Archive for category ショウ雑感

Date: 10月 28th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その13)

昨日、ヘッドフォン祭に行っていた。

ヘッドフォン祭だけのことではない、
他のオーディオショウにおいても、見かけたことがある。

数人で来ている人たちの会話のことだ。
昨日も、四、五人のグループが、見てまわったあとの感想を話しているのが耳に入ってきた。

かなり大きな声で話しているものだから、離れたところにいても、
彼らの会話はすべてはっきりと聞こえてくる。

そのことが迷惑と感じたのではなく、その内容だった。
とある出展社のことを、かなり否定する内容だった。

そういう感想をもつのは自由だ。
そのことについて話すのも、いい。
けれど、時と場所を考慮すべきだ。

ヘッドフォン祭の会場内で、
あれだけ大きな声で(なぜあれだけ大きな声で話す必要があるのか)話していたら、
周りの人は、聞きたくないことを聞かされることになる。
その中には、出展社の関係者が含まれることだってあろう。

彼らの話しぶりからすると、あえて大きな声で話すことで、
自分たちをアピールしたいかのようにも思えた。
オーディオショウでも、こういう人たちは、いる。

感想を話したければ、場所をかえて、飲みながらでも話せばいいことだ。

毎回そう思うわけだが、でも今回の人たちは配慮が欠けすぎていた。

Date: 10月 25th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その12)

(その11)に、コメントがあった。
オーディオセッションinOSAKAが、大阪ハイエンドオーディオショウと同時期に開催されていて、
こちらのほうにテクニクスをはじめ国内オーディオメーカーが出展している、とのこと。

リンク先のウェブページをみると、たしかにテクニクスが出展している。
その他の国内メーカーもヤマハ、エソテリック、デノン、マランツ、TADなどの名がある。

大阪のオーディオショウ事情に疎いとはいえ、恥ずかしい限りだ。
大阪ハイエンドオーディオショウにはテクニクスが出展してないのは確かにそうだが、
大阪ハイエンドオーディオショウの会場とオーディオセッションinOSAKAの会場は、
徒歩でいけるほどの近さであるわけだから、私の間違いといえばそうなる。

会期は大阪ハイエンドオーディオショウが11月23〜25日、
オーディオセッションinOSAKAが24日、25日である。

大阪のオーディオショウ事情に疎い私は、ここが疑問なのだが、
なぜふたつのショウに分れているのだろうか。

Date: 10月 25th, 2018
Cate: ショウ雑感
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2018年ショウ雑感(その11)

今回はじめて大阪ハイエンドオーディオショウに行く。
これまでは、行かないこともあって、どんな出展社なのか、それほど注意してみてなかった。
今回は、きちんと見た。

見て気づいた。
テクニクスが出展していない。

東京でのオーディオショウはOTOTENとインターナショナルオーディオショウ、
どちらにも出展していたから、
しかも大阪なのだから、当然テクニクスは出展しているものとばかり思い込んでいたから、
意外だった。

出社数をみても、大阪の規模は東京よりも小さい。
けれど、大阪でのオーディオショウである。
人は集まるだろうし、
むしろ大阪は地元といえるテクニクスが、人を集めるぐらいの意気込みを示してほしい、
とすら思っているのに、出展すらしない。

出展するのにはお金もかかるし、人手もいる。
たいへんな労力なのはわかっている。
経済効果を考えれば、東京と大阪だったら、東京だけという判断は理解できる。

東京にしか出展しないところは少なくない。
それでもテクニクス(パナソニック)は、そういう会社とは比較にならないほど規模は大きい。
それにくり返すが、東京のショウには二回とも出展している。

東京は一回にしても大阪に出展すれはいいじゃないか、と思う。

復活したテクニクス・ブランドは、小川理子氏を表にたて、
マスコミの利用は、以前とは比較にならないほどうまい。
けれど、大事なことは、そこではない、と私はおもう。

Date: 10月 20th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その10)

