第69回audio sharing例会のお知らせ(PIM16KTとつくることについて)
今月のaudio sharing例会は、5日(水曜日)です。
別項で、パイオニアのスピーカーユニットのキットPIM16KTのことを書いた。
それを読んでくださった方から、
未組立てのPIM16KTが一本ありますから譲ります、という連絡があった。
こんな展開になるとは思っていなかった。
なので、今回はPIM16KTを持っていき、つくるというテーマについて話そうと考えている。
最初はインターナショナルオーディオショウが終ってすぐなので、
ショウについて話そうかとも考えていたが、
ショウをじっくりまわる時間がとれそうにないので、他のテーマを考えていたところに、
PIM16KTの話。
昨夜、インターナショナルオーディオショウの後に友人三人で会っていた。
みなオーディオマニアだ。
オーディオの話より、それ以外の話のほうが多かったが、
あるスピーカーのことが話題になった。
非常に高価なスピーカーシステムで、ステレオサウンドでも高い評価を得ている。
これを買った人が、エンクロージュア内部を見たところ、ひどいハンダ付けだったそうだ。
それでハンダ付けのうまい人に、すべてのハンダ付けをやり直してもらったところ、
みちがえるほど音が良くなった、という話だった。
友人のひとりが、本人から聞いている話だ。
そのスピーカーの価格を書いてしまうと、
どのスピーカーなのか特定されるから伏せておくが、ほんとうに高価なスピーカーである。
それでもお粗末なハンダ付けがなされている。
オーディオ機器をつくるということは、いわば接着ともいえる。
接着剤による接着、ハンダによる接着、ボルトやクギによる接着。
そのことにふれながら、語っていく予定だ。
場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。