Date: 6月 8th, 2026
Cate: 日本のオーディオ
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パワートゥイーター

トゥイーター、スーパートゥイーターはよく目にしても、パワートゥイーターは、ほとんど目にすることはない。

私が初めて目にしたのは、ステレオサウンド別冊HIGH TECHNIC SERIESの三冊目、「世界のトゥイーター55機種の試聴とその選び方使い方」でだった。

この別冊は1978年末に出ている。
ここで取り上げられているマクソニックのトゥイーター、T45EXの解説と試聴の印象のところで、井上先生が使われている。

T45EXはT45の励磁型モデルであり、当時T45が49,000円(一本)なのに対して、T45EXは75,000円。しかも電源は別売で28,000円。
外形寸法もT45が11.4cm(直径)に対して15cm、重量は3.8kgが9.0kgと、
井上先生が書かれているように《外形寸法、重量ともパワートゥイーターといった印象》になっているし、
その音も《パワートゥイーターと表現するのが最もふさわしい、エネルギーを十二分にもったトゥイーター、と一言でいい表わすことができます》と語られている。
     *
井上 特に磁束密度を強くした時に、それをはっきりと感じます。また、このT45EXは、トゥイーター単体の付帯音、シャッとかシャラシャラといった音がまったくといっていいほど出てきません。その点で、例えば2トラック38cmのテープデッキで生録をするような場合の、モニター用に使うことのできる製品だと思います。レコードを聴く限りでは、さっきの瀬川さんの発言のように、ハイエンドの音の伸びがもっと欲しくなるような音と受け取られそうですが、これをマイクからスルーで聴けば、付帯音がなくて十二分なエネルギーが出せて、すごい魅力が引き出せるのではないでしょうか。
瀬川 その感じは僕もわかります。ドキュメンタルな領域に踏み込んだエネルギーのある音、そのすごみのようなものを感じますね。
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残念なことにT45EXを聴く機会は得られなかった。それでもパワートゥイーター、この一言だけで、どんな音だったのかを想像するのに十分すぎるほどだった。

マクソニックのT45EX、パワートゥイーターのことは別項で十五年以上前に書いている。
それをいままた書いているのは、先ほどマクソニックが復活しているを知り、しかも新しいトゥイーター、T501をマクソニックは、パワートゥイーターと呼んでいるからだ。

ただし
パワートゥイーターユニットではなく、パーワーツイーターユニットとなっているのは、ご愛嬌。

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