2018年ショウ雑感(その4)
これは、どこのブースだったのかは書かない。
あるブースに入った。
スタッフの方が来場者と話をしている最中だった。
「CDは音を変えようと思ったら、(プレーヤーを)買い替えですからね」
「そうですよね」
そんな会話だった。
メーカーのスタッフが、こんなことを話していて、いいのだろうか。
なんという認識不足だろうか。
そういえば、こんなこともあった。
オーディオショウではないが、あるオーディオ関係のイベントで、
年輩のオーディオマニアが、
「CDには倍音が一切含まれていない、ということは今も禁句なんですか」
そんなことを発言されていた。
CDのサンプリング周波数は44.1 kHzだから、
約20kHz以上の音は急峻にカットされている。
けれど、倍音が一切含まれていない、ということはない。
このオーディオマニアは、20kHz以上の音を倍音だという認識なのだろうか。
この程度の認識のもとで、ハイレゾ、ハイレゾと騒がれているのか。
REPLY))
そんな程度の低いユーザーを作ったのは業界じゃありませんか?
何十年も生きていてもその程度のユーザーはたくさんいます。
だからセッティングやルームチューニングの重要性もわからないのが大量にいるわけです。