一週間後はヘッドフォン祭

春か秋、どちらかには行くようにしている。
けれど、何かを期待して行っているわけではなかった。

でも、今年はちょっと違う。
メリディアンのULTRA DACとCHORDのMojoを聴いたからだ。

ULTRA DACを聴けば、MQAに期待したくなる。
ULTRA DACの良さは、それだけではなく、通常のCDが魅力的な音で聴けることにもある。

MQAの音を聴いた人ならば、Mojoも対応してくれないのか、と思うはず。
私もその一人だ。

MQA対応のモデルは増えてきている。
安価なモデルでもMQA対応を謳っている。
(MQA対応にはデコーダーとレンダラーの二種類があるので、少しの注意は必要)

そろそろMojoの新型が登場してもよさそうなものだし、MQAにぜひとも対応してほしい。
Mojoの新型は登場しないのだろうか、と思って「chord mojo mqa」で検索してみたら、
コードの快進撃は止まらない! 「Poly」「Hugo2」エンジニアインタビュー&1stインプレッション
という2017年3月の記事があった。
ステレオサウンドのウェブサイトにある記事で、山本浩司氏が書かれている。

そこにこうある。
《Polyはファームウェアのアップデートによって様々に進化させることが可能。フランクス氏によると、近々MQA のソフトウェア・デコード機能の追加を予定しているとのこと》

この記事のとおりなら、Mojoではなく、Polyのファームウェアのアップデートで可能になる。
この記事から一年以上が経っている。もう出てきてもいいころだ。

Date: 10月 13th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その9)

今月末にはヘッドフォン祭があり、11月にはインターナショナルオーディオショウがある。
秋のオーディオ関連のイベントが活発になる。

私が行くのは、いつも東京でのオーディオショウだけだった。
今年は、大阪のハイエンドオーディオショウにも行く予定でいる。

先日、別項で書いた大阪行きの日程を、
こちらのわがままで大阪ハイエンドオーディオショウの日程にあわせてもらった。

東京でのオーディオショウは、
OTOTEN、ヘッドフォン祭、インターナショナルオーディオショウなどがあり、
来場者がつくる雰囲気は決して同じではない。

OTOTENも国際フォーラムで開催されるようになって、
インターナショナルオーディオショウとの雰囲気の違いは、
これまで会場が違っていただけではないことが、はっきりした。

東京と大阪では、違うのだろうか。
そんなことを含めて、楽しみにしている。

Date: 6月 24th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その8)

ドルビー非搭載のカセットデッキの登場に、
これまで過してきた月日を強く感じる一方で、
OTOTENには、SAECのWE407/23の復刻モデルWE4700が展示されていた。

WE4700が5月に開催されたミュンヘンでのHIGH END 2018 MUNICHで発表されていたので、
情報としては多くの人が知っていたはず。

私も知っていたけれど、実物が展示されているのを見ると、
当時のWE407/23の未使用品が展示されているのとは違う印象がある。

細部の精度はWE407/23よりも高くなっている、という。
そこまではケースに入った状態では確認できないが、
目の前にあるのは確かにWE407/23の精巧な復刻モデルであり、
新品のトーンアームWE4700である。

内野精工が手がけている。
内野精工は、ウチから徒歩30分ほどのところにある会社だ。

国立市にある会社が製造する、ということ、
中途半端な復刻モデルではない、ということ、
30年ぶりの対面、
WE4700の登場は、W1200とは違う、時間の経過の不思議さを感じさせてくれる。

WE407/23は当時67,000円だった。
WE4700の価格はまだだが、かなり高くなるはずだ。

ならば、と思うこともある。
世の中のトーンアームの大半はパイプを使っている。
このパイプの肉厚は、どうなっているのか、だ。

バデッドチューブ採用のトーンアームはあったのだろうか。

Date: 6月 23rd, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その7)

