Archive for category audio wednesday

Date: 6月 9th, 2017
Cate: audio wednesday

30年ぶりの「THE DIALOGUE」(その6)

美空ひばりのあとには、松田聖子の「ボン・ボヤージュ」。
今年、この歌を聴くのは何度目だろうか。

「ボン・ボヤージュ」を聴き終ったあとで、小休止。
ここで喫茶茶会記の店主、福地さんから頼まれていたことをやる。

ラックスのCDプレーヤーD38uは、アナログ出力の真空管によるバッファーを、
スイッチで挿入することができる。
12AU7(ECC82)のカソードフォロワーだと思われる。

この真空管を、別ブランドの12AU7に交換してほしい、ということだった。
木製キャビネットからD38u本体を取り出して、
真空管周囲のカバーも外して交換。
そのまま木製キャビネットに戻そうか、と思ったけれど、
せっかく中身を取り出したのだから、ちょっと細工した。

といっても数分程度で終ることであるし、すぐに元の状態に戻せる内容である。
これで、また「THE DIALOGUE」を聴く。
真空管バッファーのありなしの音も確かめる。

そんなことをやっていたら、喫茶茶会記のお客さんが四人、
われわれが音を聴いているスペースの方に来られた。

ここでもう一度「THE DIALOGUE」を鳴らす。
ドラムスとベースの対話である。

前半の最後に鳴らした「THE DIALOGUE」よりも、
この時の「THE DIALOGUE」の方がより凄みを増している。
(真空管バッファーは通していない)

この後に福地さんの希望で八代亜紀を聴いて、
またグラシェラ・スサーナをかけた。
「仕方ないわ」をかけた。

「THE DIALOGUE」の鳴り方から予想していたよりも、よく鳴ってくれた。
それは後から入って来て聴いている人の表情からもわかる。

Hさんが、グールドのブラームスを聴きたい、といわれた。
私も、そう思っていたところだった。
けれどいつもは喫茶茶会記にあるグールドのブラームスはなかった。

ゴールドベルグ変奏曲をかけた。
新録のほうである。
アリアが、うまく鳴ってくれた。
こうなると途中でストップボタンを押すのが惜しくなる。
結局、最後のアリアまで聴いていた。

これで6月7日のaudio wednesdayは終った。
19時少し前から始めて、約4時間半、
23時30分ごろに解散した。

Date: 6月 8th, 2017
Cate: audio wednesday

30年ぶりの「THE DIALOGUE」(その5)

先月開催されたOTOTENでのことも思い出した。
CSポートのブースで、美空ひばりのLPで「川の流れのように」がかけられた。

ひとつのブースを数社で共用していたため、それぞれのブランドの音出しの時間は短い。
数曲かければ、次のブランドのデモの時間となる。

CSポートで最後に美空ひばりだった。
それまでもレコードのかけかえ、音量の設定は高松重治氏がやられていた。
でも最後の美空ひばりは、ちょっと違った。

高松重治氏による音量は、美空ひばりの歌を聴くには小さすぎでもないし、大きすぎでもない。
人によっては、もう少し……、となるだろうが、
多くの人が、そこでの音量に不満を抱くことはない設定だったのだが、
鳴りはじめてすぐに、CSポートの社長がすすーっとアンプのところに来て、音量を上げられた。

「川の流れのように」は、CSポートの社長の愛聴盤のようだった。
ふだん、このくらいの音量で聴かれているのかもしれない。
かなり大きめの音量での美空ひばりの歌だった。

オーディオには、音量設定の自由がある。
実際よりも大きくも小さくもできる。
わが国では、実際よりも大きくすることに拒否にちかい反応を示す人も少ないないようだが、
ならば小さくすることにも同じように反応すべきのはずなのに、そうではない。

高松重治氏も、その音量には少し驚かれているようだったが、
私も最初は少し驚いたものの、こういう音量で聴く美空ひばりもありかな、と思っていた。

昨晩のaudio wednesdayでは、「THE DIALOGUE」はそこそこの音量で鳴らしていた。
でもグラシェラ・スサーナでは控えめな音量にした。
グラシェラ・スサーナの歌を、OTOTENでの美空ひばりくらいの音量で聴くのも自由である。

