Date: 12月 31st, 2017
Cate: 1年の終りに……
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2017年の最後に

四谷三丁目のジャズ喫茶、喫茶茶会記での音出し。
「THE DIALOGUE」をしつこいぐらいに鳴らしてきた。

「THE DIALOGUE」をひとりで、自分のシステムで聴くのと、
喫茶茶会記のシステムをセッティングしなおして、来てくれた人たちといっしょに聴くのは、
同じではない。

ひとりなのか、複数なのか、という違いではない。
自分のシステムの音を誰かに聴かせるのとも違うからだ。
といっても私自身の音を、誰にも聴かせなくなってもう30年近くになる。

ジャズ喫茶という場での「THE DIALOGUE」、
特にこの組合せでの音は、かかってこい、という気持のあらわれでもある。

誰に対しての「かかってこい」かというと、聴いている人たちに対して、である。

最初から、そのことに気づいていたわけではなかった。
後半になってきて、気づいてきた。
この「かかってこい」は、圧倒的であれ、にもつながっていく。

「かかってこい」という気持に気づかせてくれたという意味でも、
私にとって「THE DIALOGUE」はジャズであり、
2018年も、この「かかってこい」という気持をより強くしていく。

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