ティアックが、ダブルカセットデッキW1200を発表したことだけは知っていた。

それ以上の関心を持っていなかったが、
OTOTENでのティアックのブースに入ったところ、
W1200の録音再生のデモが終ったばかりのところだった。

音は、なので聴けなかったが、スタッフの話を聞いていて、
やはりそうなのか、と思ったのはノイズリダクションに関することだった。

W1200の説明のところに《Dolby B NRで録音されたテープ再生》とある。

私がカセットデッキを買ったころは、ドルビー搭載が常識だった。
非搭載のカセットデッキはなかったはずだ。

ラジカセにはドルビーはついてなかった。
カセットデッキで、ドルビーのある/なしで録音・再生したりした。
ドルビーは確かに効果的だ。

ドルビーを使うことによる音質への影響も知っていた。
でも、そんなことはドルビーをONにしたときのノイズリダクション効果の前には、
些細なことのように、高校生だった私は感じていた。

少し経ったころから、ドルビーに代るノイズリダクション方式が、
オーディオメーカー各社から登場した。
それだけカセットデッキ(テープ録音・再生)には、
なんらかのノイズリダクションが前提でもあった。

W1200には、そういったノイズリダクションはついていない。
だからこそ《Dolby B NRで録音されたテープ再生》なのだ。

Dolby Bに近似の再生カーヴで、再生のみ対応している。
近似と書いたように、そっくりにすることはライセンス上無理だそうだ。

そして再生のみなのは、すでに必要なチップがないから、とのこと。

昨秋、「日本のオーディオ、これから(ブームだからこそ・その8)」で、
オープンリールデッキの新製品開発のプロジェクトのひとつが頓挫したことを書いた。
理由は、やはりノイズリダクションについて、である。

ノイズリダクション全盛時代のオーディオフェアを知っている者は、
過ぎ去った月日がどれだけ長いのかを、こんなことで実感していた。

Date: 6月 21st, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その6)

オーディオ雑誌に対しても、読み手がどんなことを求めているのかは、
さまざまなんだろうな、ともう思うしかない。

わかりやすい答を求めている人もがいる。
どれがイチバンなのか、それだけを欲している人が、少なくない。
ベストバイや賞関係の記事は、そんな人には好評のようだ。

そこまでではなくとも、雑誌に答が載っている、と思い込んでいる人も少なくない。
オーディオ雑誌に答が載っていたら、どんなに素晴らしいか──、
そんなことは思ったことがない。

載っていないからこそ、オーディオ雑誌は面白くなるはずなのだが……。
それから自分が使っているオーディオ機器を褒めてほしい、と思っている人もいる。

そういう人は、その人が使っている機種に対して、
少しでもネガティヴな評価が載ると、不愉快になったり怒ったりする。

そんな時、こいつら(試聴記を書いた人)、
このオーディオ機器の真価がわかっていないな、ぐらいに思って読めばいいのに、
どうもそうではないようだ。

これは間接的な承認欲求が満たされないから、そういう感情になってしまうのか。
そのへんのはっきりとしたことはわからない。

読み手側には、とにかくさまざまな人による求めていることが、人の数だけあるのだろうか。
ゆえにオーディオ雑誌もひとつだけあれば足りるのではなく、
いくつものオーディオ雑誌がある、といえる。

それでも、ひとつのオーディオ雑誌に求めていることも違う。
ステレオサウンドに何を求めるか、人によってほんとうに違うことを知っている。

オーディオショウについても、同じことがいえる。
答をひたすら求めている来場者もいる、ということだ。

Date: 6月 21st, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その5)

その4)へのコメントに、
《そんな程度の低いユーザーを作ったのは業界じゃありませんか?》とある。

そうともいえるし、そうではないともいえる。
ゆるく製品を作って利益をあげたいことばかりを考えている会社からすれば、
ユーザー(オーディオマニア)は賢くない方がいい。
その方が商売がやりやすいからだ。
言葉は悪いが、だましやすい。

