Date: 12月 19th, 2022
Cate: 終のスピーカー, 組合せ

終の組合せ(その1)

終のスピーカーがやって来た。
だから、終の組合せというものを考えているところだ。

ここでの終の組合せは現実的に購入できる価格帯のモノではなくて、
予算に制約のない、いわば妄想組合せでもある。

ジャーマン・フィジックスのTroubadour 40が、
終のスピーカーとして私のもとにある。

では、このTroubadour 40を中心にしての終の組合せをどう考え、どう展開していくのか。
いまのところ、ただぼんやりとしているだけだ。
はっきりしているのは、D/AコンバーターはメリディアンのULTRA DACということだけ。

この二点だけは決っている。
私にとっては変えようがない決定でもある。

あとはアンプとトランスポートである。
妄想組合せといっても、現行製品のなかから選んでいきたい。

価格の制約こそないものの、
すべての制約をなくしてしまっては組合せを考える愉しみは薄れてしまう。

とはいうものの、これがいちばんの制約のようにも感じている。

Date: 12月 18th, 2022
Cate: Noise Control/Noise Design

CR方法(その28)

ここで書いてきているCR方法は、
もちろんジャーマン・フィジックスのTroubadour 40でもやる。

いまは部屋の片づけに追われているのと、
最初はCR方法を施さない音を十分聴いてからのほうが、
CR方法がTroubadour 40に対して、どう作用するのか。

それはピストニックモーションのスピーカーに対しての作用とまったく同じなのか。
基本的には同じのはずだろうが、変化量も同じなのか。
もしかすると大きいのか小さくなるのか。

そのへんのことをきちんと把握する上でも、来年、少し落ち着いたら、
Troubadour 40にCR方法を施してみる。

Date: 12月 18th, 2022
Cate: ジャーナリズム

オーディオの想像力の欠如が生むもの(その84)

オーディオの想像力の欠如した者は、「正しい音なんて、ない」と断言できてしまう。

Date: 12月 17th, 2022
Cate: アナログディスク再生, 世代

アナログディスク再生の一歩目(その5)

アナログプレーヤーを構成する部品のなかで、カートリッジは交換が簡単に行える。
オーディオマニアならば、カートリッジを複数個持っている人は大勢いる。

いまは、カートリッジはこれだけです、という人でも、
そこにたどりつくまでにはいくつものカートリッジを使ってきたはずだ。

けれどトーンアームとなるとどうだろうか。
トーンアームの比較試聴をしたことがある人は、それほど多くないはずだ。
まして若い世代となると、トーンアームの比較試聴をやったことのある人は、
もっともっと少なくなる。

同じカートリッジであってもプレーヤーシステムがかわれば、音はかわる。
プレーヤーシステム全体の比較試聴をしたことのある人は、そこそこいよう。
けれどトーンアームをつけ替えても比較試聴となると、どうだろうか。

私はステレオサウンドで働いていたから、トーンアームの比較試聴の機会にめぐまれた。
けれどそうでなかったら、どれだけのトーンアームの試聴ができただろうか。

昨晩のaudio sharingの忘年会で、私より若い世代の人との話で、
やはりトーンアームのこのことが話題になった。

カートリッジとターンテーブルはそのままでトーンアームの比較試聴の機会はない──、
そうだろうと思いながら聞くだけしかできなかった。

そういう機会を、いまのところつくることもできないし、
ここに行けばトーンアームの比較試聴ができるよ、というところはあるのだろうか。
私は知らない。

Date: 12月 17th, 2022
Cate: 会うこと・話すこと

会って話すと云うこと(その31)

昨晩は、audio sharingの忘年会だった。
四谷三丁目の喫茶茶会記がなくなり、audio wednesdayをやらなくなって二年。
今年9月に再開したけれど、仮再開といった感じで、
喫茶茶会記のように、毎回決ったところに集まってという感じでは行えない。

audio wednesdayの常連だった方たちとはときおり会うことはあっても、
常連の人たちが集まってということは、二年間なかった(やらなかった)。

昨晩は私を含めて九人。
ひさしぶりに常連の人たちが、ほぼ揃った感じだった。

みな音楽好き、オーディオ好きだから、年齢に関係なく話は盛り上る。
約三時間、いろんな話題が出て、たっぷり笑っていた。

やっぱりこうやって集まるのはほんとうに楽しい。
年一回であっても、こういう集まりはやっていきたい。

Date: 12月 16th, 2022
Cate: German Physiks

ジャーマン・フィジックス Troubadour 40のこと(そのセッティング)

