チューナー・デザイン考(パイオニア Exclusive F3・その22)

この項の(その4)で、T104も瀬川先生のデザインだと思う、と書いた。
なにか確証があるわけではない。私の思い違いの可能性もある。

それでも瀬川先生のデザインだ、とやはり思う。
オーレックスのST420は川崎先生のデザインだ。

川崎先生はオーレックス時代に瀬川先生と何度か会われているし、
瀬川先生のリスニングルームへも行かれている。
川崎先生がいまも所有されているヴィソニックの小型スピーカーは、瀬川先生に薦められたモノ。

瀬川先生は川崎先生がオーレックスのデザインを手がけられていることをご存知だった。
だからアキュフェーズのT104が瀬川先生のデザインだとすれば、
瀬川先生はST420に、チューナー・デザインの解答のひとつを発見された──、
私はそう思っている。

そうでなければシンセサイザー方式のチューナーのT104に、
バリコン使用のアナログチューナーST420のデザインをもってくるだろうか。

だからこそ、(その18)で、嬉しい、と書いた。

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