへのおもいも捨てきれないし、他にもいくつか考えている案がある。
同じ同軸型ユニットのタンノイは、絶対にフロントショートホーン付きエンクロージュアでなければ、と信じて、コーネッタを鳴らしているわけだが、アルテックの604シリーズとなると、フロントショートホーンが合うとは思えない。
フロントショートホーンのエンクロージュアにおさめた604の音は聴いたことがない。もしかするといい結果が得られるのかもしれないのだが、私の直感は、いい結果は得られない、と囁く。
何がいいんだろうか、とあれこれ考えるのが楽しいんであって、いずれ何らかのエンクロージュアにおさめたとしても、あのエンクロージュアにしたら──、と考え続けるだろう。
ここ数日考えているのは、グッドマンのARUである。604-8GをARU付きエンクロージュアにおさめたら、どうなるのか。