でも美空ひばりの歌では許容できる音量でも、グラシェラ・スサーナの歌を聴こうとは思わない。
このあたりのことを含めて、美空ひばりの歌に決して聴き惚れることのない理由は、
いずれ別項で書く予定でいる。

昨晩も「川の流れのように」を聴いた。
聴いていて、いい曲だ、と改めて思っても、
私は美空ひばりの歌唱に涙することはなかったし、これからもないように思う。

誰がなんといおうと、「川の流れのように」はホセ・カレーラスの歌唱をとるし、
カレーラスの「川の流れのように」には涙していた。

Date: 6月 8th, 2017
Cate: audio wednesday

30年ぶりの「THE DIALOGUE」(その4)

21時から後半に自然と移行したのは、
「THE DIALOGUE」だけを集中してかけていた反動もある。

ここからは常連のKさんが持参されたCDをかけていた。
まず藤圭子のCD。

ずっと以前、テレビから流れてくる藤圭子の歌は聴いた記憶はあるけれど、
それは当然モノーラルだったし、こうやってステレオできちんと聴くというのは初めてだった。

どれも一度は聴いたことのある曲(歌)だったが、
ずいぶんと印象は違ってくる。
歌(歌詞)そのものも受けとめ方にしても、
小学生だったころといまとでは同じに感じるわけがないしにしても、
最初にとまどいを感じたのは、藤圭子の声だった。

こういう声だったのか……、と思っていたから、
つい声に出してしまった。
KさんもHさんも、こういう声ですよ、と答えてくれた。

30年ぶりに聴いた「THE DIALOGUE」は細部まで、
聴きはじめた瞬間に思い出していったのに比較して、
藤圭子の歌は、そうではなかった。

「圭子の夢は夜ひらく」は1970年だから、もう50年ちかく経っている。
7歳のときに聴いていた(テレビから頻繁に流れていた)曲は、
なつかしいというより、どちらかといえば初めて聴く印象に近い。

藤圭子のあとには、美空ひばりのCDだった。こちらになると、そんな印象はない。
聴き馴染んだ声が、スピーカーから鳴ってくる。
昨晩かけられた美空ひばりの歌の多くは、テレビで聴いただけだったけれど、
藤圭子の歌のように、受け取ることはなかった。

何曲聴いただろうか。
のめり込んで聴く、ということをしていない自分に気づく。

美空ひばりの歌は、いうまでもなくうまい。
ケチをつけようとはまったく思わない。
それでも、ひとりしんみりと聴きたい、とは思えないのだ。

そのことを改めて認識していた。

Date: 6月 8th, 2017
Cate: audio wednesday

30年ぶりの「THE DIALOGUE」(その3)

19時少し前から「THE DIALOGUE」での音出しを始めて、
21時くらいまでは「THE DIALOGUE」だけを聴いていた。

「THE DIALOGUE」のドラムスとベースの対話だけで、セッティングを詰めていった。
まぁ満足できる音が鳴ってきたところで、
グラシェラ・スサーナのCDをかけてみた。

音楽の性格、録音にしても音量にしても大きく違うわけで、
「THE DIALOGUE」だけで調整したシステムだから、
いわゆる歌謡曲がすんなり鳴るわけない、と思われるかもしれないが、
すんなり鳴ってくれる。

ちなみに音量はアンプ(マッキントッシュのMA7900)の電子ボリュウムで表示で、
「THE DIALOGUE」は56%の位置で聴いていた、
グラシェラ・スサーナでは34%の位置であり、音量の差はかなりある。

先月のaudio wednesdayでのグラシェラ・スサーナの鳴り方とは、少し趣が違う。
スピーカーのセッティングが先月と違っているし、
「THE DIALOGUE」だけで詰めていったことも関係して、ではある。

