仮想アース(こういう方法も……・その15)
四谷三丁目にあった喫茶茶会記でaudio wednesdayをやっていた時、
セッティングを終え、音出しの準備をあれこれやっていた時、
マッキントッシュのプリメインアンプのアース端子にアース線(2m弱)をつけたままだったことがある。
マッキントッシュのアンプの方だけが接続されている状態だから、よく言われるアース線がアンテナになる状態である。
私も基本的にはそう捉えていたのだが、この時の音は違っていた。
アース線を外し忘れていたことに気づき外した音を聴いて、おやっ、と感じた。
片方が浮いているケーブルはアンテナになると考えられる。なのに聴感上のS/N比がよく感じられる。細部の明瞭度がいい。
片方が浮いているアース線はアンテナなのに、どうして──となる。
考えられるのは、アンテナには受信用と送信用とがあること。
アンテナ・イコール・受信用とすぐに考えがちだが、場合によっては送信用アンテナとして働いてくれれば、
音が悪くなるどころか良くなる可能性も出てくる。