持っていないので私のところでは試していないが、
知人宅でTroubadour 40のセッティングで、あることを試してみた。

知人は磁石の反発力を利用したフローティング機構のSAPを持っていた。
Troubadour 40の下にSAPを置く。
つまりTroubadour 40をフローティングしたかっこうになる。

試す前から、そうとうな音の変化が得られるであろうことは、
以前、スピーカーシステムをコロ支持することでの音の変化を体験しているだけに、
容易に想像がついていた。

出てきた音の変化は、予想を超えていたところもあった。
結果は成功といってよかった。

なので私のところのTroubadour 40でも同じことを試すつもりである。
と同時に気になる製品がある。

ウェルフロートのバベルである。

試してみたいと思っても、そうとうに高価なモノだ。
しかもTroubadour 40用には二台必要となるから、さらに高価となる。

私はバベルを試したことはないし、実物をみてもいないが、
友人は、このバベルによる音の変化を録音の現場で体験している。

その音の変化を興奮気味に語ってくれたことからも、
そうとうな実力だということは伝わってきた。

Troubadour 40とウェルフロートのバベル。
ユニークな組合せとなるはずだ。

Date: 12月 15th, 2022
Cate: 終のスピーカー

終のスピーカー(Troubadour 40と4PI)がやって来た!!!(余談)

JBLのハークネスの上には、預かりもののJBLの375+537-500がのっている。
そのすぐ近くにTroubadour 40と4PI PLUS.2を置く。

菅野先生のところと見た目だけは近くなる。

Date: 12月 15th, 2022
Cate: ディスク/ブック

バッハ ヴァイオリン協奏曲

この数日、集中して聴いていたのは、バッハのヴァイオリン協奏曲である。
古い録音から最新録音まで、TIDALで検索してめぼしいと感じた録音をかなり聴いた。

聴いて気づいたことは、私だけのことなのかもしれないが、
他の曲(バッハにかぎらず、他の作曲家の作品)では、
演奏が素晴らしければ、録音の古さはそれほど気にしなかったりするのだが、
バッハのヴァイオリン協奏曲に関してだけは、録音の出来がひどく気になってた。

録音が優れていても演奏が……、というのはいらない。
演奏は優れていても、録音がやや……、というのが、なぜか気になる。

ヒラリー・ハーンがドイツ・グラモフォンに移籍した第一弾となった録音、
ジェフリー・カヘイン指揮ロサンジェルス室内管弦楽団とによる演奏が、
私には、他のどの録音よりも魅力的に感じた。

SACDで出ていたはずだからDSD録音なのか。
TIDALでは88.2kHzのMQAで聴ける。

2003年に出たアルバムを、いまごろ聴いて、うわーっと驚いているしだい。

Date: 12月 15th, 2022
Cate: 純度

純度と熟度(とモービル・フィデリティの一件・その7)

ステレオサウンド 225号にも、モービル・フィデリティの、
いわば擬装事件のことは記事になっていない。

この件は今夏にあきらかになっている。
すでに半年が経っている。けれど記事にはなっていないということは、
来年3月発売の226号で記事になる可能性は、かなり低い。

おそらくそのままだんまり、黙殺、無視だと私は思っている。
記事になることを期待していたわけではなかったし、
決して取り上げないだろうと思っていたから、やっぱりか、とおもうだけである。

そしてもうひとつ、別項で書いているショルティの「ニーベルングの指環」。
現時点で「ラインの黄金」と「ワルキューレ」のSACDが発売になっている。
e-onkyoやTIDALではMQAの配信もある。

これまでにエソテリックのSACD、デッカのBlu-Ray Audio盤、
ステレオサウンドのSACD、そして今回のSACDと配信(192kHz、24ビット)。

それぞれにマスターテープから、と謳っているけれど、
ここにきて、それぞれのマスターテープが何を指しているのかが明らかになっている。

この件も記事にしないのだろうか。

それともモービル・フィデリティの件とあわせて、
マスターテープの定義についての徹底した記事を出してくるのだろうか。

Date: 12月 14th, 2022
Cate: 世代

世代とオーディオ(その表現・その11)