先月の音が、翳りを漂わせてくれたのに対し、
昨晩はそこは薄れたものの、スタジオで録音しているという雰囲気は出ていた。

どちらをとるかは人によって違うだろうが、
「THE DIALOGUE」からグラシェラ・スサーナへ、と大きく違う音楽をかけても、
違和感を感じることなく鳴ってくれるのは、セッティングがうまくいっていることの証しである。

「THE DIALOGUE」はうまく鳴っていたのに……、
という鳴り方だとしたら、「THE DIALOGUE」でのセッティングの詰めが甘い、ともいえるし、
逸れていっていた、ともいえる。

グラシェラ・スサーナを鳴らしたところで、
昨晩のaudio wednesdayは後半へとうつった。

Date: 6月 8th, 2017
Cate: audio wednesday

30年ぶりの「THE DIALOGUE」(その2)

いわば慣れでもあるし、条件反射のように判断しているのだろう。
ここでも、そうだそうだ、と思い出すことがあった。

瀬川先生がステレオサウンド 53号で、
JBLの4343をオール・レビンソンでバイアンプ駆動された記事中に、それはある。
     *
 プラグの向きで音はいったいどう変化するのか。
 たとえば音の立体感、音の粒立ち、音像の輪郭がどちらが明瞭になるか。そして全体の響きがどちらがきれいか……。ひと言でいえば、音がいっそうクリアーで美しい方向が、正しい接続といえる。それを聴き分けるには、よく聴き馴れたレコードでむろんよいが、たとえばオーディオ・ラボ・レコードの「ザ・ダイアログ」(菅野沖彦氏の録音)など、わりあい短時間で音を掴みやすいソースのひとつといえる。とくに冒頭のベースとドラムスのダイアログ。
 まずドラムスのソロから始まる。スネアの切れこみ、ハットシンバル、そしてバスドラム、すぐにベースが入ってくる。この部分だけでも、聴き分けができる。このACプラグの差しかえは、あまり長く聴いて考え込まずに、短時間で、なかば直感的に差を聴き分け、正しい方向を掴んでゆくことがひとつのコツだ。といって、雑にこれをやって一ヵ所間違えば結局うまくゆかない。きょうは冴えているな、と自分でも思える日に、十分に研ぎ澄ました神経で瞬間的に聴き分ける。
     *
ここに書かれていることは大袈裟でも誇張されているわけでもない。
その通りのことである。

「THE DIALOGUE」の一曲目、
ドラムスとベースの対話の冒頭の、そう長くはないところだけで聴き分けができる。

昨晩来られた方は、「THE DIALOGUE」を初めて聴く人ばかりだった。
なので判断に時間は必要だったのかもしれないが、
「THE DIALOGUE」を集中的にしつこいくらいに聴いていれば、
短時間での判断はできるようになるはずだ。

もちろん、すべての音の判断が「THE DIALOGUE」だけで短時間にできるというものではない。
それでもいくつかの音の判断において、
それもACプラグの極性の判断のように、直感的に判断したほうが的確といえることに関しては、
「THE DIALOGUE」は、いまも好適なプログラムソースである。

昨晩は何回「THE DIALOGUE」をかけただろうか。
10数回はかけている。

他の人はどうだったのかわからないが(あえて聞きもしなかったが)、
私に関しては、「THE DIALOGUE」を聴いていると体温が上っている感じがしていた。
それも少しずつ音を詰めていくとともに、体温の上昇をはっきりと感じていた。

Date: 6月 8th, 2017
Cate: audio wednesday

30年ぶりの「THE DIALOGUE」(その1)

昨晩のaudio wednesdayでは、オーディオラボの「THE DIALOGUE」から始めた。

セッティングが終り、最初の音出しから「THE DIALOGUE」をかける。
一曲目のドラムスとベースの対話(dialogue)をかける。

ほぼ30年ぶりに聴く「THE DIALOGUE」である。
10代の終りから20代のはじめのころにかけて、
どれだけ「THE DIALOGUE」を聴いたのだろうか。

30年ぶりに聴いた「THE DIALOGUE」なのに、
頭の中では、次にどういう音が鳴ってくるのかが思い出されていく。
細部まで、次々と浮んでくる。

昨晩はスピーカーのセッティングを、
最初は床にベタ置き(ここ数回はこれで鳴らしている)で鳴らし、
その後、アルテックのウーファー416-8Cに少し手を加えて鳴らした。

