REVOX B77 MK III
オープンリールデッキの新たな開発は、十年ほど前からいくつかあったけれど、
製品化に辿りつけたのはあったのだろうか。
一つは立ち消えになったのは確認にしているが、他はどうなったのだろうか。
なかなか難しい問題をいくつも解決していかなければ、
この時代にオープンリールデッキを新製品として出すのは相当に大変なことのはず。
昨年だったか、ルボックスがB77の最新モデルを開発しているというニュースがあった。
ルボックスだから、他のメーカーよりは実現の可能性は高いと思っていたけれど、
実際に、ルボックスのウェブサイトで発表になっている。
いまのところ日本の輸入元のウェブサイトには、何の情報もない。
オープンリールテープは何も持っていないから、B77 MK IIIに興味はあっても、
どうしても聴いてみたいと思っていたわけではなかったのだが、
ルボックスのウェブサイトを見てると、オープンリールのミュージックテープを発売していることを知る。
クラシックもある、ジャズもロック、ポップスもある。
クラシックだけを見ても、聴いてみたいと思わせるアルバムがいくつかある。
グルダの平均律クラヴィーア曲集、グールドのバッハもある。
さすが、ルボックスである。