Date: 4月 8th, 2024
Cate: audio wednesday
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30年ぶりの「THE DIALOGUE」(その17)

その1)は、2017年5月に書いている。
この時点で、ほぼ三十年ぶりの“THE DIALOGUE”だったわけで、
それから七年経って、4月3日のaudio wednesdayでひさしぶりにかけた。

喫茶茶会記ではほぼ毎回鳴らしていたけれど、
“THE DIALOGUE”はヘッドフォンで聴いても、そのおもしろさは十全には味わえない。
やはりスピーカーで聴いてこそなのだが、
この「スピーカーで聴いてこそ」も、十分な音量が鳴らせて、という条件がついてくる。

喫茶茶会記でのaudio wednesdayが終ってから、一度も“THE DIALOGUE”をスピーカーでは聴いていない。
“THE DIALOGUE”をひさしぶりに聴きたい──、というよりも鳴らしたいという欲求が高まってくる。

とはいえ、いまの私の環境では“THE DIALOGUE”を満足できる音量では鳴らせない。

1月の会では、スピーカーがメリディアンのDSP3200で、TIDALのみで鳴らした。
残念なことにTIDALに、いまのところ“THE DIALOGUE”はない。

2月、3月はサウンドラボのコンデンサー型スピーカー。
SACDを持っていきはしたが鳴らさなかった。
鳴らそうとは思わなかったからだ。

4月はアポジー。
ここでも鳴らすつもりはなかったし、
そういえば、と思い出したのは、ステレオサウンドの試聴室でも、
アポジーで“THE DIALOGUE”を聴いたことはなかった。

私もアポジーで、“THE DIALOGUE”を聴きたいとは、その時はまったく思わなかったなのに、
今回は“THE DIALOGUE”をかけた。

けっこううまく鳴ってくれるという予感があったからだ。

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