手を加えた、といっても、元にすぐに戻せるやり方である。
ハンダ付けとか接着剤で何か貼り付けるとか、そういう不可逆なことではない。

ひとつは別項「聴感上のS/N比と聴感上のfレンジ」で書いているCR方法である。
もうひとつ手を加えている。

本来ならば、ひとつずつやって、来ている人たちに音の変化を確認してもらうのがいいのだが、
喫茶茶会記のスピーカーは、バッフル板にウーファーを裏側から取り付けているために、
フロントバッフルを外してやるしかない。

何度もフロントバッフルを付けたり外したりをしたくなかったので、
一度にふたつのことをやって、聴いてもらった。

そしてスピーカーのセッティングを、床から10cmほど浮す。
ダイヤトーンのDK5000というキューブ状の角材を使う。

DK5000は、こういう時に便利なモノである。
スピーカーを浮すにはいろいろなやり方がある。
DK5000がベストなわけではないが、
セッティングによる音の変化を聴いてもらう(体験してもらう)には、
あれこれ試せるのと、持ち運びもそれほど重くないので、
これまでもこれからも、しばらくはDK5000を使う予定でいる。

スピーカーとDK5000の位置関係を少しずつ変えていく。
ここでもドラムスとベースの対話を聴いていく。

30年ぶりとはいえ、何度も何度も聴いていただけに、
冒頭のドラムスの鳴り方を聴けば、スピーカーとDK5000の位置関係の判断はすぐにつく。
そして、こうやってみよう、と頭では次のやり方を組み立てている。

Date: 6月 8th, 2017
Cate: audio wednesday

第78回audio wednesdayのお知らせ

7月のaudio wednesdayは、5日。
音出しの予定です。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 5月 31st, 2017
Cate: audio wednesday

第77回audio wednesdayのお知らせ(THE DIALOGUE)

別項「THE DIALOGUE」で書いているように、
菅野録音の、このディスクのドラムスの音は、
JBLのスタジオモニター、4343、4350Aとともにあった。

菅野先生はオーディオラボでのモニターにはアルテックの605Bを使われていた。
そのことと理由はステレオサウンド 46号にも書かれている。

だからといってアルテックの605Bで聴くのが、
「THE DIALOGUE」の本当の音ということでないのは、
46号の「レコーディング・ミキサー側からみたモニタースピーカー」を読めばわかることだ。

どのスピーカーで聴くのが……、ということはいえないわけだが、
それでも私にとって「THE DIALOGUE」のドラムスの音の、
ひとつのリファレンスとして4343、4350Aの音がはっきりと残っている。

喫茶茶会記のスピーカーはアルテックである。
ウーファーは416-8C。
4343、4350A搭載の2231Aとは性格の違うウーファーである。

エンクロージュアも4343とは違う。
中高域のユニットも違う。

この喫茶茶会記のスピーカーが、「THE DIALOGUE」をどう鳴らすのか。
ある程度の予想はつくけれど、
その予想の範囲内で鳴らしていてはつまらない。

どんな音で鳴らすのかは、事前に決めているわけではない。
鳴ってきた音に反応して、どう鳴らすかを決めていくつもりだ。

6月7日のaudio wednesdayは、「THE DIALOGUE」だけに的をしぼって音出しである。。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 5月 17th, 2017
Cate: audio wednesday

第77回audio wednesdayのお知らせ(THE DIALOGUE)

オーディオラボの「THE DIALOGUE」は、
ほんとうは5月のaudio wednesdayで、
アルゲリッチのチャイコフスキーのピアノ協奏曲とともに鳴らすつもりでいた。

ハイブリッド盤を注文していたけれど、届いたのはaudio wednesdayの二日後だった。
間にあわなかった。
なので、6月のaudio wednesdayは、「THE DIALOGUE」だけに的をしぼって音出しをしようと思う。