フツーにおいしい、フツーにいい音。
これらの「フツー」とは、一種の予防線のようなものだと感じていると、
その10)で書いている。

いまもそう考えているけれど、もうひとつ思うようになったことがある。
フツーにおいしい、フツーにいい音は、背徳感を孕んでいない、ということだ。

Date: 12月 14th, 2022
Cate: 老い

老いとオーディオ(若さとは・その19)

老成ぶっている人たちは、もしかすると、
自分にはもうのびしろがない、ということに気づいている人なのかもしれない。
はっきりと気づいていなくとも、なんとなく感じているのかもしれないからこそ、
老成ぶるしかないのか──、
のびしろがないこと、なくなってしまったことを、
素直に受け入れられるのであれば老成ぶることはないのかもしれない。

ここにきて、そうおもう。

Date: 12月 14th, 2022
Cate: オーディオ評論

オーディオ評論をどう読むか(その13)

2021年3月の(その9)で、下記のことを書いた。

はっきり書けば、ステレオサウンド編集部は黛 健司氏を冷遇している。
そんなことはない、と編集部はいうだろう。

そんな意識はないのかもしれない。
それでも黛 健司氏はステレオサウンド・グランプリの選考委員になれていない。
なぜだろう、と思っている人は私以外にもいる。

山之内 正氏が、そう遠くないうちに、
ステレオサウンド・グランプリの選考委員になることはあるだろう。
そうなっても黛 健司氏は選考委員ではなかったりするのではないか。

これを書いたときから一年九ヵ月ほど経ち、
ステレオサウンド 225号が発売になった。

ステレオサウンドのウェブサイトをみると、
ステレオサウンドグランプリの選考委員に、山之内 正氏の名前がある。
黛 健司氏の名前はない。

225号のベストバイからは柳沢功力氏と和田博巳氏の名前が消え、
ここにも山之内 正氏の名前が今回加わっている。

Date: 12月 13th, 2022
Cate: 映画

TÁR

10月に“TÁR (Music from and inspired by the motion picture)”について書いている。
映画「TÁR」のサウンドトラック盤だ。

とはいえ、映画「TÁR」は日本ではまだ公開されていない。
2023年公開予定で、いつになるのかは決っていなかった。

それがここ数日、海外の映画の賞でノミネートされたり選ばれたりしていることが続いたのか、
ようやく公開月が決った。

そのくらい海外での評価は高い。
予告編をみても期待がもてる。

サウンドトラックを聴くと、それはさらに大きくなっていく。
この作品だけは見逃せない。

ただ気になるのは邦題が決っていないためもあって、
「TÁR」を「ター」と表記している映画関係のサイトがいくつか目につく。
タールのはずなのに……。

Date: 12月 13th, 2022
Cate: German Physiks

ジャーマン・フィジックス HRS130(とベストバイ・その2)

今日(12月13日)は、ステレオサウンド 225号の発売日。
いまではKindle Unlimitedで読めるので、公開されるまで待てばいい。
なのでKindle Unlimitedを利用するようになって、
書店でステレオサウンドを手にすることも、ほぼない。

でも今日だけは、ちょっととはいえ立読みしてきた。
ベストバイでジャーマン・フィジックスのHRS130がどれだけ星を獲得しているか、
それだけが知りたかったからだ。

三人が星を入れていた。
みな一つ星だった。

予想としていたとはいえ、やっぱりその程度の評価なのか……、と思うしかない。
B&Wの802 D4は、HRS130よりも高い評価になっている。
これは昨年の結果からもわかっていたことといえるし、納得もいく。

ここで考えるのは、ベストバイという企画が、
以前のように価格帯関係なしの選定であったら──、ということだ。

Date: 12月 13th, 2022
Cate: ディスク/ブック, 映画

MEN 同じ顔の男たち

昨日、映画「MEN 同じ顔の男たち」を観てきた。

予告編をみたときから、ぜひ観たいと思っていた。
予告編以上に不気味というか不快な映画だから、
おもしろい映画だから、観てほしい、とすすめたりはしない。

よく、この内容でR15+で済んだな、と思うようなシーンが終盤にある。
この時代だからこそ可能な映像であるから、よけいに生々しい。

昨晩は帰宅してから、
TIDALで「MEN 同じ顔の男たち」のサウンドトラックをすぐさま検索した。
あった。

映画を観ていない人、観たくない人にも、こちらはおすすめしたい。
音もよい。