もちろん、そういうメーカーばかりがあるわけではない。
これは、オーディオ業界だけではないのではないか。
どの業界でも、前者のようなメーカーはあるはずだ。

それからオーディオ雑誌を出している出版社。
読者(オーディオマニア)のレベルを上げていくことも、
オーディオ雑誌の、ひじょうに重要な役割のはずである。

けれどそれを実効するには、作り手側である編集者のレベルも、
それ以上に高めていかなければ、そういう本作りはできない。

やりたくてもできないオーディオ雑誌があるともいえるし、
オーディオ雑誌のレベルが高くなっても、読者がついてこなければ……、
という問題も生じることになる。

結局、それっぽいことをやっているような誌面をつくれれば、
それがなんとなく少なからぬ人が満足できるのかもしれない。
作っている側も満足できよう。

こんなことを書いていても仕方ないことで、
本来ならば、そういうメーカー、出版社の思惑に関係なく、
オーディオマニアが自身でレベルを高くしていけば、それでいいわけだ。

だから《そんな程度の低いユーザーを作ったのは業界じゃありませんか?》に対しては、
そうともいえるし、そうではないともいえる、と私は思っている。

そさ以前別項で書いているが、とにかく答だけを求めようとする人は、
今も昔もいる。
そういう人は歳をとったからといって、変りはしない。

そういう人に、答の前に、もっと大事な前提を話そうとしても、
それを遮り答だけを欲する。
しかも何度も同じことを訊ね同じ答を欲する。

そういう人に向い合っても、何ができるというのか。
なのでくり返す。
《そんな程度の低いユーザーを作ったのは業界じゃありませんか?》は、
そうともいえるし、そうではないともいえる。

Date: 6月 18th, 2018
Cate: ショウ雑感
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2018年ショウ雑感(その4)

これは、どこのブースだったのかは書かない。
あるブースに入った。

スタッフの方が来場者と話をしている最中だった。
「CDは音を変えようと思ったら、(プレーヤーを)買い替えですからね」
「そうですよね」

そんな会話だった。
メーカーのスタッフが、こんなことを話していて、いいのだろうか。
なんという認識不足だろうか。

そういえば、こんなこともあった。
オーディオショウではないが、あるオーディオ関係のイベントで、
年輩のオーディオマニアが、
「CDには倍音が一切含まれていない、ということは今も禁句なんですか」
そんなことを発言されていた。

CDのサンプリング周波数は44.1 kHzだから、
約20kHz以上の音は急峻にカットされている。
けれど、倍音が一切含まれていない、ということはない。

このオーディオマニアは、20kHz以上の音を倍音だという認識なのだろうか。

この程度の認識のもとで、ハイレゾ、ハイレゾと騒がれているのか。

Date: 6月 17th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その3)

2017年ショウ雑感(その4)」で、
オーディオテクニカが、二週間前のヘッドフォン祭かのようなブースづくりだったことに、
がっかりしたことを書いた。

それをオーディオテクニカの人が読んでくれていたわけではないだろうが、
今年のOTOTENのオーディオテクニカのブースは、違っていた。

私がオーディオテクニカのブースに入ったのは、カートリッジの試聴(デモ)が始まる寸前だった。
技術者(と思う)の方によるVM型の簡単な説明から始まった。

ブースにいる人には、カートリッジのカタログが手渡されていた。
座っている人は、ほぼみな持っていた。
後から入ってきた立っている人にも、スタッフの方が手渡していた。

私も立っていた一人なのだが、私のとなりの人には渡していても、
私には声すらかけてくれなかった。

説明は、カタログを開いてのものでもあった。
ローコストのモデルから、同じVM型カートリッジであっても、針先が違う、
その説明から始まった。

このショウ雑感でヤマハのプレゼンテーションのソツのなさ、
進行の見事さを何度か書いている。
オーディオテクニカのプレゼンテーションは、そこまではいっていなかった。
けれどOTOTENでは、今回のようにカートリッジをメインにやってほしい。