スピーカーのセッティングは、ここ数回はこれまでとは違うやり方をとっている。
今回は両方を試しながらも「THE DIALOGUE」を聴きながらのチューニングを予定している。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 5月 4th, 2017
Cate: audio wednesday

第77回audio wednesdayのお知らせ

6月のaudio wednesdayは、7日。

音出しの予定である。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 4月 28th, 2017
Cate: audio wednesday

第76回audio wednesdayのお知らせ(新アンプで鳴らす)

4月のaudio wednesdayのことは以前書いている。
六本木にあるハーマンインターナショナルのショールームに、
常連のAさんとKさんと一緒に行った後に、夜、audio wednesdayだった。

4月のaudio wednesdayは、Kさん一人だった。
それが理由ではないが、喫茶茶会記の通常のセッティングのままの音出しをした。

セッティングをするのが面倒に思えた、というよりも、
音出しが終った後の片付け、つまり通常のセッティングに戻すのが億劫に感じられて、
いつもの音を聴いているKさんだから……、ということに甘えていたところもあった。

音出しを行っていたのは、喫茶茶会記の三つある空間のLルームである。
その奥にSルームがあり、手前に喫茶室がある。

喫茶室には喫茶茶会記のお客さんが来られる。
この日も、来られていた。

Lルームは特別な遮音がなされているわけでなく、
喫茶室の方にも音は漏れる。

鳴っている音楽(音)に興味をもった人が、
ときどき覗かれることもある。
「いいですか」といって少しの間、聴いていかれる人もいる。
4月のaudio wednesdayの時もそうだった。
ちょうどバーンスタインの「トリスタンとイゾルデ」を鳴らしている時だった。

この時、反省していた。
こういうことがあるのはわかっていた。
だからきちんと鳴らしておくべきだった、と。

4月の音出しは、手抜きだった。
というよりも、何もしていなかった。
その音を聴かせてしまった、と反省している。

きちんとセッティングした音を聴いてもらっていたら、
オーディオを介して音楽を聴くことに興味を持ってもらえたかもしれない。

今後は、人が少なかろうと、
体調不良であろうと、億劫に感じるときでも、
きちんとしたセッティングをこころがける。

5月のaudio wednesdayは3日、夜7時から、
場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 4月 26th, 2017
Cate: audio wednesday

第76回audio wednesdayのお知らせ(新アンプで鳴らす)

5月のaudio wednesdayは3日。

喫茶茶会記のアンプが、
マッキントッシュのMA2275からMA7900に替っての一回目となる。

マッキントッシュのアンプというだけで、
一部のオーディオマニアは、どうせマッキントッシュだろう……、
そんなことをいう人がいる。

そういう人は続けて、こんなこともいう。
「代り映えしないだろう」と。

マッキントッシュのアンプは、古いモノも新しいモノも、
マッキントッシュのアンプという括りができるところは確かにある。

音は、聴かなければわからないものである。

同じマッキントッシュのアンプということで、予想がつくところはある。
その予想が大きくは外れていないであろう、ともいえる自信はある。
それでも、音は聴かなければわからないものであるし、
それでも初めて聴くオーディオ機器に接するのに、
斜に構えていて、何が楽しいのだろうか。

発見する楽しみを忘れてしまった聴き方は、不幸な聴き方でもある。

5月のaudio wednesdayは、まずMA7900の音とMA7900というアンプを楽しもう、と思う。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 4月 6th, 2017
Cate: audio wednesday

ショールーム訪問(その3)

松田聖子の歌でいちばん聴いているのは「ボン・ボヤージュ」だ。
この曲があるのを、Kさんがaudio wednesdayでかけられるまで知らなかった。

どんな内容の歌なのかはインターネットで検索すればすぐに表示される。
恋人の初めてのお泊りの歌詞である。

喫茶茶会記でのaudio wednesdayで、何度となく「ボン・ボヤージュ」を聴いて、
どうでもいい歌詞だな、と思わないわけではなかった。

私一人だけがそう思っていたわけではなかった。

Kさんは昨日も「ボン・ボヤージュ」だった。
「ボン・ボヤージュ」でハーマンインターナショナルのショールームでの試聴ははじまり、
最後にかけたのも「ボン・ボヤージュ」だった。

