Clarisys Audio
4月3日のaudio wednesdayではアポジーのDuetta Signatureを鳴らすわけだが、
アポジーのリボン型スピーカーに惚れ込んだ人たちはいる。
けっこう前に、アポジーのスピーカーを復刻しようとする人たちがいる、
メインテナンスを行っている人たちがいる、
そんなことを聞いている。
やっぱりそういう人たちがいるか、と思いながらも、なかば聞き流していた。
3月の会でひさしぶりにアポジーの音に触れて、検索してみるとあった。
Clarisys Audioである。
外観からしてアポジーといえよう。
現在、三機種ある。
脚部もしっかりとつくられているようで、
アポジーのスピーカーよりも細部がリファインされている印象だ。
そして驚くのは、製品紹介のページ下段の“Coming Soon!”だ。
低域と中高域のユニットを独立させてだけでなく、
アポジー時代では考えられなかった規模のウーファーがある。
写真だけなので、詳細は不明。
かなりの高額なモデルだろうし、そうとうな大きさと重量なのだから、
購入の対象とは考えられないけれど、この新モデルのウーファーは興味深い。
買える買えないとは関係なく、一度聴いてみたい新製品である。
とはいえ、いまのところ日本には輸入代理店がない。