晴海で開催されていたオーディオフェアの全盛時代からすると、
いまのオーディオショウの規模は小さくなっているが、
その分、ショウの数は増えている。

ヘッドフォン祭、アナログオーディオショウがあって、
OTOTEN、インターナショナルオーディオショウがある。

複数のショウに出展するところもある。
オーディオテクニカがそうだし、テクニクスもOTOTENとインターナショナルオーディオショウに出る。

来場者の都合もある。
どれかひとつのオーディオショウにしか来れない人もいる。
その都合を考慮すると、同じ内容で──、と出展社は考えるのかもしれない。
そこは出展社次第である。

私は、それぞれのショウの色に合った出展であってほしい、と思っている。

Date: 6月 17th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その2)

ほんとうにひさしぶりに聴いた「Hotel California」のLP(アメリカ盤)の音。
「Hotel California」だけをポンと聴かされても判断はほとんどできないが、
その前に数枚、やはり聴いたことのあるLPが鳴っていたので、
まったく判断がつかない状況というわけでもないが、
あくまでも参考程度と思っている。

それでも、こんなふうに「Hotel California」がかけられるのは、有難い。

「Hotel California」のLPだけが昔のまま。
アナログプレーヤーもコントロールアンプ、パワーアンプ、スピーカーシステム、
それにケーブル類も含めて、いまの時代のモノである。

まず感じたのは、なんと滑らかなんだろう、だった。
このことは「Hotel California」の前に聴いたディスクでも感じたことだった。

あの時代もマークレビンソンのアンプとJBLのスピーカーシステムという組合せは、
何度も聴いていた。
あのころ「Hotel California」を聴いたのは、その組合せではなかったけれど、
スピーカーはJBLだった。

その滑らかさ故か、以前ほど乾いた音には感じなかった。
乾いていないわけではないが、どことなく乾き具合が違う。

当時のLPだから、マスタリングの違いではない。
この二年の間にいくつか聴いた「Hotel California」のリマスタリング盤の音のことを、
聴き終ってから考えた。

あのころ聴いた「Hotel California」のLPの音と、ずいぶんイメージが違い、
マスタリングのせいなのか、とも思いがちになるが、
もちろんそれがないわけではないし、けっこう大きな比率なのだろうが、
アンプとスピーカー、ケーブルだけを、あの時代のモノにして聴けば、
実のところ、それほど大きな違いでもないのかも……、
そんな気がしないわけでもなかった。

試聴環境が違いすぎるので、ほんとうのところはなんともいえない。

Date: 6月 16th, 2018
Cate: ショウ雑感

2018年ショウ雑感(その1)

今日からOTOTENである。
昨年から会場が国際フォーラムに移っている。

なんとなくの感じでしかないのだが、今年は昨年よりも入場者が多かったようだ。
昨年はあいにくの雨だった。
今年も梅雨入りしているから、どんよりした天気ではあった。
いまのところ降られていない。

天気がどのくらい来場者数に影響するのかは知らないが、
とにかく来場者は多い、と感じた。

私は、富士フイルムのφ(ファイ)が目的だった。

その音は──、と書きたいところだが、
多くの人が、同じ目的だったのか、満員で聴けなかった。
入場制限があるので、φが気になっている人は、時間の余裕が、今日以上に明日は必要だろう。

4月に別項で「Hotel California」について書いた。
当時発売されたアナログディスクで、その音をいま一度確認したい、と思っていた。

インターナショナルオーディオショウには出展しない(できなくなった)ハーマンインターナショナル。
OTOTENにはブースがある。

ちょうどブースに入ったとき、JBLの4367が鳴っていた。
マークレビンソンのフルシステムでの音出しで、
アナログプレーヤーのNo.515での数枚のアナログディスク聴いた後での、
イーグルスの「Hotel California」がかけられた。

機器を操作し説明されていたスタッフの方が、当時購入されたLP、
それも輸入盤である。つまりアメリカ盤である。

初期プレスではないだろうけど、発売それほど経たずに購入したLP、とのことだった。

Date: 9月 30th, 2017
Cate: ショウ雑感

2017年ショウ雑感(会場で見かけた輩)