電源はあらかじめ入れられていても、音を鳴られていたわけではないようで、
ウォームアップの時間は、やはり必要だった。

最初に鳴った「ボン・ボヤージュ」と最後に鳴らした「ボン・ボヤージュ」は同じ音ではない。

ハーマンインターナショナルの女性のスタッフも、
「ボン・ボヤージュ」は初めて聴かれたようだった。

最後に「ボン・ボヤージュ」の歌詞についての感想を述べられた。
ここでは書かないが、そういう受けとめ方は、我ら三人にはまったくなくて、
とても新鮮に感じた。

女性で母親という立場での「ボン・ボヤージュ」の聴き方。
今回得られたもので、いちばん大きいものといえる。

Date: 4月 6th, 2017
Cate: audio wednesday

ショールーム訪問(その2)

デジタル信号の伝送には、有線と無線とがある。
良質のケーブルを使っての有線接続が、
どんな規格の無線接続よりも音質は優れている、と一刀両断する人は、いる。

いまのところ、確かにそうであろうが、
これからは先はわからない。

同じソースを、ディスク、USB、有線接続、無線接続と試聴して、
本来ならば音の印象を述べるべきであるが、
今回はBluetoothのことなどまったく考えてもいなくて、
マークレビンソンのD/Aコンバーターを前にして、急に試してみたくなったので、
いいわけがましいが、厳密な試聴をしての印象ではない。

それでも、これだけの音で鳴るのか、というきが第一印象だった。
簡単に接続でき、iPhoneそのものが音源であると同時に、リモコン的でもある。

こんなに簡単に(安易に)、これだけの音が鳴るのか、と思うはずだ。
もちろん気になる点もあった。

これから改善されていくのかどうか、どこに問題があるのかは、
今回の試聴だけはなんともいえないが、
あなどれないな、というのが正直な感想である。

ハーマンインターナショナルのショールームの音は、まだまだと感じた。
以前知人宅で DD66000のセッティングをいくつか試した印象からすれば、
相当によくなるはずなのに……、と思うけれど、楽しい一時間半が過せた。

得るものがあった。

Date: 4月 6th, 2017
Cate: audio wednesday

ショールーム訪問(その1)

昨日のaudio wednesdayは、実は二部構成だった。
喫茶茶会記での19時からの回の前に、
常連のAさんとKさんの三人で、
六本木ミッドタウンにあるハーマンインターナショナルのショールームに行っていた。

メーカー、輸入元のショールームに行って音を聴くのはひさしぶりである。

ハーマンインターナショナルのショールームは、ハーマンストアの奥にある。
ハーマンストアが出来たばかりの頃、行っている。
ショールームには入らなかったが、意外に狭いな、とその時思っていた。

そんなこともあって、さほど期待していたわけでもなかった。
それでもJBLのフラッグシップモデルDD67000と、
マークレビンソンのフルシステムというのは、やはり聴いておきたい。

特にインターナショナルオーディオショウに、
ハーマンインターナショナルが出展しなくなっているのだから。

ショールームの予約はAさんがやってくれた。
時間は一時間。
ハーマンインターナショナルのスタッフが立ち会われる。

通常はオーディオに詳しい方なのだそうだが、昨日はたまたま休まれているとのことで、
女性のスタッフだった。

マークレビンソンのプレーヤーシステムは、各種フォーマットに対応している。
Kさんは持参されたCDを聴かれた。
AさんはCD、SACD、それからUSBを聴かれた。
私は、というと、CDは持ってきていたが、Bluetoothに対応しているとのことで、
こういうシステムで、いったいどの程度のクォリティで鳴るのか、
その興味の方がまさり、CDは聴かずに、iPhoneに入れているソースを聴いた。

iPhoneに入れているとはいえ、圧縮はしておらず、すべてAIFFでリッピングしたものだ。
マークレビンソンのD/Aコンバーターのン指揮はすんなりいった。
拍子抜けするくらい簡単である。

肝心なのは音である。