三年前だったと記憶している、
ヤマト運輸の家財便で、オーディオ機器が取り扱われなくなった。

なんでも、あるオーディオ店が非常に高価なスピーカーの発送に家財便を利用。
高価なスピーカーなので、ヤマト運輸側がことわったそうだが、
オーディオ店がごり押しで依頼。

結局、こわれていて、オーディオ店はヤマト運輸に損害賠償。
具体的な金額も聞いているが、驚く金額である。

どうも最初からこわれていたスピーカーの発送を依頼して、
損害賠償を請求する、ほんとうにひどい話である。

昨日(9月29日)、
インターナショナルオーディオショウの会場を歩いていたら、
この話をしている人たちがいた。

どの業界にも、こういう輩はいるんだと思うが、
特にオーディオ業界は多い、とも聞いている。

昔、ある会社が輸入しているスピーカースタンドを購入したら、
カタログに記載されている重量よりも重かった、
たったこれだけの理由で裁判を起こした人がいる。

この時は、
裁判長が「オーディオの世界では重量は重い方がいい、といわれているんでしょう」ということで、
相手にされなかった、とも聞いている。

とにかく難癖をつけて……、という輩がいるわけだ。

こんなことを書いているのは、
ヤマト運輸の家財便のクレーマーの話を聞いたからではなく、
会場に立っている警備員に、高圧的な態度で一方的な文句を言っている人がいた。

違うフロアーで、二人いた。
年齢は60前後か、一人は、あるブース(おそらくテクニクスだと思う)がわからなくて、
警備員に穢い口調で、脅し文句を言っていた。

その警備員は無線で問合せをしていて、
その態度に問題があると思えなかった。

別のフロアーでは、警備員に説教するようなことをねちねちといっている人がいた。
警備員の二人に同情したくなる。
彼らは案内係ではないはずだ。

彼らは、オーディオマニアって、こんな人たちなんだ、と思ったかもしれない。
仕事が終った後、互いに、こんな人がいた、と話していたかもしれない。

コンビニエンスストアで、店員に横柄な態度をとるのは、
スーツ姿の中高年だ、という話もある。
昨日のショウでの二人の輩もそうだった。

昨日の入場者が何人だったのかは知らないし、
その中のたった二人だろう、という見方もできるが、
いままで、こんな輩は見かけたことがなかった。

Date: 5月 17th, 2017
Cate: ショウ雑感

2017年ショウ雑感(その7)

ダイヤトーンのブースで一曲目にかけられたのは、
ヨアヒム・キューンのBirthday Edition

このディスクの簡単な説明が、Dさんからあった。
どの出展社のブースでも、ディスクの説明はある。ないところもあるけれど。

ただ、その解説もとりあえずやっています、というところだと、
聞いているのが億劫になる。
そんなに長い時間でもないのに、早く音を聴かせてほしい、と思う。

そんなところが意外にも少なくないのだが、
もう少し、そのディスクとその音楽についての話を聞きたい、と思わせるところがある。

通り一遍の解説は聞きたくない。
なのに、そんなことをわざわざ話すところがある。

それから、こういうところもある。
このディスクの聴きどころはここで、
その部分がこういうふうに、これから聴かせる音は再生してくれます、といったところがある。

そういうところに限って、そんなふうには鳴ってくれなかったりする。
なのに話をした人は、いかにもそういう音が鳴ってくれたでしょう、という顔をしているし、
聴いている人の中にも、そうだった、という感じで頷いている人がいる。

けれどわかっているところは、そんなことはいわない。
聴きどころはいっても、そこがどういうふうに鳴るのかまではいわない。

オーディオショウでの音出しの前の、わずかな時間の話で、
次に鳴ってくる音はほぼ決ってしまうところがある。
話し方のうまいへたではない。

ダイヤトーンのDさんの話は、期待をもたせるものであった。